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    【初心者必見】プログラミング言語を勉強する順番 | オススメ言語と勉強法も紹介

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    「プログラミング言語って勉強する順番はあるの?」

    「プログラミングを始めたいけど、何から手をつければいいのか全くわからない」

    そんな悩みを持つ人は多くいます。膨大な情報の中から、自分に合った勉強法を見つけるのは容易ではありません。ましてや、プログラミングを初めて勉強する人にとっては、何の言語から学べばいいのかわからないのは当然です。

    そこで今回は、「プログラミング言語を勉強する順番」をオススメ順に紹介します。他にも、勉強する際に知っておきたい「勉強の手順」や「勉強方法」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。


    監修者

    古里 栄識

    クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

    慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

    仕事も、働き方も、自分で決められるエンジニアに。 希少型エンジニア育成専門ITスクールRareTECH 公式LINEで資料を受け取る

    【オススメ順】プログラミング言語を勉強する順番

    プログラミング言語には、様々な種類があります。何から勉強すればいいか迷った際は、以下の順番で進めてみましょう。

    1. HTML/CSS
    2. JavaScript
    3. PHP
    4. Python
    5. Swift
    6. Java
    7. Ruby
    8. C++
    9. C#

    1.HTML/CSS

    プログラミングを始めるなら、まずHTMLとCSSを学びましょう。HTMLはWebサイトの構築、CSSはWebサイトを装飾するための言語です。インターネット上にあるWebサイトは、全てHTMLとCSSを使って作られています。

    学習難易度も低いため、プログラミング言語の基礎を習得するにはピッタリの言語です。システム開発はできませんが、身につけるメリットが大きい言語といえるでしょう。

    なお、HTMLの学習については以下の記事で詳しく解説しています。

    2.JavaScript

    HTMLとCSSを習得できたら、次はJavaScriptを学びましょう。Webサイトに動きをつける言語で、FacebookやNetflixなど様々なWebサイトで利用されています。

    システム開発においてメインで利用する言語ではありませんが、HTML/CSSと一緒に勉強しておくと活躍できる幅が広がります。

    3.PHP

    PHPは、Web開発で広く使われているプログラミング言語です。特にWordPressなどのCMSで使用されているため、習得するメリットは大きいといえるでしょう。

    平易なコードで記述できることもあって、習得の難易度が低めな点も魅力です。ただし、Webサービスの構築に特化しているため、自由度の高い言語ではありません。

    4.Python

    Pythonは、近年非常に人気の高いプログラミング言語です。シンプルで読みやすい文法が特徴で、データ分析やAI開発にも活用されています。コード記述も簡潔なので、初心者でも勉強しやすい言語といえます。

    できる範囲が非常に広いため、Webのシステム開発やAI、アプリケーション開発なども可能です。統計や解析も得意なため、習得するメリットは非常に大きいといえるでしょう。

    なお、Pythonの学習については以下の記事で詳しく解説しています。

    5.Swift

    iOSアプリ開発を目指す場合は、Swiftを勉強しましょう。SwiftはAppleが提供するプログラミング言語で、iOSやmacOSのアプリケーション開発に使われています。2014年と最近になって生まれた言語なので、他の言語の良い部分を組み合わせた言語構成で使いやすい点も魅力です。

    ただし、新しい言語なため情報としては少ない傾向にあります。プログラミング言語の基礎知識を習得したうえで、勉強した方が良いでしょう。

    6.Java

    Javaは、オブジェクト指向型のプログラミング言語です。OSに依存しないシステム開発が可能なこともあって、世界中で利用されています。特に、大規模システム開発には最適です。

    安定性とスケーラビリティに優れ、大規模な企業システムやAndroidアプリの開発に広く使われています。

    HTMLやPHPと比べると習得難易度は高めですが、世界中で使われているため情報が豊富です。勉強しておくと他のプログラミング言語も学びやすくなるため、勉強し始めのタイミングに挑戦してみましょう。

    7.Ruby

    Rubyは、日本で誕生したスクリプト型のオブジェクト指向言語です。柔軟性が高く開発効率が良いため、海外でも人気を集めています。特に、Webアプリケーション開発に効果的な言語です。


    また、日本人が開発したので情報も豊富にあります。英語から日本語に翻訳する必要もないので、非常に勉強しやすい言語ともいえるでしょう。

    8.C++

    C++は、C言語の拡張版として誕生した、オブジェクト指向型のプログラミング言語です。非常に汎用性が高く、高性能なアプリケーション開発にはC++が必須といわれるほど。そのため、ゲーム開発やシステムプログラム、OS開発などで広く使用されます。


