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    【初心者向け】プログラミングゲームで遊びながら学ぶ!オススメゲームと注意点も紹介

    • #プログラミングスクール

    更新

    「楽しみながらプログラミングを学べる方法はないの?」

    「プログラミングを学びたいけど、何から手をつけていいのかわからない」

    このように考えている人は多くいます。プログラミングは難しいからこそ、ゲームを通して楽しく学びたいものですよね。

    そこでオススメなのが、ゲーム感覚で遊べるツールです。遊びながら学べるため、初心者や子供にとって非常に有効な勉強方法になります。

    今回はそんな「プログラミングゲームの選び方」を解説します。ゲームを上達するうえで意識したいポイントや注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

    監修者

    古里 栄識

    クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

    慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

    仕事も、働き方も、自分で決められるエンジニアに。 希少型エンジニア育成専門ITスクールRareTECH 公式LINEで資料を受け取る

    プログラミングゲームとはゲーム感覚で気軽に学べるツール

    プログラミングゲームとは、ゲーム感覚で気軽に学べるツールです。歴史は非常に古く、PC98の頃まで遡ります。ひろゆき氏やホリエモン氏が遊びながら学んだのは、有名なエピソードです。

    そんなプログラミングゲームを楽しむためには、まず以下のポイントを知っておきましょう。

    • ゲーム感覚でプログラミングの基礎を学べる
    • 論理的思考力や問題解決能力もアップできる
    • 子供から大人まで楽しめる

    ゲーム感覚でプログラミングの基礎を学べる

    プログラミングゲームは、ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングの基礎を学べる学習ツールです。従来のプログラミング学習といえば、難解なコードや専門用語を覚える必要がありました。初心者にとってハードルが高い勉強法です。

    しかし、プログラミングゲームなら、まるでゲームを攻略しているような感覚で、楽しみながら論理的思考や問題解決能力を養えます。

    プログラミングの基礎を習得するツールとして、非常に優秀なのです。

    論理的思考力や問題解決能力もアップできる

    プログラミングゲームを進めるためには、課題を分析し、論理的に考えて解決策を見つける必要があります。その過程を通して、自然と論理的思考力や問題解決能力を身につけられます。また、試行錯誤しながら目標を達成していくため、忍耐力や集中力も養われます。多くのゲームが子供を対象にしているのも、そうした理由からです。

    ゲームを通じて養える論理的思考力や問題解決能力は、プログラミングだけでなく、日常生活や勉強でも役立ちます。日々の生活でも活かせるスキルとして、重宝するでしょう。

    子供から大人まで楽しめる

    プログラミングゲームは、子供から大人まで年齢を問わずに楽しめます。例えば子供向けは、可愛らしいキャラクターやシンプルな操作性で、楽しみながらプログラミングの基礎を学べるようなゲームが主流です。

    一方、大人向けでは本格的なゲーム制作ができたり、複雑なアルゴリズムを学べたりと、より種類が増えます。

    家族みんなで一緒にプレイするのはもちろん、友達と競い合うのも可能です。勉強は難しくてしんどいものという概念を取り払ってくれるでしょう。

    プログラミングゲームの選び方

    プログラミングゲームには、様々なものがあります。その中から遊ぶゲームを探すのは難しいものです。Steamのようにはいきません。

    勉強のためにゲームをする際は、以下を基準で探すようにしましょう。

    1. 目的を決める
    2. ターゲット層に合ったゲームを選ぶ
    3. 口コミやレビューをチェック

    Step1.目的を決める

    プログラミングゲームを選ぶ前に、まずは何を学びたいのかという目的を明確にしましょう。例えば、以下のような目的です。

    • 論理的思考力を養いたい
    • ゲーム開発スキルを身につけたい
    • 子供と一緒にプログラミングを学びたい

    それぞれ得意とするゲームが異なります。まずは目的を決めて、それを叶えられるゲームをピックアップしていきましょう。

    Step2.ターゲット層に合ったゲームを選ぶ

    ゲームの中には、子供向けや初心者向け、大人向けなど、ターゲット層に合わせたものがあります。プレイする際は、子供の年齢や自身のプログラミング経験に合わせるようにしましょう。難易度や操作性の簡単なゲームを選ぶと、飽きずに遊べます。

    また、大人向けのゲームの中には本格的なゲーム制作ができるものや、複雑なアルゴリズムを学べるものなどがあります。いきなり難易度の高いゲームに挑戦すると楽しくないので、まずは簡単なゲームから遊びましょう。

    Step3.口コミやレビューをチェック

    実際にプレイした人の感想やレビューをチェックもしましょう。ゲームの内容や難易度がより詳しくわかります。他にも、以下があればチェックしてみましょう。

    • 無料トライアルや体験版があるか
    • 利用できるデバイスやOS
    • 日本語に対応しているか
    • チュートリアルや解説が充実しているか

    興味を惹かれたら、とりあえず無料トライアルや体験版で遊んでみてください。自分に合っているかどうかがわかります。日本語に対応していると翻訳しなくて済むので、対応言語は要チェックです。

    自分に合ったゲームを選んで、楽しみながらプログラミングを習得しましょう。

    初心者にオススメのプログラミングゲーム3選

    プログラミングゲームには様々なものがあります。その中でも、初心者にオススメなのは以下のゲームです。

    • スクラッチ
    • Viscuit
    • Code Studio

    スクラッチ

    スクラッチは、世界中で2000万人以上が利用している、子供から大人まで楽しめる無料のプログラミングゲームです。ブロックを組み合わせるように直感的に操作できるため、初心者でも簡単に始められます。もちろん、日本語にも対応済みです。

