スキル
【必見】初心者でも独学でアプリを開発する方法を手順で解説。注意点も紹介
- #プログラミングスクール
更新
「独学でアプリを開発したいんだけど、難しい?」
「独学でアプリを開発するなんて難しいんじゃないの?」
このように考えている人は、多くいます。実際、アプリを開発しようと思っても、難しいんじゃないかと足踏みしてしまうのです。
ですが、正しい方法と手順を踏めば、アプリ開発は誰でもできます。1度でも開発できればエンジニアとして成長できるのはもちろん、ポートフォリオとしても役立ちます。メリットは非常に大きいと言えるでしょう。
この記事では、「独学でアプリ開発をする方法」を解説しています。他にも「アプリ開発をする前に知っておきたいポイント」や「注意点」も紹介しているので、アプリ開発を考えている人はぜひ参考にしてください。
監修者
古里 栄識
クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師
慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。
アプリ開発を独学でする前に知っておきたい4つのポイント
アプリ開発と独学で進める前に、まずは以下のポイントを知っておきましょう。モチベーションが変わって、前向きに開発できるでしょう。
- アプリ開発は独学でも可能
- 独学で開発できるアプリの種類
- 独学でする際に必要な期間
- 独学でする際に準備したいもの
アプリ開発は独学でも可能
アプリ開発と聞くと難しいように感じますが、実際は難しくありません。以下の3つさえあれば、誰でもできます。
- 学習時間
- 開発時間
- 開発環境
簡単なアプリなら特殊な環境や設備も必要ないため、独学でも十分に開発可能です。インターネットには初心者に役立つ資源も豊富にあるため、開発に時間をかけられるなら最後まで取り組めるでしょう。
独学で開発できるアプリの種類
独学で開発できるアプリの種類は、多岐にわたります。シンプルなタスク管理ツールから、複雑なデータベース管理システムまで、様々です。それらをざっくり分けると、以下の3つになります。
- Webアプリ
- ネイティブアプリ
- ハイブリッドアプリ
それぞれ使用するプログラミング言語が違うため、どのような言語を使って開発するのかは重要です。特にネイティブアプリの場合、iOSのアプリではMacのパソコンが必要になります。
開発時にはどのような形のアプリを作りたいのかを、必ず決めておきましょう。
独学でする際に必要な期間
アプリ開発を独学でする場合、必要な時間はアプリによって異なります。平均すると200時間~300時間ほど必要です。
当然ながら、シンプルなアプリほど開発期間が短くなります。普段の勉強と並行しながら開発する場合、無理のない開発スケジュールを立てると良いでしょう。
独学でする際に準備したいもの
アプリ開発を独学で始めるためには、適切な開発環境の準備が必要です。まずは以下を揃えましょう。
- アプリを開発できるパソコン
- インターネット環境
- IDE(総合開発環境)
- 教材
- 学習時間
パソコンは、プログラミングに適したスペックを選びましょう。開発をスムーズに進めるために、参考書なども必要です。どれだけ忙しくても開発できるように、時間の確保も重要になってきます。
道具を揃えるとモチベーションアップにも繋がるので、自分が気に入ったものを選んでみるのも良いでしょう。
独学でアプリ開発をする手順
独学でアプリを開発する際、以下の手順で進めてください。自由に進めると、途中で開発できなくなる可能性があるので、注意が必要です。
- 作りたいアプリのイメージを決める
- 使用するプログラミング言語を決める
- プログラミング言語のスキルを身につける
- サンプルアプリを真似して作ってみる
- 実際にアプリを作る
Step1.作りたいアプリのイメージを決める
まず、作りたいアプリのイメージを決めましょう。この際、具体的に決めてください。作りたいアプリによって使用する言語やプログラミングソフトが変わるため、重要なポイントです。
また、作りたいアプリを具体的な部分まで考えると、使用者がどのような機能を必要とするかもわかるようになります。まずは自分がどのようなアプリを作りたいのか、明確にしておきましょう。
Step2.使用するプログラミング言語を決める
開発したいアプリが決まったら、次に開発で必要なプログラミング言語を選びます。オススメは、Web上で情報の多い言語です。わからない部分や困ったときに、検索すればすぐに解決できます。
また、アプリによってはOSで言語が異なるケースもあります。iOS用アプリならSwift、Android用ならKotlinといった形です。
選んだ言語が将来の開発現場でも使えると、開発するメリットはさらに大きくなります。慎重に選びましょう。
