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【必見】プログラミングスクールで転職できないと言われる理由7選 | 成功のポイントも紹介

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「プログラミングスクールに通いたいけど、転職できないと言われた」

「プログラミングスクールだと転職できないって本当?」

プログラミングスクールの入学を考えている人の中には、こうした疑問を持っている人も多くいます。実際、すべての人が転職に成功しているわけではありません。

ですが、転職できないのにはちゃんと理由があります。理由を知ったうえで対策をすれば、キャリアプランに沿った転職も可能です。エンジニアを目指すのなら、知っておきたいポイントですよね。

そこで今回は、「プログラミングスクールでは転職できない」と言われる理由について解説します。「転職できない人の特徴」や「転職に成功するためのポイント」も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


監修者

古里 栄識

クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

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プログラミングスクールでは転職できないと言われる理由7選

プログラミングスクールでは転職できないと言われるのには、以下の7つの理由が関係してます。

  • ビジネスの視点を身につけられないため
  • エンジニアとして実務経験を積めないため
  • ポートフォリオにオリジナリティがないため
  • 他のスクール卒業生と違いを比較できないため
  • 短期集中型のスクールではスキルが定着しないため
  • 就職支援のサポートが不十分なスクールがあるため
  • 通うだけでエンジニアになれると考えている人がいるため

ビジネスの視点を身につけられないため

多くのプログラミングスクールでは技術的なスキルは学べますが、ビジネスでどう活かすかについての教育が不足しています。企業が求めるのは、技術だけではありません。その技術を使って、ビジネス上の問題を解決できる人材です。エンジニアに問わず、全ての業種で共通する考え方でもあります。

そのため、ただ単にプログラミングができるだけでは、魅力的な人材とは言えません。コードを書く技術だけではなく、最低限、そのコードがどうビジネスの成長に貢献するかを理解する必要があります。

エンジニアとしてのスキルだけではなく、ビジネスパーソンとしての能力も求められているのです。

エンジニアとして実務経験を積めないため

プログラミングスクールでは、学んだ知識を実際のプロジェクトで使う機会が少ないため、実務経験が不足しがちです。一方で企業は、問題を自立して解決できる、実践的な経験を持つ人材を好みます。

そのため、転職を成功させるには「企業が魅力的に感じる人材かどうか」が重要です。例えば、チームで働く経験や、実際の顧客の要望に応える経験が該当します。

知識やスキルの他に、実務経験まで判断される点も、転職しにくいと言われる理由の1つです。

ポートフォリオにオリジナリティがないため

多くの受講生が同様の課題やプロジェクトに取り組むため、ポートフォリオに独自性が欠ける点も、転職しにくいと言われる理由です。

転職活動では、自分自身のスキルと創造性をアピールしなければいけません。ですが、ポートフォリオにオリジナリティがないと、判断がつかないのです。特に、テンプレートや簡易的なポートフォリオだと、アピール材料として使えません。転職は難しいでしょう。

他のスクール卒業生と違いを比較できないため

プログラミングスクールは教材に沿って学ぶ場所です。そのため、学べる内容はそれほど違いがありません。結果、自分と他校の生徒との違いをアピールするのが、難しいという点があります。

特にテンプレートに沿ったポートフォリオを使うと陥りがちです。しかし、テンプレートを使うと他校との差別化ができません。結果、みんな同じように感じられ、評価されずに転職できないのです。

短期集中型のスクールではスキルが定着しないため

プログラミングスクールの中には、短期集中型のスクールがあります。短期間で多くの情報を詰め込むスタイルでは、学んだスキルを十分に定着できるとは限りません。詰め込み型で終わってしまい、自分の技術として自由に使いこなせないのです。学生の頃に一夜漬けでテスト勉強をしていた人なら、イメージしやすいでしょう。

スキルを自分のものにするには、継続的な練習と実践が必要です。転職を目標にスクールを考えているのなら、企業が求めているスキルレベルに到達できるかどうかまで含めて、考えるようにしましょう。

