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AIエンジニアにオススメのプログラミング言語6選 | 選び方と言語ごとの特徴を解説

  • #プログラミングスクール

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「AIエンジニアになりたいんだけど、何から始めればいいの?」

「AIエンジニアになるためにオススメのプログラミング言語ってある?」

このように悩んでいる人は、多くいます。AIエンジニアを目指すにあたって、習得するプログラミング言語は重要です。

しかし、プログラミング言語の数は多いため、いざ勉強しようと思っても何を学べばいいのか迷ってしまいます。

そこで今回は、初心者の人に向けて「AIエンジニアになるために習得しておきたいプログラミング言語」を8つ紹介します。自分に合ったプログラミング言語の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。


監修者

古里 栄識

クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

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AIとプログラミング言語の基礎知識

習得しておきたいプログラミング言語を紹介する前に、まずはAIとプログラミング言語のおさらいをしておきましょう。以下の点を知っておくと、言語を選びやすくなります。

  • AIとは人工知能のこと
  • プログラミング言語とはコンピューターに処理を命令する言語形式のこと
  • AIを活用すれば業務を効率化できる

AIとは人工知能のこと

AIは、「Artificial Intelligence」の略であり、日本語にすると人工知能のことです。コンピューターを使って、人間がする複雑で高度な情報処理を実現する技術を指します。

近年だと、例えばチェスや将棋でAIが導入されたり、言語を翻訳するAIが使用されたりといったケースがあります。ChatGPTのような対話型のサービスを思い浮かべる人もいるでしょう。

1950年代から研究が開始されていましたが、技術の進歩により2010年代以降、急速に発展を遂げています。

プログラミング言語とはコンピューターに処理を命令する言語形式のこと

プログラミング言語とは、簡単に言えばコンピューターに命令を出すためのツールです。私たちが普段使っている日本語と同じように、コンピューターが理解できる言葉と認識しておきましょう。コンピューターは、プログラミングされた言語を使用して、データ処理や計算を行います。

そのため、人間とコンピューターの両方が理解できる形式となってます。AIエンジニアを含めて、エンジニアを目指すのなら習得しておきたいスキルの1つです。

AIを活用すれば業務を効率化できる

AIの活用により、多くの業務が自動化・効率化されています。近年は多くの企業が導入しており、AIを扱うAIエンジニアの存在は、ますます高まっているのが現状です。

特にAIは、繰り返し発生するタスクや、大量データの分析を迅速に処理する能力に長けています。例えば、顧客サービスでの問い合わせ対応だったり、ビッグデータの収集だったり。人がやるとミスが発生してしまうような業務でも、AIならスピーディーに処理してくれます。

結果、企業はより戦略的な業務に、従業員を集中できるようになるでしょう。労働力不足やコスト削減はもちろん、生産性の向上や業務効率化など大きなメリットがあるのです。


AIエンジニアとはAIの開発を担うエンジニア

AIエンジニアは、AI技術を使って問題を解決する専門家です。様々なデータをAIに与え、処理させてAIを教育していきます。もちろん、AIの開発をすることもあります。

そのため、AIに関する業務を請け負うエンジニアと認識しておくと良いでしょう。AI技術は今後ますます普及していくと考えられるので、将来性にも期待できるエンジニア職です。


AIエンジニアにオススメのプログラミング言語6選

AIに適したプログラミング言語は多数あります。その中からAIエンジニアを目指すなら習得していきたい言語として、以下の8つをオススメします。習得しやすいものから身につけていきましょう。

  • Python
  • R言語
  • Julia
  • JavaScript
  • C++
  • Java

Python

Pythonは、AI開発で最も推奨される言語です。AI開発をするならとりあえずPythonを選べば良いでしょう。それくらい、AIに強い言語となっています。他にもWebやゲームも作れるため、汎用性もあります。

人気の理由は、読みやすく学びやすい構文。コミュニティも多く、ライブラリや支援ツールも充実しているため、初心者が習得しやすい言語です。

AIエンジニアを目指すなら、真っ先に習得しておきましょう。

R言語

R言語は、統計分析とデータ可視化に強みを持つ、オープンソースのプログラミング言語です。Pythonが登場するまでは、機械学習の筆頭でした。

もともと統計学の側面から開発された経緯があるため、特に統計に特化しています。短いコードで、統計やデータ解析を簡単にできます。

ただし、ビッグデータのような規模の大きいデータ処理には、メモリに負荷がかかります。ディープラーニングに関する機能も少ないため、Pythonほどの汎用性はありません。

Julia

Juliaは、高速な数値計算が可能なオープンソースのプログラミング言語です。日本ではあまり知名度がありませんが、処理速度が速いこともあって、大規模な数学的処理を必要とするAI開発に適しています。

