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独学でプログラミングを学んで稼ぐことはできる?|RareTECHブログ

  • #プログラミング 独学

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20代から30代の方を中心に、ITエンジニアに転職する方が増えています。

  • 自分の可能性を拡げたい
  • キャリアチェンジしたい
  • 今よりも収入を上げたい
  • 場所や時間に囚われない働き方がしたい

などなど、多くの方がプログラミング業界に可能性を感じています。

ただし、独学で学んだ先にどんなキャリアが望めるのか、どのくらい稼げるのか、そのためにはどんなことを学ぶ必要があるのかなど、学習を始める前に全体像を確認することはとても大切です。

この記事では、独学でプログラミングを学び、どのくらい稼げるのかにフォーカスして記事をまとめました。

また、以下の記事ではプログラミングを独学で学ぶ際の道しるべとなる記事になっています。独学で学ぶ際の参考にしてください。

→ プログラミングは独学でもできる?スクールが必要?成功への学び方徹底解説

監修者

古里 栄識

クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

一生もののITスキルを。RareTECHは、代替不可能な高いスキルを身につけ、自由な働き方を実現させるITスクールです エンジニアに必要な知識を網羅したカリキュラム 卒業後も転職活動をサポート 独学では叶えられないチーム開発 詳しくはこちら

独学でプログラミングを習得して稼げるの?

プログラミングを独学で習得して、副業や転職で稼ぐことは可能です。ただし、どのくらいの金額を稼ぎたいかによっても難易度や金額も変わってきます。

例えば、以下のような選択肢があります。

LP作成(5万円~50万円)

LP(ランディングページ)は、商品購入を目的にして作られた商品・サービスの紹介ページです。

  • HTML/CSS
  • JavaScript
  • PHP

などの言語を活用します。

多くの方が初心者には、おすすめとして挙げられるLP制作ですが、プログラミング要素はコーディング部分で、LPを完成させるにはマーケティングやデザインの知識が必要です。

クラウドワークスやココナラ、ランサーズなどのクラウドソーシングでは、コーディングだけの相場でいうと1件あたり1~5万円程度の報酬感です。

副業として取り組むには、難易度も易しいので取り組みやすいかもしれません。

WordPressを使ったWebサイト制作

WordPressは2023年現在、世界で最も活用されているCMS(Contents Management System)です。

法人から個人ブロガーまで幅広い案件が特徴です。

LPは基本的には1ページで構成されますが、Webサイトとなるとホームページ(トップページのこと)、企業概要ページ、各サービス専門ページ、ブログページなど、複数のページを作成することになります。

HTML/CSS・JavaScript・PHPなど、主にフロントエンド開発で必要な言語スキルが必要です。

WordPressの案件は、構築から運用・保守まで担当するものから、デザインのみ、コーディングのみと担当するものまであるため、受注する前に担当業務を確認しましょう。

クラウドワークスやココナラ、ランサーズなどのクラウドソーシングでは、約5~10万円の報酬感です。ただ、長期的に運営まで携わる場合、継続的な収入も期待できます。

アプリケーション開発

アプリケーション開発は、Webアプリ・Androidアプリ・iOSアプリなどの開発を行う案件です。

アプリケーション開発で必要なスキルは案件によって異なりますが、Swift・Java・Python・PHP・HTML/CSSなどが使用されます。

また、最近ではGo言語などのGoogleが開発した新しい言語が登場しており、人気も報酬も高く見込めます。

アプリケーション開発で使用される言語は、初心者でも比較的覚えやすい言語が多いです。

案件数も比較的多いため、何を開発するか悩んでいる人には、具体的な目標も見出しやすいためおすすめです。

ただし、同じアプリケーション開発という依頼でも、開発・運用・保守などさまざまな業務内容があるため、案件内容はしっかり確認しておきましょう。

クラウドワークスやココナラ、ランサーズなどのクラウドソーシングでは、約10~30万円の報酬感です。

保守・運用など、作業難易度が低めの案件は比較的初心者でも参加しやすいです。

経験が浅いうちは、作業内容が難しすぎないものを選択し、責任が持てる範囲で選択しましょう。

システム開発

システム開発の案件は、Webサービスや業務システムなどの開発を行います。必要なスキルは案件によって違いがありますが、Java・JavaScript・AWS・PHP・C#・Linuxなど幅広い言語が対象となるでしょう。

