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    初心者必見!インフラエンジニアの構築スキル6選。習得方法までわかりやすく解説

    • #プログラミングスクール

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    「構築スキルってどうやって身につければいいの?」

    「インフラエンジニアに必要な構築スキルってなに?」

    このように考えている人は、多くいます。実際、インフラエンジニアに多くの人が興味を持ちながらも、具体的なスキルや学び方がわからずに悩んでいます。

    インフラエンジニアは、企業の基盤を支える重要な役割を担っている存在です。そのため、幅広い知識と技術が求められます。特に、ネットワークやサーバーの管理、セキュリティ対策など、多岐にわたるスキルが必要です。

    そこで今回は、「インフラエンジニアが習得したい構築スキル」を紹介します。その他、実際の業務で必要な「必須のスキル」や「構築スキルの習得方法」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

    監修者

    古里 栄識

    クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

    慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

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    インフラエンジニアに必須のスキル4選

    現代社会を支えるITインフラを構築・運用・保守するインフラエンジニア。高度な技術力はもちろん、様々なスキルが求められます。インフラエンジニアとして活躍するためには、まず構築スキル以外に、必須の4つのスキルを習得しておきましょう。

    • コミュニケーションスキル
    • 企画・営業のスキル
    • 忍耐力などの精神スキル
    • マネジメントスキル

    コミュニケーションスキル

    複雑なシステムを関係者と連携しながら構築するためには、円滑なコミュニケーションスキルが不可欠です。

    チームメンバーやクライアントと密にコミュニケーションを取る場合に必要なのはもちろん、要件を正確に把握し、進捗状況を共有する際にも求められます。

    問題が発生した際には、迅速かつ丁寧に対応する必要がありますが、その際にもコミュニケーションスキルが重要です。

    インフラエンジニアとして、必ず身につけておくべきスキルといえるでしょう。

    企画・営業のスキル

    インフラエンジニアは、技術的な指示に従うだけでなく、自ら課題を見つけて解決策を提案できる企画・営業スキルも重要です。システム導入の目的や課題を分析し、最適なインフラを提案する際に大きく活きます。

    さらに、提案内容を関係者にわかりやすく説明し、理解を得る場面でも重要です。企画・営業のスキルがあれば、プレゼンテーションをする際にも採用されやすくなるでしょう。

    クライアントとやり取りする機会が多いのなら、ぜひとも習得しておきたいスキルです。

    忍耐力などの精神スキル

    インフラエンジニアの仕事は、問題解決が求められる場面が多く、忍耐力やストレス耐性が必要です。想定外のトラブルが発生しても冷静に対処し、解決策を模索できる精神力が求められます。

    また、インフラエンジニアは長時間労働や徹夜勤務も珍しくありません。強い意志と責任感を持って、最後までやり遂げる精神力も不可欠です。

    一朝一夕で身につくスキルではないため、日々の生活の中で少しずつ磨いていきましょう。

    マネジメントスキル

    インフラエンジニアは、プロジェクトが大きくなると、複数チームを束ねてスケジュールやタスクを管理する業務を担います。そうした場面では、マネジメントスキルが必要です。

    チームで仕事をする際は、チームメンバーの能力や経験を活かし、モチベーションを維持しながら、プロジェクトを成功に導かなくてはいけません。リスク管理や予期せぬ事態への対応力も求められます。

    インフラ構築業務を予定通りに進め、納期を守るためには欠かせないスキルです。

    インフラエンジニアに必須の構築スキル6選

    インフラエンジニアにとって構築のスキルは重要です。中でも以下のスキルは日常的に扱うものなので、身につけておきましょう。

    • 機器とネットワークのスキル
    • ソフトウェアに関するスキル
    • プログラミングスキル
    • セキュリティスキル
    • クラウドに関するスキル
    • 仮想化のスキル

    機器とネットワークのスキル

    インフラエンジニアにとって、機器とネットワークに関するスキルは必須です。サーバーやネットワーク機器、ストレージ機器など、ITインフラを構成する機器の仕組みや設定方法を理解しておきましょう。