習得難易度も比較的易しく、文法もシンプルで習得しやすい言語です。人気も高まっているため、今後AI開発の分野で求められるケースも増えてくるでしょう。

JavaScript

JavaScriptは、現在のWebページには欠かせないプログラミング言語です。HTML/CSSとともに使用されています。習得すれば、WebサイトやWebアプリなど、幅広いシーンで活躍できるでしょう。

PythonやJuliaのように機械学習に特化しているわけではありませんが、機械学習ライブラリを使えば簡単に導入できます。習得難易度も易しいため、ライブラリで実装さえすれば、初心者でも学びやすいでしょう。

C++

C++はC言語を拡張したプログラミング言語です。汎用的な言語なので、大規模システム開発やアプリ開発、組み込みソフトウェアの開発など様々なシーンで利用されています。

AIや機械学習に特化しているわけではありませんが、処理速度が非常に速く安定しているため、複雑なコーディングが可能です。

特に速度を求められるAI開発では良く利用されているので、習得するメリットは大きいと言えるでしょう。ただし、習得難易度は難しい言語です。

Java

Javaは、JVMという仮想マシンの上で動くプログラミング言語です。実行速度が非常に速く、C言語より多少遅い程度となります。

Javaは豊富なライブラリが魅力であり、ディープラーニング用のライブラリや機械学習用のライブラリが公開されています。JVMを使ったシステムにAI技術を組み込む際に重宝するでしょう。

一方で、PythonのAIライブラリと比べると充実度では物足りなく感じます。既にJavaを使っている人が、AIエンジニアを目指す場合に習得すると良いでしょう。


AIエンジニアとして習得するプログラミング言語の選び方3選

AIエンジニアに向けて言語を習得する際、何を選べばいいのかわからない人もいるでしょう。迷った場合は、以下の点を意識して考えてみてください。

  • 学習コストやわかりやすさを重視する
  • 対応言語が多いフレームワークで選ぶ
  • 将来性で選ぶ

学習コストやわかりやすさを重視する

まず、意識したいのが、わかりやすく学びやすいプログラミング言語かどうかです。継続的に開発やメンテナンスをすると考えた場合、使いこなせる人が多い言語の方が活躍できる機会が多くあります。

AIの場合、Pythonがその代表格です。直感的な構文なのに使用できる範囲が広いため、様々な場面で活用できます。

学習コストも低いため、学びやすいメリットもあります。プログラミング言語を学習する際は、なるべく理解しやすいものを選びましょう。

対応言語が多いフレームワークで選ぶ

フレームワークのサポート範囲が広いかどうかも、チェックしましょう。フレームワークは、プログラミング言語を使って開発する際に、必要な機能があらかじめ用意されているツールです。

何もない状態から開発するのと、必要なものが揃っている状態から開発するのとどちらが良いかは、一目瞭然ですね。

例えば人気のフレームワークとして、以下の2つがあります。

  • TensorFlow
  • PyTorch

ただフレームワークは非常に便利なのですが、対応できる言語とできない言語があります。なるべく対応言語が多いフレームワークがあるかも、確認しておくと良いでしょう。

将来性で選ぶ

AIエンジニアとして活躍したいのなら、将来性も重要です。長期的なキャリア形成において意識したいポイントでもあります。

例えば、2024年4月現在において、SwiftやGo言語といった言語が注目されています。クラウドや大規模データ処理において高いパフォーマンスを発揮するためです。

IT技術は日々進歩しているため、人気だという点以外でも判断するようにしましょう。


AIエンジニアはAIに強いプログラミング言語を習得しよう

AIエンジニアは、AIに関する業務を担うエンジニアです。AIに強いプログラミング言語を習得することで、活躍できる機会が増えるでしょう。

中でも最も人気なのが、Pythonです。汎用性も高いため、迷ったらとりあえず選んでおけば問題ありません。ただ、Python以外にも様々な言語があるため、将来のキャリア設計を考えながら選ぶようにしてくださいね。

もしAIエンジニアになりたいけど習得するプログラミング言語で悩んでいる人は、プログラミングスクールでの学習も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。


よくある質問

AIで使われている言語は?

AIシステムの開発で良く利用されているのは、以下の言語です。

  • Python
  • C++
  • Julia
  • R言語
  • JavaScript

なぜAIはPythonなのか?

Pythonはプログラミング言語の中でもクセがなく、使いやすいためです。習得難易度の低さと汎用性の高さから、選ばれています。

ChatGPTは何のプログラミング言語を使っている?

主にPythonで開発されています。

AIプログラミングでPython以外で使われる言語は?

以下の言語が使われています。

  • R言語
  • Julia
  • JavaScript
  • C++
  • Java
  • Haskell
  • Matlab
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