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【初心者でも安心】ITスキル独学の始め方!挫折しないポイントを解説
- #プログラミングスクール
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「ITスキルを身につけたいけど、どこから始めればいいかわからない」
「ITを全く知らないド素人だけど、エンジニアって独学でも目指せる?」
このように悩んでいる人は多くいます。ITの分野は日々進化しており、新しい技術やツールが次々と登場するため、どれを学べば良いのか迷ってしまいます。
特に、独学で学ぶとなると、非常に難しく感じます。これまでITに関して意識してこなかった人なら、なおさらでしょう。
ですが、ITスキルは正しい方法とコツさえ意識すれば、独学でも習得できます。
この記事では、「独学のメリットやデメリット」、「効果的な学習方法」を詳しく解説しています。ITスキルを独学で身につけたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
監修者
古里 栄識
クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師
慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。
ITスキルとは情報技術の領域で必要になる知識
ITスキルは、情報技術の分野で必要とされる知識や技術を指します。IT技術がインフラとなった現代社会では、必須の知識です。エンジニアだけでなく、スキルがあると様々な職業で活躍できます。
ただし、ITスキルの範囲は非常に広く、ザックリと分類しただけでも以下のものがあります。
- プログラミング
- データベース管理
- ネットワーク設定
IT初心者にとっては、わからない単語も多いでしょう。これらを知っておくことで効率的に仕事を進められ、キャリアの幅も広がります。現代のビジネス環境で欠かせない能力として、ITスキルは非常に重要です。
ITスキルを独学で習得する3つのメリット
ITスキルを独学で習得すると、以下の3つのメリットがあります。
- 費用が安い
- 自分のペースで学べる
- 自信がつく
費用が安い
ITスキルを独学で習得する最大のメリットは、費用が安く済むことです。専門学校や大学に通うと莫大な費用がかかりますが、独学ならば無料もしくは低コストで学べます。
例えば、オンラインの無料講座やブログを活用すれば、お金をかけずに学習が可能です。書籍を買ったとしても、数千円で済みます。
費用を抑えたい人にとって、独学は非常に有効な選択肢です。
自分のペースで学べる
独学のもう1つの大きなメリットは、自分のペースで学べる点にあります。学校や講座のスケジュールに縛られる必要がなく、自分の都合に合わせて学習を進められるのです。
例えば、忙しい日常の中でも、通勤時間や休憩時間など隙間時間を利用して勉強できます。平日は少しだけ勉強して、休日に本腰を入れて学習する方法も可能です。
自分のリズムで学習すると、効率的に知識を吸収できます。学校の学習スケジュールが合わなかった人には、ピッタリの学習方法といえるでしょう。
自信がつく
独学でITスキルを習得すると、大きな自信がつきます。自分の力で問題を解決し、新しい知識を得られるため、大きな達成感があります。
例えば、プログラミングの場合。自分でコードを書いて動かせるようになると、その達成感は計り知れません。
自信を持てるようになれば、さらに高度なスキルにも挑戦しやすくなります。結果、成長を続けるモチベーションが生まれ、良いサイクルになるでしょう。
ITスキルを独学で習得するデメリット
独学のメリットは大きい反面、「やめとけ」という人もいます。以下のデメリットも考慮したうえで、独学で習得するか考えるようにしましょう。
- 挫折しやすい
- わからない部分を解決しにくい
- 就職・転職でのアピールが難しい
挫折しやすい
独学は、挫折しやすいデメリットがあります。1人で学習を進めるのもあって、モチベーションを維持するのが難しいためです。
例えば、難しい課題に直面した際、誰にも相談できずに諦めてしまうケースが多々あります。相談できる人もいないため、解決できないまま気持ちが折れてしまうのです。
一緒に学ぶ仲間がいない孤独感もあわせて、学習を続ける意欲が薄れてしまう点には注意しましょう。
わからない部分を解決しにくい
独学では、わからない部分を解決しにくい問題があります。質問できる相手がいないため、自分だけで解決しなければいけません。
例えば、プログラミングでエラーが出たとき、解決策を見つけるまでに多くの時間が必要になります。解決に時間がかかると、モチベーションが下がり、挫折してしまいます。たとえ解決策を見つけられたとしても、間違った解決策だと後の学習に大きな影響が出てしまうでしょう。
初心者にとって、わからない部分を正しく解決できるかは重要です。独学は自分でフォローをしにくい点が、大きなデメリットとなっています。
就職・転職でのアピールが難しい
独学で習得したITスキルは、就職・転職でのアピールが難しいケースがあります。学歴や資格がないため、企業に対して自分のスキルを証明するのが難しいのです。
例えば、履歴書に独学で学んだ内容を書いても、採用担当者にはあまり理解されません。スキルを証明するためには、ポートフォリオや実績を示す必要があります。もしくは資格を取得するのも良いでしょう。
