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【初心者必見】ゲームプログラミング独学の始め方 | ゼロからスタートする最強ガイド
- #プログラミングスクール
更新
「ゲームを作りたいけど、独学でできるか不安」
「ゲームって独学のプログラミングでもできるの?」
このように考えている人は多くいます。ゲーム開発に憧れるものの、いざプログラミングとなると敷居が高く感じてしまうのも無理はありません。
特に独学で始める場合、どこから手を付ければ良いのか悩むのは、誰しも同じです。しかし、手順を踏めば独学でもゲームプログラミングはできます。
この記事では、「ゲームのプログラミングを独学で始める際の手順」を紹介します。独学で開発する際の「意識したいポイント」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
監修者
古里 栄識
クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師
慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。
ゲームのプログラミングを独学でする魅力
ゲームのプログラミングは、独学でもできます。Steamのようなプラットフォームで公開されているインディーズゲームも、独学で作られたもので溢れています。まずは、どのような魅力があるのか、以下の点から詳しく見ていきましょう。
- 夢を形にできる
- スキルアップに繋がる
- キャリアアップやキャリアチェンジに繋がる
- 低コストで始められる
夢を形にできる
自分が考えたゲームを世の中に送り出したい。独学でプログラミングを習得すると、そうした夢を叶えられます。自分のアイデアをそのままゲームにできるため、アイデアを存分に発揮したゲームになるでしょう。
オリジナルのキャラクターやストーリーはもちろん、プレイヤーが楽しむシステムも思うがままです。
独学は自由度も高く、自分のペースで進められるため、楽しみながら夢を実現できるでしょう。
スキルアップに繋がる
ゲームのプログラミングを独学で習得すると、プログラミングスキルが大きく向上します。様々な問題解決能力や論理的思考力が養われるため、普段の仕事でも大いに活躍できるでしょう。
例えば、ゲーム開発を通じて得たプログラミングスキルは、Webアプリケーションやデータ分析など、他の分野でも役立ちます。
学校の勉強と違って自主的に学ぶ姿勢が身につくため、継続的なスキルアップにも繋がります。独学でのゲーム開発は、非常にメリットが大きいのです。
キャリアアップやキャリアチェンジに繋がる
ゲームプログラミングを独学で習得すると、キャリアアップやキャリアチェンジの可能性が広がります。ゲーム開発のスキルは、IT業界全般で求められているのもあって、就職や転職で有利になるでしょう。
例えば、独学でゲームを開発しポートフォリオとして公開すれば、実力を証明するツールとしても機能します。企業からの評価にも期待できます。
独学でのゲーム開発は新しいキャリアパスを開拓するための有効な方法として、オススメです。
低コストで始められる
ゲームプログラミングに限らず、独学は低コストな点が魅力です。多くの開発ツールや学習リソースが無料で利用できるため、高額な設備や講座に頼る必要がありません。
例えば、UnityやUnreal Engineといった無料のゲームエンジンを活用すれば、誰でも高品質なゲームを作成できます。
コストを抑えつつ質の高い学習ができるため、初心者でも安心してゲーム開発を始められます。
6ステップで始めるゲームを独学でプログラミングする方法
ゲームを独学でプログラミングする際は、以下の手順に沿って始めてみましょう。1つずつクリアしていくと、自然とゲームが完成していきます。
- アイデアを書き出す
- 必要なスキルとツールを準備する
- ゲーム開発の基礎知識とスキルを習得する
- プロトタイプを作成する
- 実際に遊んでみる
- フィードバックを元に改善する
Step1.アイデアを書き出す
ゲームプログラミングを始めるには、まずアイデアを明確にする必要があります。どんなゲームを作りたいのかを具体的に考えて、形にしていきましょう。開発の方向性が見えてきます。
オススメは、アクションゲームやパズルゲームなど、自分の好きなジャンルから選ぶ方法です。アイデアを書き出しておけば、要不要な機能が見えてきます。
後の工程をスムーズに進めるためにも、頭の中を見える化しておきましょう。
Step2.必要なツールを準備する
アイデアを書き出したら、次にゲーム開発に必要なツールを揃えます。開発環境を構築するため、ソフトウェアをインストールするのを忘れないようにしてください。
例えば、UnityやUnreal Engineは初心者にも扱いやすい人気のツールです。ゼロからプログラミングをするより楽に開発できます。
また、ゲーム開発にはある程度のスペックも必要です。パソコンのスペックが不足しているようなら、増設や購入をして、性能を底上げしておきましょう。
Step3.ゲーム開発の基礎知識とスキルを習得する
ゲーム開発には、基礎的な知識とスキルの習得が不可欠です。プログラミングの基本やゲームデザインを学びましょう。
学習サイトやYouTubeの解説動画を活用すると、隙間時間で学べるので効率的です。基礎をしっかり固め、開発をスムーズに進められるようにしましょう。
Step4.プロトタイプを作成する
基礎知識を習得したら、いよいよゲームの開発です。まずはプロトタイプを作成しましょう。簡単なバージョンのゲームを作り、実際の動作や問題点を確認してください。
例えば、難易度の低いステージやキャラクターを作成し、基本的な動きを実装するといった形です。完成形ではないため、試行錯誤を繰り返しながら作成しましょう。次第にゲーム開発を理解できるようになります。