就職支援のサポートが不十分なスクールがあるため

全てのプログラミングスクールが充実した就職支援を提供しているわけではありません。中には、転職支援のサービスが不十分なケースもあります。いくら知識や技術を身につけても、活かし方がわからなければ、効果的に自分をアピールできません。

効果的な転職活動のためには、履歴書の書き方や面接対策など、具体的なサポートが必要です。履歴書の書き方からポートフォリオの作成まで、自分が受けたい転職サポートがあるスクールを選びましょう。

サポートの内容はスクールによって異なるため、事前のチェックが大切です。

通うだけでエンジニアになれると考えている人がいるため

プログラミングスクールに通うだけで、自動的にエンジニアとして転職できると考えている人もいます。ですが、スクールに通っただけでは転職できません。スクールはあくまでも、スキル習得や就職・転職を最大限サポートするための場所だからです。

身につけたスキルをどう活かすかは、本人次第になります。積極的に学び、自らをアップデートし続けなければいけません。

スクールで学べば誰でもエンジニアになれるわけではない、という点は覚えておきましょう。


プログラミングスクールに通っても転職できない人の特徴3選

プログラミングスクールに通っても転職できない人には、特徴があります。以下の3つに当てはまっていないか、確認しましょう。

  • プログラミングを学ぶ目的が曖昧
  • 受け身で自発的に学ぼうとしていない
  • スキルやキャリアについて曖昧に考えている

プログラミングを学ぶ目的が曖昧

プログラミングスクールに通う人の中には、具体的な学習目標や転職後のキャリアプランを持たずに入学する人がいます。ですが、目的が曖昧なまま学習を進めると、必要なスキルや知識を効率的に身につけられません。

例えば、Web開発者を目指しているのに、データ分析のスキルばかりを学んでしまうといった形です。目標と学ぶ内容がズレてしまっています。

目標が定まっていないと、知識やスキルを広く浅く身につけてしまい、結果的に転職市場での競争力が低くなってしまうのです。どのような自分になりたいのか、必ず明確にしておきましょう。

受け身で自発的に学ぼうとしていない

プログラミングスクールの成果は、受講生の積極性に大きく依存します。受け身の姿勢で授業に参加しているだけでは、実践で必要とされるスキルや問題解決能力を、十分に身につけられないためです。

授業の進行に従っているだけでは、転職しにくい人材になってしまいます。学習した内容の復習や予習をしたり、独自のアプリケーションを作成したりといった、積極的な学習態度が必要です。自発的になるだけで、得られる知識やスキルも大きく増えます。

エンジニアとして独り立ちした後にも必要な姿勢なので、在校中に身につけておきましょう。

スキルやキャリアについて曖昧に考えている

自分が身につけたいスキルや将来のキャリアパスについて具体的な計画がない人は、転職に成功しにくい傾向にあります。求職活動で、業種やキャリアを目指すべきか判断が難しくなるためです。

面接は、企業と人材がマッチしているかどうかを判断する機会です。「どんなスキルを仕事に活かせるのか」「どんなキャリアビジョンを持っているのか」を見られています。

スキルやキャリアが曖昧だと、面接時に自社で活躍できる人材だと判断してもらいにくくなります。まずは、キャリアプランを明確にし、それに沿ったスキル習得を目指しましょう。


プログラミングスクールで転職に成功するためのポイント5選

プログラミングスクールで転職に成功するには、以下のポイントを意識してみてください。

  • なりたい将来像を明確にする
  • ポートフォリオを作り込んでアピールする
  • スクールの就職・転職サポートを活用する
  • わからない場合はエンジニア講師にすぐ質問する
  • 学んできた技術や考え方などをメモして振り返る

なりたい将来像を明確にする

転職を成功させるには、まず「自分がどのようなエンジニアになりたいか」を明確にしましょう。具体的な姿をイメージできれば、必要なスキルや学習コースを絞り込めるためです。

