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【必見】IT未経験でも大丈夫!転職を成功させる方法ポイントをわかりやすく解説
- #プログラミングスクール
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「未経験でもIT業界に転職ってできるの?」
「IT業界に転職したいけど、未経験だから不安」
ITに関わる仕事をしたいと考えている人の多くが、このような悩みや不安を持っています。実際、エンジニアとなると技術職なので、未経験者が簡単に挑戦できるものではありません。
ですが、IT業界は常に人材不足な状態が続いています。未経験でもスキルを習得すれば、挑戦しやすい業界です。
そこで今回は、IT未経験の方に向けて、「IT未経験でも転職を成功させるポイント」を解説します。転職の際に知っておきたい「転職に向けての進め方」や「転職で習得したいスキル」も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
監修者
古里 栄識
クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師
慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。
IT未経験でも転職は難しくない
ITと聞くと何も知らない未経験者が挑戦するには難しい仕事のように感じます。ですが、IT業界は、未経験でも転職は難しくありません。それには以下の3つの理由が関係しています。
- IT業界は常に人材不足
- 未経験者向けの学習教材が豊富
- 未経験でも挑戦できる案件が多い
IT業界は常に人材不足
IT業界は日々新しい技術が生まれ、社会のあらゆる分野でIT化が進んでいます。そのため、ITエンジニアをはじめとしたIT人材の需要は非常に高く、常に人材不足の状態が続いているのが現状です。
そうした状態には政府も危機感を抱いており、経済産業省の「IT人材育成の状況等について」によると、2030年時点で最高80万人の人材不足が生じる懸念があるとされています。
ITの需要が増える一方で、少子化もあってIT人材の数は増えていません。結果、需要が供給を大きくうわ待っている状態です。そのため、未経験者でも挑戦できる求人が増えています。
未経験者にとってIT業界に転職しやすい時期なのです。
未経験者向けの学習教材が豊富
ITに関する技術や知識には、未経験者でも安心して学べる教材が数多く存在しています。オンライン学習プラットフォームや入門書など、自分に合ったものを活用して学べる環境です。
例えば、プログラミングの基礎を学べるWebサイトやYouTubeを活用すれば、未経験者でも効率的に専門的な知識を習得できます。全くコストをかけずに、ゼロからスキルを身につけられるでしょう。
未経験でも挑戦できる案件が多い
IT業界に転職する上で重要なのが、実績です。全くの未経験の場合、難しそうな気がしてしまいますが、IT業界では未経験者でも挑戦できる案件が多くあります。中には、就職後に企業が用意してくれた研修を受けられるなんてことも。
実践に勝る経験はありません。実績を積んでいく中で未経験であっても知識やスキルを磨けていけるため、即戦力として活躍できるようになるでしょう。
IT未経験でも安心!転職を成功させるための3つのポイント
IT未経験者が転職する場合、以下のポイントを意識してみましょう。成功度合いが大きく変わります。
- IT業界の基礎知識を身につける
- 自分に合ったキャリアパスを見つける
- 転職エージェントや求人サイトも活用する
IT業界の基礎知識を身につける
IT業界に転職するには、まず基礎知識を身につけられているかが重要になります。業界の仕組みや技術を理解していないと、仕事の流れがつかみにくいためです。これは、ITだけでなく全ての業界に通じます。
IT業界の場合、例えば、基本的なプログラミング言語やネットワークの知識を習得していれば、業務の理解がスムーズになります。基礎を固めているほど、転職後の成長も速くなり、即戦力として活躍できるでしょう。
まずは隙間時間を利用して、少しずつIT業界についての知識を習得していってください。
自分に合ったキャリアパスを見つける
自分に合ったキャリアパスを見つけられるかどうかも、IT業界への転職できるかどうかのポイントになります。やりがいを感じられる職種であるほど、モチベーションを保ちながら転職活動ができるためです。
