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    【必見】ネットワークの勉強にオススメの本5選。初心者はこれでOK!

    • #プログラミングスクール

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    「ネットワークってどうやって勉強すればいいの?」

    「ネットワークを勉強したいけど、本でも大丈夫?」

    このように考えている人は多くいます。ネットワーク技術は専門用語が多い世界です。学びたいと思っても、何から始めたらいいのか悩んでしまうのも当然といえるでしょう。

    ですが、ネットワークの知識はIT業界で非常に重要です。習得することで、様々なキャリアが視野に入るようになります。

    そこで今回は、本を使ってネットワークを勉強したい人に向けて、「ネットワークを勉強できるオススメの本」を紹介します。勉強する際に知っておきたい「本の選び方」や「本を使って勉強するメリット」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

    監修者

    古里 栄識

    クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

    慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

    仕事も、働き方も、自分で決められるエンジニアに。 希少型エンジニア育成専門ITスクールRareTECH 公式LINEで資料を受け取る

    ネットワークを勉強する前に基礎を固めよう

    ネットワークを勉強する前に、まずはネットワークがどのようなものなのかを知っておくと良いでしょう。一口にネットワークといっても、個人によって持っているイメージが異なります。まずは以下の手順で、基礎知識を身につけてください。

    1. ネットワークの全体像を掴む
    2. LANとWANの仕組みを理解する
    3. データ通信の仕組みを理解する

    Step1.ネットワークの全体像を掴む

    ネットワークを勉強するなら、まずは全体像を掴んでおきましょう。ネットワークの基本的な概念を理解しておくと、細かい技術的な内容を理解しやすくなるためです。

    そのため、初心者の人は「ネットワークとは何か」や「どのような構造になっているのか」といった基礎的な部分から勉強してください。

    ネットワークの種類や基本的な構成要素を学んで全体像を掴めれば、後の学習をスムーズに進められます。

    Step2.LANとWANの仕組みを理解する

    ネットワークの全体像を掴めたら、次にLANとWANの仕組みを理解しましょう。

    ネットワークには、LAN(ローカルエリアネットワーク)とWAN(ワイドエリアネットワーク)の2つの主要な種類があります。それぞれの仕組みを理解することで、ネットワークの利用範囲や、目的に応じた設計や運用が可能になるためです。

    例えば、LANは家庭やオフィス内で使われる小規模なネットワークを指し、WANはインターネットのように広範囲にわたるネットワークを指します。

    こうした具体的な違いや特徴を学び、ネットワーク設計の基本を習得しましょう。

    Step3.データ通信の仕組みを理解する

    最後に、データ通信の仕組みを理解します。ネットワークを通じてデータがどのように送受信されるのかを知ることで、トラブルシューティングや最適な通信環境の構築ができるようになります。

    例えば、パケットという単位でデータが分割されて送信される仕組みや、通信プロトコルの役割といった知識です。

    これらを理解しておくと、ネットワークのトラフィック管理やセキュリティ対策の理解が深まります。実務においても、大いに役立つでしょう。

    ネットワークを勉強できるオススメ本5選

    ネットワークを勉強できる本は、様々な出版社から販売されています。今回はその中から、初心者向けの本を5冊紹介します。

    • 3分間ネットワーク基礎講座
    • 図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説
    • ネットワークがよくわかる教科書
    • ネットワークはなぜつながるのか 第2版
    • 図解入門TCP / IP

    3分間ネットワーク基礎講座

    「3分間ネットワーク基礎講座」は、名前の通り1回あたり3分間で読めるほどのわかりやすさが特徴の本です。各ページに短い説明文と図解が掲載されているため、初心者が読んでも理解しやすいでしょう。

    また、サイズがA5とコンパクトなのも嬉しいポイントです。手帳と同じサイズなので持ち運びやすく、ちょっとした隙間時間を活用できる本となっています。

    書籍名

    [改訂新版]3分間ネットワーク基礎講座

    著者

    網野 衛二

    出版社

    技術評論社

    発売日

    2010年9月

    図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説

    「図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説」は、初心者向けの用語解説本です。ネットワークの本を読んでいると様々な専門用語が出てきますが、そうした際に活用できます。