データベースシステムのインフラ系の開発案件や、業務効率をアップできる会計システムの開発など、企業を対象とした案件が多いです。

クラウドワークス上の報酬相場は、約10~100万円です。システム開発は業務システムなど、企業と関わることが多く難易度は高めです。

ただし難易度が高い分、当然報酬は高くなります。

せっかくプログラミングを学ぶのであれば、ぜひ高いレベルの知識を身に着けて、他のプログラマーと差を付けて欲しいと思います。

独学でプログラミングを学んで稼ぐまでの5ステップ

独学でプログラミングを学んで稼げるようになるためには、以下の手順を参考にしてください。

  1. 開発したい分野&言語を決める
  2. Webサイトで基礎を学ぶ
  3. 書籍 or スクールで本格的に学ぶ
  4. ポートフォリオを作成する
  5. 稼ぐ方法を決めて案件を獲得する

ステップ1:開発したい分野&言語を決める

まずは、開発したい分野と言語を決めることから始めましょう。

プログラミングを学んで、何がしたいのかを明確にすることはとても大切です。

しかし、始めてみたら楽しくなってもっと学びたくなったという方もいます。

もし、分野や言語を決めかねている方は、上記でお伝えした案件の例や報酬感を参考にしてみても良いと思います。

もし、なかなか1人では決められずに悩んだ場合には、無料個別カウンセリングにお越しください。

ステップ2:Webサイトで基礎を学ぶ

開発したい言語を選択したら、Webサイトでプログラミングの基礎を学びましょう。

最近では、無料でプログラミングの基礎が学べるWebサイトがあります。最初は、Webサイトで基礎を学習するのがおすすめです。

初心者におすすめのサイトとして「Progate(プロゲート)」と「ドットインストール」があります。

「プロゲート」は、イラストとスライド形式で学べて、実際にコードを書いて学習できます。手を動かしながら学べるため、コードの仕組みを理解しやすいですね。

「ドットインストール」は、3分で視聴できる動画で学べるため、空き時間に学習しやすいサイトです。動画は、コーディングのお手本としても役立ちます。

プログラミングの基礎が学べるWebサイトは、他にもあります。次の記事でおすすめサイトをまとめているため、自分が学びやすいものを選んでください。

→プログラミングの独学におすすめのサイト

ステップ3:書籍 or スクールで本格的に学ぶ

Webサイトで言語の基礎を学んだあとは、書籍で学習するのがおすすめです。

プログラミング言語別に学習書籍が多く販売されているため、自分が選択した言語に適した書籍を選んでみましょう。

参考書には、サンプルコードや問題集なども掲載されており、参考にしながらコーディング練習ができます。プログラミングが学べるおすすめの参考書は、次の記事で紹介しています。

もし書籍で独学していて限界を感じた場合は、プログラミングスクールを利用して本格的に学ぶのがおすすめです。プログラミングスクールに通うことで、独学で身につけた知識も活かしつつ、実践的なスキルを効率的に学べます。

自分に合うプログラミングスクールの選び方は、次の記事で詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。

→ 独学のプログラミング学習を支えるおすすめの本8選

ステップ4:ポートフォリオを作成する

ポートフォリオとは、自分のスキルやこれまでの実績を証明できる作品集のことです。

ポートフォリオがあることで、クラウドソーシングなどでお金を稼ぎやすくなります。

まだ一度も仕事を受けたことがない時には、どんな案件がクラウドソーシングに多いかを最初に把握して、それに対してポートフォリオを作成することで、仕事を獲得しやすくなるでしょう。