例えば、Web開発者になりたい場合、HTMLやCSS、JavaScriptを学ぶ必要があります。このように明確な目標を立てておくと、学習の方向性が定められ、モチベーションの維持にもつながります。

ポートフォリオを作り込んでアピールする

ポートフォリオは、転職活動において自分の技術と創造性をアピールする最良の手段です。自分を営業するためのツールと言って良いでしょう。

そのため、単に学んだ技術を羅列するのではなく、自分だけのオリジナリティある情報をポートフォリオに加えてください。

例えば、趣味や関心事を活かしたオリジナルのWebアプリケーションを開発する、といった形です。技術力だけでなく独自性をアピールできます。この際、なるべく自分が興味のある分野にすると、オリジナリティを発揮しやすくなるので、オススメです。

スクールの就職・転職サポートを活用する

多くのプログラミングスクールには、就職や転職をサポートするサービスがあります。サポートを積極的に利用して、履歴書の書き方や面接対策、業界の動向理解など、転職活動をスムーズに進めましょう。

例えば、キャリアアドバイザーとの個別相談を通じて、自分に合った転職先を見つけるといった形です。思い描いているキャリアプランを叶えるためにも、就職・転職サポートは最大限、活用してください。

わからない場合はエンジニア講師にすぐ質問する

学習の疑問は、そのままにしておくと学習の妨げになります。エンジニア講師に積極的に質問して、問題点をすぐに解決するようにしましょう。効率的に学習を進められます。

質問方法は、プログラミングスクールによって様々です。以下の中から、取れる方法を使って質問しましょう。

  • 対面
  • メール
  • チャット

わからないことがわからないままだと、次の学びを思うように理解できない可能性があります。学習で迷走しないためにも、わからない部分はすぐに質問するようにしましょう。

学んできた技術や考え方などをメモして振り返る

学んできた技術や考え方はなるべくメモをして、隙間時間を使って振り返るようにしましょう。学習過程で得た知識や技術、考え方を定期的に振り返ることで理解度を深められます。

メモは、自分の理解度を確認し、見返すための資料にもなります。例えば、新しいプログラミング言語を学んだ際には、その言語で書いたコードや、学習している最中に気付いた点を記録しておくといった形です。

覚えていれば、転職活動の際に受けた質問に対してもスムーズに返せるでしょう。


プログラミングスクールで転職できないのは本人次第

プログラミングスクール出身者が転職で成功するためには、ただ技術を学ぶだけでは不十分です。学んだ知識をどう活かし、どう拡張していくかが重要になります。オリジナリティのあるポートフォリオの作成や、継続的なスキルアップを意識して、学習に取り組みましょう。

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よくある質問

プログラミングの仕事は何歳までできますか?

プログラマーやエンジニアは、「35歳定年」と言われています。昼夜問わずパソコンに向かって作業をすることもあって、体力が必要になるためです。常に新しいスキルを身につけなければいけない点からも、若い方が有利だと認識しておくと良いでしょう。

どんな人がプログラマーに向いていますか?

プログラマーに向いているのは、以下に当てはまる人です。

  • 集中力があってパソコン作業が好き
  • 好奇心・探究心がある
  • 論理的な思考ができる

パソコンを使って仕事をするので、パソコン作業が好きなのは大前提になります。

プログラマーが難しい理由は何ですか?

プログラマーが難しいと言われる理由は、主に以下の3つです。

  • 常にエラーや不具合の対応に追われる
  • 新しい技術をキャッチアップする必要がある
  • 残業や休日出勤が多い

最新のIT技術に追いつくためには、常にスキルアップが必要になります。不具合の対応などで休みがなくなるケースもあり、決して楽な仕事ではありません。

プログラミングスクールに通う理由は何ですか?

プログラミングスクールに通う理由として最も多いのは、「転職や就職をしたい」になります。34%と非常に高い数値です。続いて、「教養として身につけたい」(26%)、「独学で挫折した」(24%)と続きます。


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