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【独学でも大丈夫!】IT言語資格でスキルアップのコツ | 選び方や取得方法も紹介
- #プログラミングスクール
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「IT言語の資格を取るのにオススメの方法ってある?」
「IT言語の資格を取りたいけど、何を選んでいいのかわからない」
近年、IT業界は目覚ましい発展を遂げ、社会のあらゆる分野でIT技術が活用されています。
そんな中でIT言語の資格を取ろうと考えた際、多くの人が直面するのが、上記の悩みです。
プログラミング言語は、今日のIT業界を支える重要な要素の1つとなっています。Webサイトやアプリ、ゲームなど、様々なサービスを開発するために必須です。ですが、ただスキルを身につけるだけでは、その実力を認められにくい側面があります。
そこで今回は、「IT言語の資格」について解説します。資格に挑戦するにあたって知っておきたい「資格の選び方」や「オススメの取得方法」、「取得のコツ」も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
監修者
古里 栄識
クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師
慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。
IT言語の資格はプログラミングスキルを証明する資格
IT言語の資格は、プログラミングスキルを客観的に証明してくれます。プログラミングスキルは、目に見える形で証明しにくいスキルです。資格を取得することで、様々なメリットがあります。
まずはIT言語に関する資格について、以下の点から見ていきましょう。
- IT言語資格の種類
- IT言語資格の役割・メリット
IT言語資格の種類
IT言語資格には国家資格やベンダー資格、民間資格など様々な種類があります。以下のようにわけれているので、自分に適したものを選ぶ必要があります。
- 国家資格:基本情報技術者試験、応用情報技術者試験
- ベンダー資格:Oracle認定Javaプログラマ、マイクロソフト認定ソリューションアソシエイト
- 民間資格C言語プログラミング能力認定試験、Ruby技術者技能検定
似たような名前でたっても、それぞれ試験内容や難易度が異なるので注意しましょう。企業によっての評価も統一されていないため、自分のレベルや目標に合った資格を選ぶのが大切です。
IT言語資格の役割・メリット
IT業界は実力主義の世界なので、極端な話、資格がなくても活躍できます。実績さえ積み上げていれば、資格の有無は問われません。
ですが、IT言語資格はプログラミングスキルを証明する公式な証書として有効です。特に実績がない人にとっては、就職・転職やキャリアアップに大きく役立ちます。以下を見てみましょう。
- 仕事の幅が広がる
- 就職・転職活動で有利になる
- キャリアアップのきっかけとなる
- スキルアップの証明となる
- フリーランスとして独立するための武器となる
このように、IT言語資格を持っていると自分のスキルが一定水準以上であると証明できます。企業からの評価が高くなったり、就職・転職活動で有利に働いたりするのです。キャリアアップを目指す際にも、非常に有利になります。
資格の役割は非常に大きいといえるでしょう。
IT言語資格の選び方
IT言語の資格には、様々なものがあります。自分に合った資格を選ぶのは、難しいものです。特に初心者にとって、どれも同じに見えてしまうこともあるでしょう。
その際は、以下の3つの点を意識してみてください。
- 目指したい職種と必要なスキルを明確にする
- 自分のスキルレベルに合った資格を選ぶ
- 資格試験の難易度と勉強時間を確認する
目指したい職種と必要なスキルを明確にする
IT言語の資格を取得する際は、まず目指したい職種と必要なスキルを明確にしましょう。
例えば、Web開発者を目指すのであれば、HTMLやCSS、JavaScriptといったスキルが必要です。アプリ開発者を目指すのであれば、Java、Python、C#などのスキルが必要になるでしょう。ゲーム開発者を目指すのであれば、C++、C#などです。
このように、職種によってスキルが大きく異なります。自分の興味や強みに合った職種を選び、モチベーションを維持しやすくしましょう。
自分のスキルレベルに合った資格を選ぶ
次に、自分のスキルレベルに合った資格を選ぶようにしてください。IT言語の資格は、初心者向けの資格から上級者向けの資格まで、難易度が様々あるためです。中には一定の資格を取得していないと挑戦できないものもあります。
例えば、プログラミング初心者であれば、ITパスポート試験や基本情報技術者試験といった、比較的難易度の低い資格から始めると良いでしょう。資格の勉強をしながらプログラミング言語への理解度も深められます。
逆に、ある程度スキルがある場合は、応用情報技術者試験やOracle認定といった、難易度の高い資格に挑戦してみましょう。
自分のスキルレベルを正確に把握し、確実に合格できるものから順番に攻略していってください。
資格試験の難易度と勉強時間を確認する
取得したい資格が決まったら、資格試験の難易度と勉強時間も確認します。資格試験によっては非常に難しいものもあるため、独学で合格するのは困難なケースも考えられるためです。
独学で勉強する自信がない場合は、スクールや通信講座を利用するのも良いでしょう。講師による指導やサポートを受けることができるため、効率的に学習を進められます。