事前にポートフォリオとして活用してよいかを相手方に確認することで、仕事を獲得しながら効率良くポートフォリオを増やすことができるでしょう。

また、背伸びをし過ぎてしまい、きちんと納品できないと評価が下がってしまいます。仕事獲得にマイナスの影響が出てしまうので、十分に注意しましょう。

ステップ5:稼ぐ方法を決めて案件を獲得する

案件はクラウドソーシングサイトや案件サイト、SNSなどで検索できます。

やる気次第で、たくさんの案件獲得ができますし、それに応じて報酬もスキルもアップします。

複数の方法を併用して、効率的に案件を獲得するようにしましょう。

プログラミング独学で稼ぐまでにかかる時間

プログラミングを独学して稼ぐまでにかかる時間は、1,000時間だと言われています。

例えば、1日3時間頑張れば約1年で稼げるまでのスキルを身に着けることができることになります。

このように、エンジニアとして最低限のスキルを身に着けて就職するのであれば、約1年あれば可能かもしれませんが、即戦力として活躍できるレベルに到達するためには、3年程度必要だとも言われています。

プログラミングを生かしたお金の稼ぎ方と報酬相場

プログラミングを生かしたお金を稼ぎ方は、以下のような方法があります。

  1. プログラミングスキルを活かして転職する
  2. クラウドソーシングで案件を受注する
  3. プログラミング知識を活かしてブログで稼ぐ
  4. プログラミングスクールの講師になって稼ぐ
  5. 自分でサービスを開発する

プログラミング業界でのお金の稼ぎ方

難易度(1→5難)

報酬感

1.スキルを活かして転職する

1〜5

年収400〜1600万円

2.クラウドソーシングで案件を受注する

1〜5

1案件5〜100万円

3.知識を活かしてブログで稼ぐ

3〜5

0〜月収1,000万円

4.プログラミングスクールの講師になって稼ぐ

年収800〜1600万円

5.自分でサービスを開発する

0〜数億円


1つ1つ解説していきます。

1.スキルを活かして転職する

多くの方の選択肢に「転職」が入ってると思います。

ここで大切なのは、「会社選び」です。

近年、短期間で学べると謳っているプログラミングスクールが多いですが、短期間で高度なプログラミング技術を身につけることは難しいです。

短期間で得られる技術というのは、あなた以外でもできる技術です。

その結果、たとえ転職できたとしても希望の仕事をすることができずに、「思っていたのと違った」と転職を後悔する方も中にはいます。

また、ブラック的な会社に転職してしまい、悲惨な転職を迎える方も少なくありません。

では、どうすれば良い会社を選択できるのか。

それは、紹介を得ることです。

先輩や知人・友人から紹介、プログラミングスクールに所属して紹介を得る方法があります。

独学の場合には、知人経由になるかもしれませんが、プログラミングスクールに所属してスキルアップすることで紹介が得られます。

高い報酬を望むのであれば、高いスキルが学べるプログラミングスクールを選ぶことをオススメします。

→ おすすめのプログラミングスクール5選

2.クラウドソーシングで案件を受注する

クラウドソーシングで案件を受注する場合、次のようなケースが考えられます。

( )内の数字については、ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスでの相場になります。

  • LP制作(5〜50万円)
  • WordPressを使ったWebサイト制作(10〜100万円)
  • アプリケーション開発(10〜30万円)
  • システム開発(10〜100万円)

簡単に補足します。

LP制作やWordPressを使ったWebサイト制作については、マーケティング要素・デザイン要素も関わってきます。プログラミング要素はコーディング部分だけになるので、単価はもう少し下がります。コーディングだけの場合には、1ページあたり1から5万円が相場です。