例えば、アプリケーションを開発したり、ゲームを開発したりなど、好きなものを絡めるとキャリアを見つけやすくなります。様々な選択肢があるため、自分の強みや興味に合ったキャリアを選びましょう。
転職エージェントや求人サイトも活用する
IT業界への転職は、自分ひとりだけでなく、転職エージェントや求人サイトも活用しましょう。近年はIT業界に特化した求人サイトもあるので、そちらを利用するのもオススメです。
転職エージェントや求人サイトを使うと、自分ひとりで探すよりも多くの求人と出会えます。サポートも受けられるため、効率的な求人をするためにも積極的に活用すると良いでしょう。使うだけならリスクはありません。
IT未経験向け | 4ステップで始める転職準備
IT業界に転職する際は、準備が何よりも大切です。転職を考えたら、まずは以下の順番で進めてみましょう。キャリアを決めやすくなります。
- 自己分析をする
- キャリアプランを明確にする
- キャリアプランに合わせてITの基礎スキルを習得する
- ポートフォリオを作成する
Step1.自己分析をする
IT業界への転職を成功させるためには、まず自分自身を深く理解できているかが重要になります。これは、IT業界に限らず、全ての業界に当てはまる部分です。
これまでの経験やスキル、興味のあることなどを振り返り、自分の強みと弱みを明確にしましょう。IT業界で活かせる自分の強みや、不足しているスキルを把握していくと、より具体的な目標を設定できます。
転職活動をスムーズに進めるためにも、最初に取りかかりましょう。
Step2.キャリアプランを明確にする
自己分析をもとに、次はIT業界でどのようなキャリアを築きたいのか、具体的な目標を設定しましょう。プログラマーになりたいのか、システムエンジニアになりたいのかなどによって、進むべきキャリアが異なるためです。
将来のキャリアイメージを具体的に描き出し、キャリアプランを明確にしていきましょう。キャリアプランが決まりさえすれば、後はそれに向かって突き進むだけです。
Step3.キャリアプランに合わせてITの基礎スキルを習得する
キャリアプランが決まったら、必要なITスキルを習得していきます。プログラミング言語の学習はもちろん、データベースの知識やネットワークの基礎など、幅広い範囲のITスキルを身につけておくと良いでしょう。
学習範囲は非常に幅広いため、隙間時間を有効活用しながら少しずつ学習していってください。
Step4.ポートフォリオを作成する
IT業界の求人では、ポートフォリオの提出を求められるケースが多々あります。そうした際に慌てないためにも、事前にポートフォリオを作っておきましょう。
ポートフォリオとは、直訳すると「営業鞄」のこと。これまで作成したWebサイトやアプリケーション、プログラミングの課題などをまとめたものです。実績のない未経験者でも、簡単なWebサイトを作成したり、プログラミングの学習成果をまとめたりすれば、ポートフォリオになります。
ポートフォリオは転職の際に自分のスキルや熱意をアピールできる、非常に有効なツールです。転職活動の前に必ず作成しておきましょう。
IT未経験者が転職の際に取得しておきたいスキル3選
未経験者がIT業界に転職する際、全てのスキルを習得しなければいけないわけではありません。以下の3つに関しては他業種でも磨けるものなので、日々の生活の中で意識していきましょう。
- コミュニケーション能力
- ビジネススキル
- 情報に関する収集能力
コミュニケーション能力
IT業界は、様々な人々と協力して1つのプロジェクトを進める仕事が多くあります。黙々とパソコンに向かって作業するのは、ほんの一瞬だけです。そのため、コミュニケーション能力は常に求められます。
クライアントとの打ち合わせやチームメンバーとの連携、上司への報告など、様々な場面で円滑にやり取りできるように、常日頃から意識しておきましょう。
未経験からIT業界へ転職したいと考えている人は、様々な人と話す機会を増やし、苦手意識を克服しておくと自信を持てます。
ビジネススキル
IT業界に限らず、ビジネススキルはどの業界でも求められる能力です。IT業界の場合、プロジェクトの進捗管理やクライアントへの提案など、ビジネススキルを活かす場面が数多くあります。
習得しておくと将来のキャリアにも有利になるため、必ず身につけておきましょう。
一朝一夕で習得できるスキルではありませんが、ビジネス書を読んだり、ビジネス研修に参加したりして、少しずつ向上させていってください。