独学は、客観的にITスキルを証明できる方法がないため、就職や転職で苦戦する可能性がある点は覚えておきましょう。
ITスキルを独学で習得する3つの方法
ITスキルを独学で習得する際、以下の3つの方法がオススメです。
- 書籍
- 学習サイト
- プログラミングスクール
書籍
ITスキルを独学で習得する方法の1つとして、書籍があります。体系的に知識を学べるため、初心者にオススメの学習方法です。まずは初心者向けの書籍からITスキルを身につけていくと良いでしょう。
例えば、プログラミングの入門書の場合、読みながら手を動かしていくと、基礎から応用まで段階的に学べます。書籍の内容を実践しながら進めていけば、初心者でも確実にスキルを身につけられます。
学習サイト
学習サイトの利用も、ITスキルを効果的に学ぶ方法としてオススメです。学習サイトは動画やクイズなど様々な形式で学べるため、飽きずに学習を続けられます。以下のようなサイトがあります。
- Udemy
- Progate
- paizaラーニグ
- Codecademy
- エンベーダー
学習サイトの中には無料のものもあるため、まずは参加してみて自分に合っているかを確認してみると良いでしょう。自分のペースで進められるコースなら、書籍と同じような感覚で独学できます。
プログラミングスクール
プログラミングスクールも、独学でITスキルを習得できるオススメの方法です。スクールは体系的なカリキュラムとプロの講師からの指導を受けられるため、効率的に学べるメリットがあります。オンラインで完結するスクールなら、自宅での学習も可能です。
実践的なスキルを身につけられるのはもちろん、学習のサポート体制も整っているため、挫折しにくいでしょう。就職・転職サポートがある点も魅力です。
ITスキルを独学で習得する際のポイント4選
ITスキルを独学で習得する際、以下の4つのポイントを意識するようにしましょう。
- 目的に合わせてプログラミング言語を選ぶ
- 目標設定を明確にする
- 自分に合った教材を選ぶ
- 毎日学習する
目的に合わせてプログラミング言語を選ぶ
学習するプログラミング言語を選ぶ際は、目的に合わせて選ぶようにsましょう。言語によって得意な分野や用途が異なるためです。
例えば、Web開発を目指すならJavaScriptやPython、Webアプリ開発ならPythonやRubyが適しています。
目標に合った言語を選ぶことで、効率よく学習を進められます。学習の方向性も定められるため、まずは自分の目的を明確にしてから言語を選びましょう。
目標設定を明確にする
独学では、目標が非常に重要です。目標設定をしておくと、学習のモチベーションを維持できます。具体的な目標があれば、何を学ぶべきかが明確になる点も見逃せません。独学は自分との戦いなので、目標は必ず立てておきましょう。
例えば、3ヶ月でWebサイトを1つ作る、といった目標です。締め切りを作ることで、必要なスキルや知識が具体的になります。学習の指針にもなるため、途中で挫折しにくくなるでしょう。
自分に合った教材を選ぶ
独学では、自分に合った教材を選ぶようにしてください。教材の種類は書籍や動画、ゲームなど多岐にわたりますが、それぞれ得手不得手があります。
例えば、視覚的に学びたい人は動画教材が適しています。楽しみながら学習したい人には、ゲーム形式の教材がオススメです。
このよに、自分の学習スタイルに合った教材を選び、楽しみながら学習するようにしましょう。理解しやすくなります。何が自分に合っているかはわからないものなので、まずは様々な教材を試してみるところから始めてみましょう。
毎日学習する
独学では、毎日学習する習慣が大切です。スキル習得のポイントといっても過言ではありません。スキルを定着させるためにも、毎日何かしらの学習をしましょう。
学習時間は何分でも大丈夫です。例えば、1日10分でも毎日続けていれば、少しずつ成長を実感できます。短時間でも毎日学んでいると学習リズムが生まれ、効果的にスキルを身につけられるようになります。
何事も近道は存在しません。コツコツと積み重ねて、ITスキルを習得していきましょう。
ITスキルを独学で習得してエンジニアを目指そう
独学でのITスキル習得は、費用を抑えつつ自分のペースで学べるという大きなメリットがあります。一方で、挫折しやすいというデメリットもあるため、注意が必要です。
学習計画を明確にし、毎日コツコツと学習を進めてモチベーションを保っていきましょう。
もしITスキルを独学で習得するのが難しい場合は、プログラミングスクールでの学習も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。
よくある質問
ITエンジニアになるにはどのくらい勉強すればいいですか?
エンジニアを目指す場合、一定のスキルを身につけるには300時間程度かかります。1日1時間を勉強にあてたとして、1年近く必要になるでしょう。
プログラミングは独学で習得できますか?
可能です。独学は難しいと思われがちですが、教材が多いため独学しやすいジャンルとなっています。動画や学習サイトを使えば、効率的な学習も可能でしょう。
プログラミングの独学には何年かかる?
1つの言語を習得するのに必要な時間は、独学の場合で1年~1年半ほど必要です。言語の難易度によっても変わるので、初心者は習得しやすいPythonなどに挑戦すると良いでしょう。
エンジニアは何年で一人前になりますか?
一人前の定義にもよりますが、実務経験を3年以上積めば、エンジニアとして仕事をこなせるようになります。どこへ行っても通用するスキルや、独立を目指す場合は、10年ほど必要になるでしょう。