簡単なアプリケーション開発やシステム開発を受注することは、実際に報酬を得ながら学ぶことができるので独学の方にもオススメです。

ただし、責任を持てる範囲で行わないと痛い目をみることになるので注意が必要です。

3.知識を活かしてブログで稼ぐ

プログラミングを学び、その知識をブログで公開してアフィリエイトなどで報酬を得ている方はたくさんいます。

月に10〜100万円程度の報酬を得ているアフィリエイターもいる一方で、全く稼げないアフィリエイターも多くいます。

ブログはマーケティングの基礎・基本ではありますが、レベルの高いマーケティング技術でもあります。

ブログで稼ぐことを目的にプログラミングを学ぶ方は少ないかも知れませんが、プログラミングを本業にしつつ、副業でブログで稼ぐというスタイルは、自由なLife styleを望む方にはとても人気です。

ただし、独学で学んでいることを実況中継的にブログで伝えるよりも、ある程度の知識を得た上で、先人の教えとして書いたほうが説得力もあり、ブログ収益に繋がりやすいです。

4.プログラミングスクールの講師となって稼ぐ

レベルの高いプログラミング技術に加えて、教えることに対してポジティブな気持ちが必要です。

プログラミングスクールに所属し、そのままスカウトされて講師になるパターンは良く耳にします。

独学の場合には、ブログやSNSなどで自身の考え方やポートフォリオを公開し、スカウティングを待つことなどが考えられます。

5.自分でサービスを開発する

難易度がかなり高いと思いますが、得られる報酬の単位は「億」になるでしょう。

自分でビジネスを創りたいという気持ちが強い方は、その想いを言語化して、具体的なアクションプランを立てることをおすすめします。

具体的なアクションプランがなかなか見つからない場合には、信頼できる方に聞いたり、プロからアドバイスを受けることが必要です。

レベルの高い講師に相談できるプログラミングスクールに入ることも考えられます。

プログラミングを学んで、何がしたいのかを明確にすることはとても大切です。

独学で行き詰まったらプログラミングスクールもおすすめ

独学でプログラミングの学習が難しいと感じたら、プログラミングスクールを活用することも検討しましょう。

入会にかかる費用などはもちろん掛かりますが、必要な投資と考えることもできます。

結果的に、独学で学ぶよりもスクールで学んだ方が高いスキルが早く身につき、お金を稼ぎやすくなるという考えもできます。

独学のメリット・デメリット、プログラミングスクールのメリット・デメリットを比較してみるのも賢明です。

メリット

デメリット

独学

・費用が掛からない

・自分のペースで学べる

・隙間時間に学べる

・独力で目標を達成する力が身につく

・何から学習すればいいかわからない

・エラーが解決できない

・教材が難しい・選べない

・質問・相談ができない

・モチベーション維持が困難

・就職・転職しづらい

プログラミングスール

・実務経験やスキルの高い講師から学べる

・独学よりも効率的に正しい技術を学べる

・わからないことがあってもすぐ相談できる

・業界未経験でも、転職や就職サポートで有利に 進めやすい

・一緒に学ぶ仲間がいるため、モチベーションを 維持しやすい

・受講料がかかる

→ おすすめのプログラミングスクールはこちら

独学でプログラミングを学び稼ぐ方法まとめ

いかがでしたか?

今回は、独学でプログラミングを学び、どのくらい稼げるのかについてまとめました。

様々な稼ぎ方も紹介しましたが、誰にでもできる仕事は安く請け負われてしまい、「稼ぐ」という本質からかけ離れてしまう可能性が高いです。

どんな仕事でも同じだと思いますが、誰にでもできる仕事ではなく、あなたにしかできない仕事が出来たほうが、収入面でもぐんと高くなりますし、安定するものです。

もし、プログラミングスクールの必要性を感じたら、RareTECHもご検討ください。

RareTECHは、2年間という学習スケジュールの中でトップ10%のITエンジニア(=希少型人材)にすることを目的にしたプログラミングスクールです。

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