    例えば、ネットワークの基礎知識やIPアドレスの知識、ルーティングやスイッチングといった知識です。他には、各種プロトコルの知識なども求められます。

    ITインフラにおいて、機器とネットワークは必須の要素です。インフラエンジニアとして、必ず習得しておいてください。

    ソフトウェアに関するスキル

    インフラエンジニアには、OSやミドルウェア、アプリケーションといったソフトウェアに関する知識も必要です。ITインフラ上で動作するソフトウェアのインストールや設定、運用に関するスキルは必ず求められます。

    例えば、Windows ServerやLinuxなどのOSの知識、データベースやWebサーバーなどのミドルウェアの知識、各種アプリケーションの知識などです。

    ソフトウェアに関するスキルを身につけていると、インフラエンジニアとしての業務範囲が広がります。より高いパフォーマンスを発揮するためにも、ぜひ習得しておきましょう。

    プログラミングスキル

    インフラエンジニアの業務では、自動化や効率化のために、プログラミングスキルが必要になる場面もあります。スクリプトを使って日常業務を自動化し、作業時間を大幅に短縮する場合などで活用できます。

    例えば、PythonやShellスクリプトを用いて、定期的なバックアップやモニタリングを自動化すれば、手動で行うよりもミスが減り、効率が向上します。

    インフラエンジニアとしての付加価値を高めるためにも、身につけておきたい構築スキルです。

    セキュリティスキル

    インフラエンジニアには、セキュリティスキルも必須です。特にシステムの脆弱性を発見し、適切な対策を講じるスキルが求められます。

    近年はサイバー攻撃の巧妙化・高度化に伴い、セキュリティ対策の強化が急務となっています。ファイアウォールやIDS/IPSなどのセキュリティ機器の設定やマルウェア対策、アクセス制御、暗号化のスキルが必要です。

    セキュリティスキルを高めていれば、企業の重要な資産を守る信頼できる存在として活躍できます。インフラエンジニアとして、身につけておきたいスキルです。

    クラウドに関するスキル

    クラウドに関するスキルは、現代のインフラエンジニアにとって必要不可欠です。多くの企業がクラウドサービスを利用しているため、その管理と運用を求められるケースが増えています。中でも、以下のツールに関するスキルは、ぜひ身につけておきましょう。

    • AWS
    • Azure
    • GCP

    主要なクラウドサービスの知識とスキルを習得しておけば、クラウド上でのインフラ構築や運用をスムーズにできます。

    クラウドスキルは、最新の技術動向に対応するためにも必須です。インフラエンジニアとしての市場価値を高めるためにも、習得しておくと良いでしょう。

    仮想化のスキル

    インフラエンジニアにとって、仮想化のスキルも構築スキルとして重要です。身につければ、サーバーやストレージなどのリソースを活用して、物理的なハードウェアを効率的に利用できます。

    例えば、VMwareやHyper-Vを使ってサーバーの仮想化を行うと、リソースの最適化やコスト削減になります。企業にとって非常に魅力的です。

    仮想化のスキルによって、インフラエンジニアはより柔軟で効率的なシステム運用を可能にします。VMwareなどのソフトウェアを使用することが多いため、身につけておくと良いでしょう。

    インフラエンジニアの構築スキルを習得する4つの方法

    構築スキルを身につけるのは、簡単ではありません。習得する際は、挫折しないためにも以下の4つを意識して学習してみましょう。

    • 基礎知識を固める
    • 実践スキルを磨く
    • 資格を取得する
    • コミュニティに参加する

    基礎知識を固める

    インフラエンジニアの構築スキルを習得するには、基礎知識が重要です。スポーツや芸術と同じように、まずは基礎の部分を固めるようにしましょう。

    ネットワークやサーバー、ストレージといった幅広い分野を学習し、理解度を深めていってください。

    その際、書籍や学習サイトなどを活用して、体系的に身につける方法がオススメです。難しい場合は、プログラミングスクールも良いでしょう。

    まずは基礎知識を固め、インフラエンジニアとしての土台を作ります。

    実践スキルを磨く

    基礎知識を学んだら、次は実践スキルを磨きましょう。実際にインフラを構築・運用・保守する経験を積めれば最高です。インターンに参加したり、個人でプロジェクトを立ち上げたりなど、様々な方法で実務経験を積んでください。