    ネットワークの用語を全てイラストで解説してくれているため、仕組みから理解したい場合に重宝するでしょう。これから勉強したい人はもちろん、現役エンジニアの用語集としても使える1冊です。

    書籍名

    【改訂5版】図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説

    著者

    きたみりゅうじ

    出版社

    技術評論社

    発売日

    2020年4月

    ネットワークがよくわかる教科書

    「ネットワークがよくわかる教科書」は、ネットワークの基本的な部分が全て網羅されている本です。ネットワークを基礎から学びたい人を対象に、まず知っておくべきことを網羅的に解説しています。

    仕組みや動作まで理解できるように、図解はもちろんOS上での実践例まで掲載してくれているのが特徴です。

    1つ1つ納得しながら勉強を進めたい人にオススメの1冊となっています。

    書籍名

    ネットワークがよくわかる教科書

    著者

    福永 勇二

    出版社

    SoftBankクリエイティブ

    発売日

    2018年9月

    ネットワークはなぜつながるのか 第2版

    「ネットワークはなぜつながるのか」は、初心者より少しステップアップした人向けの本です。よりネットワークに関する知識を深めたい場合は、手に取ってみましょう。

    2007年と少し古い本ですが、現在でも通じる根管の技術を解説してくれているため、ネットワークスペシャリスト試験でも活用できる内容となっています。

    ネットワークの基本的な部分は、今も昔も変わりません。本質的な部分を勉強したい人にオススメの1冊です。

    書籍名

    ネットワークはなぜつながるのか 第2版

    著者

    戸根 勤著/日経

    NETWORK監修 著

    出版社

    日経BP

    発売日

    2007年4月

    図解入門TCP / IP

    「図解入門TCP / IP」は、ネットワークエンジニアになったらまず読みたい本です。ネットワークの基礎からプロトコルの詳細まで、400点以上の図・イラストを使って解説してくれています。

    ネットワークの基礎は、言葉よりも図やイラストで解説された方が、はるかに理解できます。プロトコルの知識まで得られるので、非常に魅力的な1冊といえるでしょう。

    書籍名

    図解入門TCP / IP

    著者

    みやた ひろし

    出版社

    SoftBankクリエイティブ

    発売日

    2020年12月

    ネットワークの勉強に活用できる本を選ぶ3つの方法

    ネットワークの勉強に活用する本を選ぶ場合、何となく手に取っていては、タメになる一冊となかなか出会えません。選ぶ際は、以下の3つを意識してみましょう。

    • レベル別で選ぶ
    • 資格試験対策で選ぶ
    • 学びたい分野で選ぶ

    レベル別で選ぶ

    本を選ぶ際は、自分のレベルに合った本を選びましょう。初心者の場合、基礎から丁寧に解説されている本がオススメです。

    例えば、今回紹介した「ネットワーク入門書」では、基本的な概念から学べるため、スムーズに勉強を進められます。中級者以上は、より高度な内容を扱った専門書を選ぶと良いでしょう。

