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通学型プログラミングスクールとは?|選び方やメリット・デメリットも紹介

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「プログラミングを学びたいけど、オンラインと通学のどちらを選べばいいのかわからない」

「プログラミング初心者だけど、通学型の方が良いの?」

多くの人がこのように感じています。これからプログラミング学習をしようと考えている人にとって、プログラミングスクール選びは重要です。中でもまず候補になるのが、通学型のスクールでしょう。

通学型のプログラミングスクールは、直接的なフィードバックや同じ目標を持つ仲間との出会いがあります。この記事では、そんな「通学型プログラミングスクールの選び方」について解説します。プログラミングスクールを選ぶ際に知っておきたい「スクール別の特徴」や

「通学型のメリット・デメリット」も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


監修者

古里 栄識

クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

プログラミングスクールの種類3選

プログラミングスクールの通学型について知る前に、まずはスクールの種類について知っておきましょう。2024年現在、以下の3つに分類されます。

  • 通学型
  • オンライン型
  • ハイブリッド型

通学型

通学型プログラミングスクールは、文字通り通学してプログラミングを学ぶスクールです。講師や同期の生徒と直接交流できる点が魅力です。

対面で学習することで、質問や疑問をすぐに解消できます。理解を深めたり、学びの質を向上させたりといった効果があります。独学よりも遙かに効率的に学べるでしょう。

同期との交流を通じて、モチベーションの維持もできます。人がいる環境の方が集中できる人にとっては、ベストな受講形式です。

オンライン型

オンライン型のプログラミングスクールは、柔軟性が最大の特徴です。自宅や好きな場所や時間に学べるため、忙しい人でも無理なく学習を進められます。通学型と違って場所の制約も受けないため、地方に住んでいてもカリキュラムに差がありません。

自分のペースで着実にスキルアップを目指す人にとって、オンライン型スクールは魅力的な選択肢になるでしょう。

ハイブリッド型

ハイブリッド型プログラミングスクールは、通学型とオンライン型の良いところを組み合わせたタイプです。授業を対面とオンラインで行うため、ライフワークバランスに合わせた受講ができます。

例えば、基本的な内容はオンラインで学習し、実践的なプロジェクトやグループワークは対面で参加する、といった形です。ケースに合わせて受講形式を変えることで、効率的に学べます。


自分に合った通学型プログラミングスクールの選び方9選

通学型のプログラミングスクールを選ぶ際、意識しておきたいポイントがあります。特に以下の9つのポイントは重要なので、意識するようにしましょう。

  • レッスン形式をチェックする
  • レッスン外でも教室を使えるかチェックする
  • 現役エンジニアが講師をしているかチェックする
  • いつでも講師に質問できる環境かをチェックする
  • 通いやすいかどうかをチェックする
  • 支払いやすい受講料かチェックする
  • 就職・転職サポートをチェックする
  • 公式HPで過去の実績をチェックする
  • 評判や口コミをチェックする

レッスン形式をチェックする

まずレッスン形式は、必ずチェックしましょう。学習効率に直結するためです。通学型の場合、以下の形式があります。

  • 個別指導
  • 集団指導

個別指導では、講師とマンツーマンで学べます。周囲を気にせず学習でき、講師にも気軽に質問が可能です。一方で、マンツーマンとなる講師との相性がネックになります。

一方で、集団指導は他の受講生と一緒に学ぶため、受講生同士で交流できます。自分のペースで学習しにくいものの、モチベーションを維持しやすくなるでしょう。

どちらが良いのかは人によるため、自分が集中できる環境を基準にして考えてください。

レッスン外でも教室を使えるかチェックする

通学型のプログラミングスクールにおいて、学習環境は重要です。特に、教室をレッスン外でも自由に使えると、自主学習やプロジェクト作業に集中できます。スクールによっては、レッスン外でも講師に質問できる場合もあるでしょう。

教室が使える条件はスクールによって異なるため、気になっている人は事前に確認しておくことをオススメします。

現役エンジニアが講師をしているかチェックする

現役エンジニアが講師をしているかどうかは、重要です。最前線で活躍している現役エンジニアならば、最新の技術トレンドや実務で役立つノウハウを直接得られます。理論だけでなく、現場で必要とされるスキルも身につけられるでしょう。

プログラミングスクールの中には、卒業生やアルバイトが講師をしているケースもあります。現場で通じる知識と技術を身につけるためにも、現役エンジニアが講師をしているかどうかは、必ずチェックしてください。

