スキル
【必見!】エンジニアにとって英語力は必須スキル?英語力が必要な理由とメリットをわかりやすく解説
- #プログラミングスクール
更新
「エンジニアにとって英語って必要?」
「エンジニアを目指すなら英語力ってあった方が良い?」
このように考えている人は多くいます。英語力は、多くのエンジニアが感じる疑問の1つです。キャリアにも大きな影響を与えるかもしれないため、気になるのは当然といえるでしょう。
結論からいえば、エンジニアに英語力は必須です。あるなしでは大きく異なります。
そこで今回は、「エンジニアに必要な英語力」について解説します。「英語力が必要な理由」はもちろん、「英語力を身につけるメリット」「英語力を鍛える方法」も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
監修者
古里 栄識
クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師
慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。
エンジニアに必要な英語力
エンジニアとして仕事をしてると、「英語力があったらなぁ」と思う場面に必ず遭遇します。その際、最低でも以下の英語力を身につけておくと、解決できる可能性が高くなります。
- 最低でも英検3級レベル
- TOEICなら700点以上が目安
最低でも英検3級レベル
エンジニアとしての仕事を円滑に進めるためには、最低でも英検3級レベルの英語力が必要です。多くのプログラミング言語や技術文書が英語で書かれているため、基礎的な英語力があるかどうかが重要なためです。
近年は、日常的な英会話や基本的な技術用語の理解が求められる場面が増えています。英検3級程度の英語力があれば、基本的な文法や単語を理解し、簡単な文章を読み書きできるようになります。技術情報の収集やコミュニケーションをスムーズに進められるでしょう。
TOEICなら700点以上が目安
エンジニアに必要な英語力は、TOEICで考えると700点以上が目安です。それだけあれば、ビジネス英語の実力として全く問題ありません。技術文書の読解やミーティングでの基本的なコミュニケーションも楽にできるでしょう。
グローバルなチームと連携する際や、海外の最新情報を迅速にキャッチアップする際もスムーズです。さらにTOEICスコアが700点以上あれば、転職や昇進の際にも大きなアピールポイントになります。
エンジニアに英語力が必求められる3つの理由
英語を学ぼうと考えているエンジニアの中には、なぜ必要なのか疑問に感じている人もいるでしょう。エンジニアに英語力が求められるのには、以下の3つの理由が関係しています。
- プログラミング言語のベースが英語だから
- 最新情報は英語で発信されるため
- オフショア開発が進んでいるため
プログラミング言語のベースが英語だから
まず、エンジニアに英語力が求められる理由として、プログラミング言語のベースが英語という背景があります。多くのプログラミング言語が英語で作られているため、変数名や関数名なども英語です。そのため、英語力がないと、プログラムの構造や意味を理解することが難しくなります。
また、プログラミングに関する書籍や資料も英語で書かれているものがほとんどです。最新情報も英語での発表が多いため、英語力がないと最新の情報を入手することもできません。
ベースとなっている言語だからこそ、英語力を身につける意義は非常に大きいのです。
最新情報は英語で発信されるため
技術の進化が早いIT業界では、最新情報をいち早くキャッチできるかが重要です。しかし、最先端の技術情報や論文は、ほとんどが英語で発信されています。日本語で発信されているのは、ごく一部です。
そのため、英語力がなければ新しい技術やトレンドを把握するのが遅れ、競争力を失う可能性があります。ですが英語力があれば、最新の情報を迅速に取り入れ、常に一歩先を行くエンジニアになれます。技術的な優位性を保ち、キャリアアップにも繋がるでしょう。
オフショア開発が進んでいるため
近年、IT企業ではコスト削減のため、オフショア開発と呼ばれる海外での開発を積極的に進めるようになっています。
オフショア開発では、海外のエンジニアとやり取りする機会が多くなります。そのため、英語力がないと、スムーズにコミュニケーションを取ることができません。プロジェクトが滞ってしまう可能性があるため、これからの仕事において英語力は非常に重要なのです。
エンジニアが英語力を身につける6つのメリット
エンジニアが英語力を身につけるメリットとして、以下があります。
- 外国人との仕事をスムーズに進められる
- 最新情報をいち早く入手できる
- 仕事の幅が広がる
- コード入力時のミスを減らせる
- 海外で働くチャンスを得られる
- 転職時に役立つ
外国人との仕事をスムーズに進められる
グローバル化が進むIT業界では、海外のエンジニアと共同でプロジェクトを進める機会が増えています。英語力があれば、そうした際にも海外のエンジニアとスムーズにコミュニケーションを取れます。プロジェクトを成功に導くのも容易になるでしょう。
また、英語でのコミュニケーションは、単に情報を伝えるだけでなく、文化や習慣の違いを理解するのにも役立ちます。チームで動くため、相互理解を深めるという面でも習得するメリットは大きいといえます。
最新情報をいち早く入手できる
IT業界は常に進化しており、新しい技術や情報が日々発信されています。ですが、最新情報のほとんどは英語での発信です。英語がわからないと、翻訳された情報を待たなければいけません。
ですが、英語力があれば、最新情報にいち早くアクセスできます。常に最新技術を学べ、日本語の情報収集よりも幅広い情報も得られます。エンジニアにとって非常にメリットが大きいのです。
仕事の幅が広がる
英語力があると、国内外問わず多くの仕事に挑戦できるチャンスが広がります。特にグローバル企業や国際的なプロジェクトに参加する機会を逃してしまう点は、非常に大きいといえるでしょう。