    自分の理解度に合わせた本を選び、段階的にレベルを上げていきましょう。

    資格試験対策で選ぶ

    資格試験対策の本を選ぶのもオススメです。資格の勉強をしながら、実践的な知識を身につけられます。

    資格取得は就職やキャリアアップにも繋がるため、具体的な目標を持って勉強を進められるメリットもあります。

    モチベーションも高めながらネットワークの勉強をしたいなら、資格試験も一緒に目指してみましょう。取得できれば一石二鳥の効果があります。

    学びたい分野で選ぶ

    本を選ぶ際は、自分が学びたい分野に特化した本を選ぶようにしましょう。興味を持って学習を進められます。

    例えば、セキュリティに興味があるなら「ネットワークセキュリティの基礎」など、特定の分野に焦点を当てた本がオススメです。

    興味のある分野を深く掘り下げることで、楽しみながら専門的な知識を身につけられます。実務に直結するスキルを習得するのも、苦ではありません。

    本を使っての独学は、自分の興味に合わせた本を選べるかどうかが、長続きする学習の秘訣です。

    ネットワークを本で勉強する3つのメリット

    ネットワークは本以外でも学習サイトやプログラミングスクールでも勉強できます。様々な選択肢がある中で本がオススメなのには、以下のようなメリットが関係しています。

    • 体系的に学習できる
    • 自分のペースで学習できる
    • 辞書のように調べられる

    体系的に学習できる

    本を使っての勉強は、体系的に学べる特徴があります。基本から応用まで順序立てて説明しているため、体系的にネットワーク技術を理解できます。初心者に向いている勉強法なのです。

    体系的に勉強することによって、断片的な知識ではなく、全体の流れを把握しながら理解を深められます。非常に有益な勉強法といえるでしょう。

    自分のペースで学習できる

    本での学習は、自分のペースで進められるメリットもあります。時間や場所に縛られず、自分のスケジュールに合わせて勉強が可能です。

    忙しい日常の中でも、通勤時間や休憩時間のような隙間時間を活用して、少しずつ理解度を深められます。

    自分のペースで学べるため、無理なく継続的に勉強を続けられるでしょう。

    辞書のように調べられる

    本は、辞書のように必要な情報をすぐに調べられる便利なツールです。学習中にわからない部分が出てきても、すぐに参照できます。紙の書籍なら、ページを捲るだけです。

    ネットワークの勉強に使った本を手元に置いておけば、疑問が生じた際にすぐに答えを見つけられます。学習効率が大幅に向上し、より深い理解を得られるでしょう。

    ネットワークの勉強は自分に合った本を使おう

    ネットワークの勉強は、基礎を固めるところから始めると、スムーズに進められます。本は体系的に勉強できる特徴があるので、段階を踏みながら少しずつ知識を習得していきましょう。

    今回紹介した本は、ネットワークを勉強できる本のごく一部です。様々な出版社から販売されているので、ぜひ1度書店で手に取ってみてください。

    もし、本を使っての独学が難しいという人は、プログラミングスクールでの学習も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。

    年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。

    よくある質問

    ネットワークエンジニアの勉強時間はどのくらいですか?

    初心者が実践レベルのネットワークエンジニアを目指す場合、180時間~480時間ほど必要です。1日1時間勉強したと換算して、半年~1年半ほどかかるでしょう。

    個人差はありますが、短期間で習得するのは難しいと考えておいてください。

    インフラエンジニアは何をする仕事ですか?

    インフラエンジニアは、クライアントの要望に合わせてインフラを設計したり、設計書に沿ってインフラを構築したりします。また、構築したインフラが稼働するように運用するのも仕事です。

    インフラに関係する仕事を担当する、と認識しておきましょう。

    ネットワークエンジニアとはどんな仕事?

    ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計や構築、保守と運営をする仕事です。私達が普段、当たり前のように自分のパソコンからデータを送受信していますが、そうした通信環境を構築し、守る役目を担っています。

    ネットワークエンジニアにはどんな人が向いていますか?

    ネットワークエンジニアの仕事は、黙々と作業するものが多くあります。そのため、コツコツと何かに取り組める人が向いています。他にも、以下が得意なら適性があるといえるでしょう。

    • ITに対する興味がある
    • 学習意欲が高い
    • コミュニケーション能力がある
    • 新しいことに挑戦し続けられる

    IT技術は常に進化しているため、ITに関する興味はもちろん、学習し挑戦し続けるマインドが必要です。また、クライアントの要望を聞きながら作業するケースも多いことから、コミュニケーション能力も問われます。

    【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

    「フリーランスエンジニア」

    近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

    「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

    私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

    比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

    多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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