いつでも講師に質問できる環境かをチェックする

質問しやすい環境かどうかもチェックしましょう。講師にいつでも気軽に質問できるプログラミングスクールであれば疑問をその場で解消できるため、スムーズに次へ進めます。

学習の壁にぶつかった時、すぐに解決策を見つけられるのは非常に有用です、学習効率が大きく向上します。

どのようなタイミングなら質問できるのか、公式HPや無料カウンセリング、口コミなどから情報を集めましょう。

通いやすいかどうかをチェックする

アクセスの良さもチェックしておきたいポイントです。特に、自宅や職場から通いやすい場所にあると、ついでに寄れるためモチベーションを維持しやすくなります。

最初はやる気があっても、徐々に落ちていくものです。モチベーションを維持したまま通うためには、「わざわざ足を伸ばす」のではなく「帰りにふっと寄れる」プログラミングスクールの方が、心理的なハードルが低くなります。

最寄り駅や駐車場が広いなど、通いやすいかどうかは、事前に調べておきましょう。

支払いやすい受講料かチェックする

受講料をチェックするのも、重要なポイントです。予算に合った受講料のプログラミングスクールを選ぶことで、経済的なストレスを軽減し、学習に集中できます。

中でもチェックしたいのが、分割払いや奨学金、給付金です。経済的な負担を減らしながらスキルアップを目指せます。

ただし支払い方法は各スクールによって異なるため、事前に調べておきましょう。

就職・転職サポートをチェックする

エンジニアとして就職・転職を考えている人にとって、キャリアサポートは重要です。充実したキャリアサポートサービスを提供するプログラミングスクールを選びましょう。

例えば、履歴書の添削や模擬面接、ポートフォリオの作成などです。次の項目で紹介する就職・転職実績も含めて、サポート内容をチェックすることをオススメします。

公式HPで過去の実績をチェックする

プログラミングスクールの実績は信頼の証です。公式HPで過去の卒業生の実績を確認して、どの程度の成果を出しているかを調べておきましょう。

就職や転職の成功事例が多いスクールは、高い学習成果を期待できます。卒業後の自分をイメージするためにも重要です。

評判や口コミをチェックする

実際に利用した人の声は、非常に参考になる情報です。受講生や卒業生の評判や口コミ・評判をチェックして、学習環境や講師の質、サポートの実態を把握しましょう。

良い評判が多ければ多いほど、そのプログラミングスクールが提供する、教育の質の高さを裏付けるものとなります。

ただし、評判や口コミを参考にする際は、良いものと悪いものの両方に目を通しておいてください。フラットな目線で判断できるようになります。


通学型プログラミングスクールのメリット・デメリット

通学型のプログラミングスクールには、メリットとデメリットがあります。ここからは2つにわけて、どのようなものがあるのか解説します。

メリット

通学型プログラミングスクールには、以下のメリットがあります。

  • 直接指導を受けられる
  • 受講生同士で交流できる
  • 通学・通勤の帰りに立ち寄れる

講師から対面で教わるため、講師からの直接的なフィードバックや質問への答えをもらえます。理解を深めやすい点がメリットです。生徒同士の交流も学習のモチベーションを高め、仲間として切磋琢磨していけるでしょう。こうした環境は、自学自習では得られない通学型ならではのものです。

デメリット

通学型プログラミングスクールのデメリットには、以下のものがあります。

  • 通学のコストがかかる
  • 人によっては集中できない環境の可能性がある

通う以上、どうしても時間と場所に拘束されます。交通費や通学にかかる時間は、特に忙しい人や遠方に住む人にとっては、大きなデメリットです。

また、自分以外の人がいると集中できないタイプの人にも、あまり合っていません。集中力を乱す可能性があるため、結果的に非効率な学習となる可能性もあります。 

生活スタイルや個人の状況によっては、オンライン学習の方が適している場合もあると認識しておきましょう。


プログラミングスクールはライフスタイルに合わせて通学かオンラインかを選ぼう

プログラミングスクールを選ぶ際には、通学とオンライン、どちらが自分に合っているのかを考える必要があります。自分の生活リズムや学習スタイルに合わせて適切な方を選びましょう。

通学型にはメリットもあるものの、デメリットもあります。「通学しなければいけないのが面倒」「人がいると集中できない」という人には、あまりオススメできません。そんな場合は、オンラインを選ぶ方が良いでしょう。

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よくある質問

プログラミングスクールの形態は?

プログラミングスクールの受講形態は、オンラインと通学型の2通りがあります。近年は、通学しながらオンラインでも受けられるハイブリッド型を取り入れるスクールも増えています。

プログラミングスクールに通う理由は何ですか?

プログラミングスクールに通う理由として最も多いのは、「転職や就職をしたい」になります。34%と非常に高い数値です。続いて、「教養として身につけたい」(26%)、「独学で挫折した」(24%)と続きます。

プログラミングスクールは何歳まで受講できますか?

基本的に、プログラミングスクールの受講に年齢制限はありません。ただ、スクールによっては設けているところもあるため、事前に確認しておくことをオススメします。

プログラミングは独学で学べますか?

プログラミングは独学でも学べます。学習用の教材も多いため、学ぶハードルはそれほど高くありません。最低限のスペックを満たしたパソコンがあれば、誰でも学習できる分野です。


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