英語力を身につけていると、海外のプロジェクトや国際的なチームとの仕事に挑戦できるようになります。キャリアの選択肢が増え、自分のスキルを最大限に活かせる仕事に取り組めます。
コード入力時のミスを減らせる
プログラミング言語の多くが英語ベースであるため、英語力があるとコード入力時のミスを減らせます。英語の変数名や関数名、エラーメッセージを正確に理解できるため、誤解やミスを避けるといった効果にも期待できます。
特に複雑なコードを書く際は、英語力が重要です。コードの意味を正確に把握し、効率的にデバッグもできるでしょう。
英語力があるとコード入力時のミスを減らせるのはもちろん、開発のスピードと品質が向上し、作業効率が大きく上がります。
海外で働くチャンスを得られる
英語力があると、海外で働くチャンスも広がります。グローバル化が進む現代では、海外の企業で働くことはキャリアアップの1つの選択肢です。
そのような中で、英語力があれば海外の求人にも応募しやすくなり、国際的なキャリアを築きやすくなります。世界中で活躍できるエンジニアになれるでしょう。
転職時に役立つ
英語力があると、転職活動でも有利です。多くの企業がグローバル展開を進めているため、英語ができるエンジニアを求めています。英語力があれば、履歴書や面接でのアピールポイントとなり、採用の可能性が高まるのです。
特に、外資系企業や国際的なプロジェクトに携わる企業では、英語力が評価されます。英語を習得できれば自分の市場価値を高め、より良い条件での転職もできるでしょう。
エンジニアにオススメの英語力を鍛える方法4選
エンジニアが英語力を身につけるメリットはわかったものの、英語力を鍛える方法がわからないという人もいるでしょう。そのような場合は、以下の方法で英語力を鍛えてみましょう。
- テキストや英単語表を使う
- 英語のメディアや本を読む
- 技術書を日本語と英語を使って読み合わせる
- スマホアプリを使う
テキストや英単語表を使う
英語力を鍛える基本は、やはり基礎的な単語と文法を身につけることです。日本語と同じように、基本的な部分がわかっていないと読み書きできません。テキストや英単語表を使って、毎日コツコツと学習しましょう。
その際、自分に合ったレベルのテキストや英単語表を選ぶようにしてください。難しいと挫折してしまう可能性があります。隙間時間を使って学習できるように、スマホアプリなどを活用するのもオススメです。
英語のメディアや本を読む
英語力を伸ばすためには、日常的に英語に触れるのも重要です。英語のニュースサイトや技術ブログ、技術書に目を通して、リアルタイムの情報や専門知識を学びましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、継続していると次第に理解が深まります。英語への苦手意識もなくなっていくので、1ヶ月もすれば抵抗なく読めるようになる人が大半です。
興味のある分野の英語メディアを選べば、学習が楽しくなり、モチベーションも維持しやすくなります。まずは英語に触れて、抵抗感をなくしていきましょう。
技術書を日本語と英語を使って読み合わせる
技術書を日本語と英語の両方で読む方法もオススメです。専門的な内容を効率的に理解できます。
また、日本語で読んだ内容を英語で再確認する中で、技術用語やフレーズの使い方を自然に学べるメリットもあります。難しい内容も、日本語の説明を参照すれば理解を深められるため、英語力の向上に繋がります。
スマホアプリを使う
忙しいエンジニアにとって、隙間時間を活用した学習は非常に有効です。スマホアプリを使って、通勤時間や休憩時間など、短い時間でも効率的に英語を学べるようにしましょう。
多くのアプリはゲーム感覚で学習を進められるため、飽きずに続けられます。自分のレベルや目標に合わせたプログラムが用意されているアプリも多く、効果的な学習が可能です。
エンジニアは英語力を鍛えて自分の価値を上げよう
エンジニアにとって、英語力は自己成長とキャリアの可能性を広げるスキルです。英検3級やTOEIC700点以上があれば問題ないので、基礎からしっかりと英語を学びましょう。
最新情報をキャッチし、グローバルなプロジェクトでスムーズに仕事を進めるためには、英語力が欠かせません。仕事の幅を広げ、海外でのチャンスを掴むチャンスを逃さないように、英語力を磨きましょう。
もし英語力とあわせて第一線で活躍できるプログラミングスキルを習得したいと考えている人は、プログラミングスクールも検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。
年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。
よくある質問
エンジニアになるには英語は必要ですか?
必要ではありません。ただ、エンジニアが駆使するプログラミング言語は英語をベースに作られているため、英語を習得しておくと理解しやすくなります。
プログラミングをスムーズにできるようになるため、習得するメリットは大きいといえるでしょう。
エンジニアに必要な英語力は?
需要の高いエンジニアを目指すのであれば、日常会話+ビジネス英語に対応できるかどうかが分水嶺です。
- 英検3級以上
- TOEIC700点以上
上記を満たしていれば、エンジニアとして過不足ありません。
エンジニアになるにはTOEICが何点必要ですか?
エンジニアに必要なTOEICスコアは、700点が目安です。特にリーディング力は使いどころが多いため、重視しましょう。
システムエンジニアになるには英語の資格は必要ですか?
システムエンジニアに英語の資格は必要ありません。ただし、英語を使って活躍するのであれば、以下を取得しておくとスムーズです。
- 英検準1級以上
- TOEIC800点以上
上記のどちらかを満たしていれば、海外の企業や人材と業務をする際も、自信を持って意思疎通できるでしょう。