    チュートリアルやサンプルプロジェクトも豊富なので、楽しみながらプログラミングの基礎を学べます。

    • 無料
    • 直感的な操作
    • 創造性を高められる
    • 複雑なことにも対応できる

    このような特徴があります。様々な教育機関で採用されているため、初めて遊ぶには最適なゲームといえるでしょう。

    Viscuit

    Viscuitは、絵や写真を組み合わせてオリジナルのゲームを作れるプログラミングゲームです。コードを書かずに、まるで絵を描くように直感的に操作できるため、プログラミング未経験者でも簡単に始められます。

    アルゴリズムを学べるゲームとして、非常に優秀です。子供と一緒に遊んだり、友達と作品を共有したりして、理解度を深めていきましょう。

    Code Studio

    Code Studioは、ゲームを作りながらプログラミングを学べるゲームです。無料で利用でき、コードを書く必要もありません。視覚的にわかりやすいブロックを積み重ねて、アルゴリズムを学んでいくタイプです。

    また、実際に学ぶだけでなくスマホアプリも作れます。初心者だけでなく中級者まで楽しめるゲームとして、遊んでみましょう。

    プログラミングゲームで上達するための3つのポイント

    ゲームといえど、プログラミングです。上達するには、意識したいポイントがあります。特に以下の3つは重要なので、ゲームをしながら頭の片隅に置いておきましょう。

    • 毎日少しずつでもいいので継続する
    • わからないことはすぐに調べる
    • 積極的にアウトプットをする

    毎日少しずつでもいいので継続する

    プログラミングゲームで上達するには、継続が何よりも重要です。毎日10分でもいいので、ゲームをプレイするようにしてください。

    毎日遊ぶことで、少しずつスキルが身につき、理解度が深まっていきます。ゲームの上達を実感できるようになるでしょう。

    わからないことはすぐに調べる

    ゲームを進めていく中でわからないことが出てきたら、すぐに調べましょう。インターネットで検索したり、書籍を読んだりして理解を深めてください。

    わからないことをそのままにしておくと、モヤモヤが残ってしまいます。結果、せっかくのゲームを楽しめなくなってしまい、飽きてしまう可能性すらあります。

    他のゲームでも、わからない部分は調べるのが基本です。プログラミングゲームも同じように、わからない部分があればすぐに調べましょう。

    積極的にアウトプットをする

    定期的に学んだ内容をアウトプットして、理解を深めるのも忘れないようにしてください。記憶に定着しやすくなります。

    例えば、ゲームで作った作品を友達や家族に共有したり、ブログで紹介したりといった方法がオススメです。タイミングが合うのなら、プログラミングコンテストに参加するのも良いでしょう。

    アウトプットによって、自分の課題を見つけたり、新たな発見があったりするケースも多々あります。インプットだけでは効果が薄いので、定期的なアウトプットを心がけてください。

    プログラミングゲームで遊びながら学ぶ際の注意点2選

    プログラミングゲームは、気軽にプログラミングを学べるツールです。しかし、以下の2点は注意してください。学習の効率が悪くなります。

    • プログラミング言語は深く学べない
    • 学習という目的を忘れない

    プログラミング言語は深く学べない

    多くのプログラミングゲームでは、ゲームの攻略に重点が置かれているため、プログラミング言語を深く学べません。幼児や初心者向けだと、なおさらです。

    ゲームを通して、プログラミングの基礎的な概念や論理的思考力は養えますが、本格的なプログラミングスキルは身につけられません。

    実践で使えるスキルを身につけるなら、書籍や動画などゲーム以外の媒体を使って学習しましょう。ゲームはあくまでも、さわりの部分だけです。

    学習という目的を忘れない

    プログラミングゲームは楽しいのですが、学習ツールであることを忘れないようにしてください。ゲームに夢中になりすぎて学習を疎かにしてしまうと、意味がありません。夢中になりすぎると起こってしまうので、注意が必要です。

    ゲームで遊ぶ際は、学習の目的を常に意識しておきましょう。ゲームの内容を理解しやすくなるため、オススメの方法です。

    プログラミングゲームで遊びながら楽しくスキルアップしよう

    プログラミングゲームは、楽しみながら学習できる優れたツールです。幼児や初心者でも安心して取り組め、論理的思考力や問題解決能力の向上に繋がります。

    ゲームを通じてスキルを習得するのには、継続的な学習やアウトプットが不可欠です。まずはプログラミングの世界を楽しむ方法として、ぜひプログラミングゲームを活用してください。

    もしプログラミングゲームだけでプログラマーを目指せるのか不安な場合は、プログラミングスクールでの学習も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。

    よくある質問

    スクラッチで1番遊ばれているゲームは?

    「Scratch3.0」です。Minecraftとコラボしたゲームになります。

    プログラミングを学べるゲームは?

    以下のゲームなら、プログラミングを楽しみながら学べます。

    • Code Studio
    • Smalruby
    • Scratch
    • Viscuit
    • LightBot
    • ロジックサマナー
    • CryptoZombies
    • CodinGame
    • CodeCombat
    • Codewars

    日本語対応しているものもあれば、未対応のものもあります。まずは実際に触ってみて、遊びやすいかどうかを見極めましょう。

    スクラッチで落下してくるナイフを回避するゲームは?

    「Pumpkin Rush | A Game」です。画面上から落下してくるナイフを回避してスコアを稼ぎます。シンプルながら、つい熱中してしまうゲームです。

    スクラッチは誰でもできる?

    年齢を問わず、誰でも遊べます。幼児から大人まで、幅広い層に人気のゲームです。

    【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

    「フリーランスエンジニア」

    近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

    「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

    私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

    比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

    多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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