Step3.プログラミング言語のスキルを身につける
開発する言語を選べたら、次にその言語のプログラミングスキルを身につけましょう。書籍やオンライン講座、無料のチュートリアルなどを使って基本から学び、少しずつ経験を積んでいってください。
一朝一夕で身につくようなスキルではないため、腰を据えて取りかかりましょう。
Step4.サンプルアプリを真似して作ってみる
ある程度プログラミングができるようになったら、サンプルアプリを参考にしながら自分でアプリを作る練習をしてみましょう。実際に手を動かすことで、学んだスキルを確認できます。
また、アプリ開発をする大まかな流れもつかめます。アプリ開発への理解度を深められるため、非常にメリットの大きい方法です。
Step5.実際にアプリを作る
最後に、これまでの学習と練習を生かして、自分だけのオリジナルアプリを完成させます。開発する際は、以下の手順を意識しましょう。
- 作りたいアプリのコンセプトを決める
- アプリの設計をする
- 開発のスケジュールを決める
- 開発する
- テストする
- リリース
プロジェクトの計画から開始し、設計、コーディング、テストを経て、アプリをリリースします。実際のアプリ開発でも同じプロセスです。
この際、あまりこだわりすぎないようにしましょう。こだわりすぎると時間がかかるためです。あらかじめ妥協できない部分を決めておくと、判断しやすいのでオススメです。
アプリ開発を目指して、スケジュールに沿って進めていきましょう。
アプリを独学で開発する際の注意点3選
アプリを独学で開発する際に、注意しておきたいポイントがあります。特に以下の3つには気を付けましょう。
- 毎日学習する
- 質問サイトを活用する
- エラーやバグはつきものと考える
毎日学習する
アプリ開発をする際、毎日学習するように意識しましょう。プログラミングに限らず、人は継続しないとすぐに忘れてしまいます。1日の遅れを取り返すには3日が必要と言われるほどです。
そのため、どれだけ忙しくて疲れていても、毎日学習するようにしてください。5分だけでもいいので学習時間を作ればOKです。記憶が定着し、モチベーションの維持もできます。
まずは毎日学習する習慣をつけるようにしましょう。
質問サイトを活用する
独学中に遭遇する問題や疑問に対処するために、オンラインの質問サイトを積極的に利用してください。独学だと、わからない部分をそのままにして挫折するケースが多くあります。そうならないためにも、第三者の視点から解決できる場所は重要です。
質問サイトが難しい場合は、コミュニティに参加するのも良いでしょう。自分だけでは解決できない問題に遭遇した際に、質問できる場所は必ず確保しておいてください。
エラーやバグはつきものと考える
アプリ開発において、エラーやバグはつきものです。避けられません。バグやエラーなく開発できることはないので、学習する過程の一部と考えておきましょう。失敗は成功の母とも言います。問題解決の技術を養う機会としても、貴重です。
実際、多くの開発者がエラーやバグで躓きながらも、開発を進めるうちに問題解決能力を向上させています。実際のプロジェクトにおいても役立つ貴重な経験なので、プラスに考えましょう。
独学でもコツコツやればアプリを開発できる
アプリ開発は、独学でも可能です。時間はかかりますが、挑戦するとエンジニアとして大きく成長できるでしょう。
開発する際は、まず何を作りたいのかを明確にしてください。ゴールを定めておけば、目標に向かって学習しやすくなります。毎日の時間管理も忘れずに、ぜひ自分だけのアプリを開発してみてくださいね。
もしアプリを独学で開発できるか不安な人は、プログラミングスクールでの学習も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。
よくある質問
アプリ開発を独学で学習するにはどれくらい時間がかかりますか?
綿密な学習計画を立てた場合、200時間~300時間が目安です。要領の良い人なら、簡単なWebアプリなら作成できるようになるでしょう。
アプリ開発に何年かかる?
開発するアプリによります。簡単な機能だけのものなら、1ヶ月程度でできるでしょう。一方で、機能が多くなると6ヶ月以上かかることも。アプリの機能や規模で変わると考えて起きましょう。
アプリ開発は何から始めればいいですか?
初心者ならJavaがオススメです。Android開発でも使えるため、ネット上にも多く情報があります。疑問点やエラーを解決しやすく、挫折せずに開発できるでしょう。
アプリを開発するにはいくら費用がかかる?
アプリ開発の費用は、人件費と開発期間で決まります。以下のような形です。
- 初級SE:60万~100万円
- 中級SE:80万~120万円
- 上級SE:120万~160万円
独学の場合、人件費はかからないので、導入する設備代とネットワーク費用程度で済みます。