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    プログラミング独学で就職・転職は可能なのか?|RareTECHブログ

    • #プログラミング 独学

    更新

    これからプログラミングを学び始める方は、独学かスクールかで迷うと思います。多くの方が最初は独学で学び始めると思いますが、独学で学んでも就職や転職はできるのか?何か問題はないのかなど、気になることも多いと思います。

    この記事では独学でのプログラミング業界の就職・転職の可能性とそれに対するメリット・デメリットや注意点などについてお伝えします。

    また、以下のページではプログラミングを独学で進める際のガイドラインとなるページです。ロードマップなども紹介していますので、気になる方はチェックしてください。

    → プログラミングは独学でもできる?スクールが必要?成功への学び方徹底解説

    監修者

    古里 栄識

    クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

    慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

    仕事も、働き方も、自分で決められるエンジニアに。 希少型エンジニア育成専門ITスクールRareTECH 公式LINEで資料を受け取る

    プログラミングを独学して就職するのは難しい?

    独学で学んで、転職や就職することは不可能ではありませんが、難しいのは確かです。

    独学からの就職・転職が難しいといわれる理由

    プログラミング業界で働くためには、大きく分けて3つの項目が必要になります。

    1. 実務レベルのプログラミング技術
    2. ポートフォリオの作成
    3. プログラマーとしてのコミュニケーションの取り方

    ①②についても難易度が高いですが、③プログラマーとしてのコミュニケーション能力は、自分独りでは身につけることができません。

    こうした理由から、一般的には就職や転職などプログラミング業界でプロとして働くのならば、プログラミングスクールで①②③を基礎からきちんと学んだ方が良いと言われています。

    ただし、独学でも進もうとするならば①②③を1つ1つクリアしていくことです。解説していきます。

    ① 実務レベルのプログラミング技術

    実務レベルのプログラミング技術については、以下のページでも紹介していますが、大きく分けて2種類の学びがあります。

    • インフラ・環境構築を学ぶこと
    • プログラミング言語を学ぶこと

    世の中に存在するプログラミングスクールでは、プログラミング言語を中心に教えてくれます。PythonやRuby、Go言語など最近注目されている言語を学び、そのまま転職のサポートまでしてくれます。

    しかし、インフラ・環境構築を学ばずにプログラミング業界に入ることは注意が必要です。

    システム全体を見れる人間が評価される

    というのも、プログラミングのコードが書ける人よりもシステム全体を理解して開発できる人の方が高く評価されるからです。

    希少型人材と量産型人材という言葉がプログラミング業界にはありますが、システム全体を理解して開発できる人材が希少型人材です。

    せっかくなら、インフラ構築までしっかりと学んだ上で様々な言語が扱える希少型人材を目指してください。仕事のやり甲斐やお給料にも大きく反映されます。

    もし、独学でこのインフラ部分も学ぶならエンベーダーがおすすめです。

    インフラ・環境構築は、これまでは学ぶための素材がなかったので、学びたくても学べないというのが本当のところでした。

    しかし、エンベーダーが登場し、遊びながらインフラ・環境構築まで学習することができるようになりました。

    無料でも利用できるので、ぜひチェックしましょう。

    ② ポートフォリオの作成

    ポートフォリオとは、自分のスキルやこれまでの実績を証明できる作品集のことです。

    せっかくならば、実際に案件を受注(お金をもらいながら)ポートフォリオを作成していきましょう。

    クラウドソーシングで案件を受注する場合、次のような案件があります。

    • LP制作(5〜50万円)
    • WordPressを使ったWebサイト制作(10〜100万円)
    • アプリケーション開発(10〜30万円)
    • システム開発(10〜100万円)

    ( )内の数字については、ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスでの相場です。

    簡単に補足します。

    LP制作やWordPressを使ったWebサイト制作については、マーケティング要素・デザイン要素も関わってきます。プログラミング要素はコーディング部分だけになるので、単価はもう少し下がります。コーディングだけの場合には、1ページあたり1から5万円が相場です。

    簡単なアプリケーション開発やシステム開発を受注することは、実際に報酬を得ながら学ぶことができるので独学の方にもオススメです。

    ただし、責任を持てる範囲で行わないと痛い目をみることになるので注意しましょう。

    ③ プログラマーとしてのコミュニケーションの取り方


    正直、これが一番独学では学びにくい内容だと思います。

    独学というよりもコミュニティに参加したり勉強会やセミナーに参加して、実際にプログラマーとして働いている方とたくさんお話することが大切です。

    学習サイトなどを利用して、現役プログラマーがよく使う言葉など、よくチェックしてみてください。

    以下のページに学習サイトを紹介しています。schooという学習サイトは、有料プランにすることで、生放送の授業を受けることができます。(双方向の授業なので、実際に質問することもできます。)

    まとめ|独学でプログラミング業界へ就職・転職は可能なのか?

    いかがでしたか?

    プログラミング業界で働くために、何が必要かについてお伝えしました。

    1. 実務レベルのプログラミング技術
    2. ポートフォリオの作成
    3. プログラマーとしてのコミュニケーションの取り方

    独学で学ぶということは、お金は掛からないのですが、とても難しいことでもあります。

    必要性を感じたら、プログラミングスクールに通うという選択は、結果的に賢い選択だといえるかもしれません。

    おすすめのプログラミングスクールもこちらのページに紹介しているので、一度確認してみてください。

    また、私たちはRareTECHというプログラミングスクールを運営しています。

    RareTECHは、2年間という学習スケジュールの中でトップ10%のITエンジニア(=希少型人材)にすることを目指したプログラミングスクールです。

    • 本格的にプログラミングを学びたい
    • インフラ・環境構築から徹底的に学びたい
    • どうせなら希少型人材として業界デビューしたい

    などなど、本気でプログラミングを学びたい方が集まり、みんなで学んでいます。

    ぜひ私たちのページも一度ご覧ください。

    また、もしこれからプログラミングを学ぶという方は、私が書いたNoteもご覧ください。

    USBも知らなかった学生時代から独学でGAFAの希少型エンジニアになった私の学習方法を記述しています。

    こちらも多くの方に評価をいただいていますので、チェックしてみてください。

    【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

    「フリーランスエンジニア」

    近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

    「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

    私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

    比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

    多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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