Step5.実際に遊んでみる
プロトタイプができたら、実際に遊んでみて動作確認を行います。可能であれば、自分でプレイするだけでなく、他の人にも遊んでもらいフィードバックをもらいましょう。
友人や家族にテストプレイをお願いして意見を集める中で、見落としがちな問題点が見えてきます。開発者では見えない部分なので、非常に参考になります。実際のプレイを通じて改良点を探り、情報を集めましょう。
Step6.フィードバックを元に改善する
最後に、集めたフィードバックを元にゲームを改善します。プレイヤーからの意見を反映し、より良いゲームに仕上げるイメージです。
例えば、操作性の向上やバグの修正をすれば、ゲームの完成度が高まります。フィードバックを活用して継続的に改善していき、より良いゲームを目指しましょう。
満足のいくまで完成度を高められたら、後は公開するだけです。
ゲームを独学でプログラミングするために意識したい6つのポイント
ゲームを独学でプログラミングする際、以下のポイントを意識しましょう。
- 目標を明確にする
- 計画的に学習を進める
- 失敗を恐れずに挑戦する
- アウトプットを意識する
- ゲーム開発をしている仲間を見つける
- ゲーム開発を楽しむ
目標を明確にする
まず、目標を明確にしましょう。具体的な目標があるとモチベーションを維持しやすくなるためです。
例えば、「1か月で簡単なアクションゲームを完成させる」といった具体的な目標を設定したとします。すると、学習のスケジュールを立てやすくなります。自分の進捗も確認しやすくなるため、達成感も得られるでしょう。
計画的に学習を進める
計画的に学習を進められるかどうかも、大きなポイントです。学習計画を立てて計画通りに進めていけば、効率的に知識を身につけられるでしょう。
例えば、毎日1時間ずつプログラミングの基礎を学ぶ時間を設けるといった形で、具体的なスケジュールを設定します。後は、忙しくても学習する時間を作るだけです。
計画的に進め続けていると習慣化できるため、無理なく学習できるようになるでしょう。
失敗を恐れずに挑戦する
失敗を恐れずに挑戦する姿勢も重要です。失敗は成功の母ともいいます。思い通りにならなくても、原因を探って解決すれば、大きく前進できるでしょう。
例えば、バグが発生した場合、解決方法を探る過程で様々な理論や考え方を学べます。1人だけで解決できれば、自信もつきます。
失敗を恐れずに挑戦し、ゲーム開発ができるプログラマーとして成長していきましょう。
アウトプットを意識する
アウトプットを意識するのも重要です。実際に使ってみる中で理解が深まり、学習効果が高まります。
例えば、自分で作ったゲームを公開し、フィードバックをもらうといった方法があります。もしくは、技術ブログなどで開発の流れを公開するのも良いでしょう。
アウトプットを通じて自分のスキルを確認し、次の学習に繋げていきましょう。
ゲーム開発をしている仲間を見つける
SNSや匿名掲示板などを通じて、ゲーム開発をしている仲間を見つけましょう。学習のモチベーション維持に役立ちます。
1人でゲームのプログラミングをするのは、孤独です。そんなとき、仲間と交流できれば、大きな刺激になります。新しい知識や技術も得られるでしょう。
仲間の存在は大きなものです。お互いに切磋琢磨し合える関係を目指して、仲間を探してみてください。
ゲーム開発を楽しむ
ゲーム開発を楽しむのも大切です。どれだけ才能があっても、楽しみながらする人には勝てません。楽しみながら学んでいれば、自然とスキルも向上していくのです。
興味のあるジャンルのゲームを作っていると、楽しみながら開発できます。アイデアで困ることも、ほとんどありません。
ゲームのプログラミングには長い時間がかかります。楽しむことを忘れずに取り組み、充実した時間に変えていきましょう。
ゲームのプログラミングを独学でする際は楽しめるかどうかが大切
ゲームのプログラミングを独学でする際は、楽しめるかどうかが大切です。楽しみながら開発することで、自分の創造力を最大限に発揮し、スキルを高めていけるでしょう。
独学は、低コストで始められます。学習の手順とポイントさえ抑えれば、効率的に学習を進められます。失敗を恐れず、楽しんで取り組んでいってくださいね。
もしゲームを独学でプログラミングできるか不安な場合は、プログラミングスクールでの学習も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。
よくある質問
ゲームプログラミングを独学で始めるなら何から始めればいいですか?
ゲーム開発では、C#やC++、JavaScriptといった言語が利用されています。中には難しい言語もあるため、初心者の人は以下の言語から始めると良いでしょう。
- JavaScript
- Swift
- Ruby
ゲームプログラマーになるには最短で何年かかりますか?
ゲームの専門学校に進学すれば、最短2年でなれます。独学の場合、最低でも300時間程度は必要になるので、1年は必要です。ただし実務経験がないため、実践の時間を考えると2年~3年程度は見ておいた方が良いでしょう。
プログラミングは独学で習得できますか?
できます。禁煙は無料で学べるサイトや動画も多いため、モチベーションさえあれば誰でも習得できます。
ただし、質問できる相手がいないため挫折しやすいデメリットもあります。
ゲームプログラミングに向いている人は?
ゲームプログラマーに向いているのは、以下に当てはまる人です。
- 忍耐力のある人
- ゲームが好きな人
- 地道な作業が好きな人
- 物事を論理的に考えられる人
1つのゲームが完成するには膨大な時間がかかるため、地道な作業をずっと続けられる忍耐力も必要になります。