    将来的にフリーランスも視野に入れているのなら、いきなりフリーランスとして活動する方法もオススメです。

    実際に手を動かすと理解度が大きく変わります。様々な案件に挑戦し、インフラエンジニアとしての経験を積んでいきましょう。

    資格を取得する

    インフラエンジニアの構築スキルを証明する手段として、資格を取得するのもオススメです。客観的に自分のスキルを証明できるため、就職や転職、案件獲得時にプラスになります。

    以下を参考に挑戦してみましょう。

    • 基本情報技術者試験
    • 応用情報技術者試験
    • LPIC
    • LinuC

    資格取得に向けて学習していく中で、体系的に知識を身につけられます。スキルアップにも役立つため、非常に有益な方法といえるでしょう。

    コミュニティに参加する

    インフラエンジニアのコミュニティに参加する方法もオススメです。他のエンジニアと交流したり、情報収集したりといった、構築スキルを磨きやすい環境に身を置けます。

    イベントや勉強会に参加したり、オンラインコミュニティで情報交換したりすれば、最新技術やノウハウも学べます。

    非常にメリットが大きいので、自分に合ったコミュニティに参加してインフラエンジニアとしての人脈を築いていきましょう。

    なお、エンジニアのコミュニティに関しては以下の記事で詳しく解説しているので、そちらをご覧ください。

    インフラエンジニアは構築スキルの習得が最重要

    インフラエンジニアとして必要なスキルは、一般的なスキルと構築スキルにわかれます。どちらも業務をするうえで重要なので、積極的に身につけていきましょう。

    構築スキルを身につける際は、基礎を固め、実践経験を積んでいってください。ついでに資格を取得してみるのも良いでしょう。

    今回の記事を参考に、挑戦しやすい構築スキルから習得していってくださいね。

    もしインフラエンジニアの構築スキルを独学で習得できないという人は、プログラミングスクールも検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。

    年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。

    よくある質問

    インフラエンジニアに必要な力は何ですか?

    インフラエンジニアは、問題解決力を持っているかが非常に重要です。システムやネットワークに関する様々な問題や課題に対処しなければならないため、能力の有無が結果として表れます。

    また、発生しているトラブルの状況を冷静に分析し、効果的な解決策を見つける対応力も必要になるでしょう。

    インフラエンジニアは構築で何をするのでしょうか?

    コンピューターや電子機器をルーターやLANケーブルでつなぎ、安全かつ安定したネットワーク環境を設計・構築・運用します。

    作成した設計書に基づいてネットワーク環境を作り、トラブルや不具合がないかをチェックしながら運用・保守をしていきます。

    インフラ業界で必要なスキルは?

    インフラ業界に求められるのは、以下のスキルです。

    • コミュニケーション能力
    • 忍耐力
    • 精神力
    • 計画性
    • 責任力
    • トラブルへの対応力
    • 迅速な判断能力

    どれも一朝一夕で身につくものではないため、時間をかけてスキルを磨いていきましょう。

    未経験でインフラエンジニアになるにはどんなスキルが必要ですか?

    未経験からインフラエンジニアになるには、サーバー関連の業務から始めましょう。特に以下に関する知識とスキルは必須です。

    • OS
    • サーバー
    • ネットワーク
    • クラウド
    • セキュリティ

    これらはインフラエンジニアにとって基礎的なスキルになります。どのスキルから身につけるのかスキルマップを描いて、1つずつ習得していくと良いでしょう。

    【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

    「フリーランスエンジニア」

    近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

    「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

    私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

    比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

    多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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