情報に関する収集能力
IT業界は、日々新しい技術や情報が生まれ続けている世界です。今日の最新技術が、明日には古い技術になっていることも珍しくありません。常に新しい知識を習得する必要があります。
そのため、情報収集能力はIT業界で働く上で欠かせないスキルです。インターネット検索はもちろん、技術書を読んだりセミナーに参加したりして、積極的に情報収集を行いましょう。
情報発信は常に英語圏からなので、英語力を磨いておく方法もオススメです。
IT未経験でも転職で有利になる3つの要素
IT業界は未経験でも挑戦しやすい世界です。中でも以下の点があれば有利になれるので、意識するようにしましょう。
- ポートフォリオを作成する
- IT関連の資格を取得して専門知識をアピールする
- コミュニティに参加して人脈を広げる
ポートフォリオを作成する
IT業界への転職において、ポートフォリオは非常に重要です。提出を求められるケースも多いため、必ず作っておきましょう。
企業に提示できる実績がない場合は、簡単なWebサイトを作成したり、プログラミングの学習成果をまとめたりする方法がオススメです。アプリケーションの作成も良いでしょう。
自分の実力を客観的に提示するツールとして、活用するようにしてください。
IT関連の資格を取得して専門知識をアピールする
IT関連の資格を取得する方法もオススメです。自分の専門知識を客観的に証明できます。
資格の種類は様々ですが、未経験者でも比較的取得しやすい資格は多くあります。資格があれば企業からの信頼度を高められ、転職活動に有利に働くでしょう。
取得する中で体系的に学べるため、勉強方法としてもオススメです。
コミュニティに参加して人脈を広げる
IT業界には、様々なコミュニティが存在します。プログラミングの勉強会やIT系のイベントには積極的に参加して、交流していきましょう。
人脈を広げておくと、転職活動の際に情報収集ができたり、内定につながったりするような出会いが生まれる可能性もあります。将来、フリーランスとして独立した際に、仕事の紹介を受けられるかもしません。
エンジニアに限らず、ビジネスでは人脈が非常に重要です。コミュニティには積極的に参加し、人脈を広げていきましょう。
IT業界は未経験からでも転職しやすい業界
IT業界は未経験からでも挑戦できる世界です。ITの基礎を学び、ポートフォリオを作成するだけでも転職が成功する確率が高くなります。
キャリアチェンジを考えた際は、自分に合ったキャリアパスを見つけ、何をしたいのかを明確にした上で、挑戦しましょう。
もし独学でエンジニアに転職できるか不安な場合は、プログラミングスクールでの学習も検討してください。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。
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良くある質問
ITエンジニアは将来性のある職業ですか?
非常に将来性の高い職業です。IT技術が当たり前になってきた昨今において、なくてはならない人材となっています。そのため需要が非常に高く、供給が追いついていません。
未経験や経験が浅いエンジニアでも積極的に採用する環境になりつつあるため、転職には最高のタイミングといえるでしょう。
ITエンジニアは何歳までできる?
やる気とスキルさえあれば、何歳でもできます。「35歳定年説」がありますが、それ以上の年齢でも活躍しているエンジニアは多いため、根拠は全くありません。
その気になればフリーランスとして働くこともできるので、定年を考えずに働ける人も増えてくるでしょう。
なぜIT人材が不足しているの?
IT人材が不足しているのは、以下が要因です。
- 少子高齢化による労働者人口の減少
- IT需要の急激な拡大
- IT技術の進歩への対応が遅れた
少子高齢化に加えて、ITの急激な需要に伴う人材の取り合いが起こっています。日本の構造的な部分が密接に関係しているので、一朝一夕で改善できる問題ではないと認識しておきましょう。
ITエンジニアが少ない理由は何ですか?
人材不足とも似ていますが、以下の理由が関係しています。
- 少子高齢化による労働者人口の減少
- IT技術の急速な変化
- 仕事がキツいというイメージがある
かつてはエンジニア=ブラックともいわれていましたが、現在は違います。一旦広がったイメージを払拭するのは難しく、人口減少などが加わって必要数を確保できていない状態です。