IT言語の資格試験は、膨大な勉強時間が必要になります。事前に資格試験の難易度と勉強時間を事前に確認しておき、無理なく学習を進められるようにしましょう。
IT言語資格のオススメ取得方法3選
IT言語の資格を取得する場合、以下の方法がオススメです。自分に合った勉強方法で挑戦してみましょう。
- 独学で勉強する
- 学習サイトを使う
- プログラミングスクールに通う
独学で勉強する
独学での勉強は、自分のペースで進められる点が魅力です。時間や場所に縛られず学習でき、費用も抑えられます。
例えば、書籍や動画のようなオンライン教材を使えば、自分のペースで学習できます。自分の理解度に合わせて学習計画を立てられるため、効率的な勉強が可能です。自由度の高い勉強方法といえるでしょう。
ただし、自己管理が必要になります。モチベーションを維持しづらく、挫折もしやすいため、学習スケジュールを常に意識する必要があります。
学習サイトを使う
学習サイトの利用もオススメです。豊富な教材があるので、書籍や動画よりも効率的に学習できます。動画やオンラインテキスト、クイズ形式の問題など様々なコンテンツがあるのも魅力です。
例えば、UdemyやCourseraといった学習サイトには、初心者向けから上級者向けまで幅広いコースがあります。自分のレベルや目的に合った学習ができるため、効率良くスキルを身につけられるでしょう。
プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通うのも、資格の取得方法としてオススメです。プロの講師から専門的な指導を受けられます。疑問点をすぐに解決できるため、学習サイトよりさらに効率良く学べるでしょう。
特にスクールでは、実践的なプロジェクトを通じて学習できるカリキュラムが提供されています。実務で必要なスキルを身につけられるため、資格の取得はもちろん、取得後の業務でも役立ちます。
コストは大きくかかるものの、将来性に期待できる取得方法です。
IT言語資格を取得するためのコツ3選
IT言語の資格を取得する際、意識したいコツがあります。特に以下の3つは、途中で挫折しないためにも重要です。
- 毎日少しずつでもいいので勉強する
- わからないことはすぐに調べる
- 問題演習を繰り返し行う
毎日少しずつでもいいので勉強する
資格取得の勉強は、毎日少しずつでも勉強を続けるようにしましょう。5分や10分でも大丈夫です。短時間でも毎日続けることで、知識が定着しやすくなります。
勉強は、3ヶ月ほど継続すれば、習慣化します。習慣化すると、勉強が苦にならなくなるため自然とスキルアップが可能です。毎日歯磨きをしていると、1回でもしないと気持ち悪くなるのをイメージするとわかりやすいでしょう。
資格の取得は毎日の勉強が重要なので、少しでも良いので勉強時間を確保するよう意識してください、
わからないことはすぐに調べる
わからないことが出てきたら、すぐに調べるのも大切です。疑問点を放置すると理解が進まず、学習効率が低下します。間違った知識のまま、学習を進めてしまう可能性もあります。
不明点や疑問点が出た場合は、オンラインのフォーラムや教材を活用して、疑問点を解決するようにしましょう。Googleで検索する方法もオススメです。
すぐに問題を解消し、スムーズに学習を進められるように意識してください。
問題演習を繰り返し行う
試験に挑戦する前は、問題演習を繰り返し行いましょう。模擬試験や過去問を何度も解いて、実力を確実に高めていってください。知識の定着と応用力を養えます。
また、模擬試験や過去問を解いていると、実際の試験形式に慣れてきます。本番での緊張もしにくくなるため、自信を持って試験に臨めるでしょう。
IT言語資格を取得してキャリアアップを目指そう
IT言語資格は、プログラミングのスキルを客観的に証明できるメリットがあります。国家資格やベンダー資格、民間資格と様々な種類があるため、自分に合った資格を選ぶようにしましょう。
資格の取得には、膨大な時間がかかります。継続的な勉強が重要になるので、学習スケジュールをしっかり立てたうえで、挑戦してくださいね。
もし独学での取得が難しいという人は、プログラミングスクールを検討してください。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。
よくある質問
プログラマーになるのに必要な資格は?
ありません。スキルさえあれば、誰でもなれます。ただし、プログラマーとして実際に働く際に、資格の有無で判断される可能性があります。取得しておくメリットは大きいといえるでしょう。
Pythonの資格は意味ない?
取得する意味はあります。国家資格のように強い影響力のある資格ではありませんが、実務経験のない人にとっては、自分のスキルを客観的に証明できる資格です。就職や転職の場面では、有利に働くでしょう。
2024年に始まるPythonの資格試験は?
「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」です。Pythonの実践的なデータ処理技術やデータ構造の知識・テクニックが問われる試験となっています。既存の「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を改訂した内容になっており、いわゆる上位版です。
プログラミング初心者にオススメの資格は?
初心者の人は、以下の資格に挑戦してみましょう。
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- Java SE認定資格
- Ruby技術者認定試験
- PHP技術者認定試験
- HTML5プロフェッショナル認定試験
- C言語プログラミング能力認定試験
RubyやPHPなど習得したい言語がある場合は、その言語の入門的な難易度の資格がオススメです。