    一方で、勉強する際はC言語もセットで学ぶ必要があります。難易度も非常に高いため、初心者のうちに挑戦するのはやめた方が良いでしょう。

    9.C#

    C#は、C言語やC++の改良版であり、「.NET Framework」で動作するプログラミング言語です。Microsoftが開発したこともあって、Windowsアプリケーションの開発で幅広く利用されています。


    また、C言語やC++の改良版なため難易度が高いようにも感じられますが、実際はそこまで高くありません。Javaとも構文が近いため、Java→C#でも良いでしょう。


    プログラミング言語を勉強する際の順番

    プログラミング言語を勉強する際に意識したいのが、取り組む順番です。初心者の人は、まず以下の流れに沿って取り組んでみてください。挫折せずに勉強できます。

    1. 目標を決める
    2. プログラミング言語を決める
    3. 環境を整える
    4. プログラミング言語を学ぶ
    5. 実際に手を動かしてみる

    Step1.目標を決める

    プログラミングの勉強では、まず目標を決めましょう。目標があると、学習の方向性が定まり、モチベーションも維持しやすくなるためです。挫折する可能性を下げられます。

    目標は何でもOK。以下のようなもでも大丈夫です。

    • プログラミングを学んで独立したい
    • プログラマーとして手に職をつけたい
    • スキルを身につけて年収をアップしたい

    期限まで設けておくと、よりモチベーションが上がるでしょう。ゴールのないマラソンは、誰もがしんどいものです。まずは目標を決めて、どうなりたいかの将来像をイメージしましょう。

    Step2.プログラミング言語を決める

    目標が決まったら、それに合ったプログラミング言語を選びましょう。学習の効率を大きく左右するため、重要です。

    例えば、データ分析を目指すならPython、Web開発ならJavaScriptやPHP、HTMLになります。適切な言語を選ぶことで余計な遠回りをしなくなり、目標達成へ向けてスムーズに勉強できます。

    Step3.環境を整える

    勉強する言語を決めたら、次に学習環境を整えます。プログラミングの勉強には、適切な開発環境が必須です。学習効率を上げるためにも、以下のような環境を目指してみましょう。

    • 光回線
    • デスク
    • ゲーミングチェアかオフィスチェア
    • ミドルクラス以上の性能のあるパソコン
    • プログラミングに必要な開発ツール

    自宅では集中できない場合、ノートパソコンを持って喫茶店やコワーキングスペースを利用する方法もあります。

    勉強の集中力に直結する部分なので、妥協せずに環境を整えましょう。難しい場合は、勉強しながら整えても大丈夫です。

    なお、開発環境については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してください。

    Step4.プログラミング言語を学ぶ

    学習環境が整ったら、いよいよプログラミング言語の勉強に取りかかりましょう。習得難易度は言語によるので、毎日のスケジュール管理が重要になってきます。

    例えばHTML/CSSの場合、初心者でも60時間もあれば習得できます。一方、Pythonは200時間~300時間は必要です。人によっては1年近くかかるため、無理なく勉強できるスケジュール管理が重要になってきます。

    5分でも良いので毎日勉強する時間を作り、少しずつ知識を深めていきましょう。

    Step5.実際に手を動かしてみる

    ある程度の基礎を身につけたと感じたら、次に学んだ知識を実際に使ってみましょう。プログラミングは実践が最も大切です。実際に手を動かしたからこそわかる部分が、多くあります。

    例えば、簡単なWebサイトを作ったり、小さなアプリケーションを開発したりする中で、様々なエラーや課題に遭遇します。そうした問題を1つずつ解決していくことで、実践的なスキルを身につけられるのです。

    実際に手を動かす以上の勉強はありません。積極的にアウトプットをして、勉強した内容を身につけていきましょう。


    プログラミング言語の勉強法3選

    プログラミング言語の勉強には、様々な方法があります。中でも初心者の人には、以下の3つがオススメです。

    • 独学
    • 学習サイト
    • プログラミングスクール

    独学

    独学は、プログラミングの勉強方法として、最も一般的な方法です。自由度が高く、自分の興味や関心に合わせて勉強できます。コストもほとんどかかりません。

    一方で、いつでもサボれてしまうデメリットがあります。常に自己管理をしなくてはいけないため、自己管理が苦手な人には向いていない勉強方法といえるでしょう。

    学習サイト

    学習サイトは、体系的にプログラミングを学べる勉強方法です。インターネット環境があれば、場所を選ばずに自分の好きなペースで勉強できます。代表的なのは、以下のサービスです。

    • Udemy
    • Schoo
    • Progate

    無料のものから有料のものまで、様々なサービスがあります。得意とする部分も違うので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

    プログラミングスクール

    プログラミングスクールで、専門的な指導を受けながら勉強する方法もあります。プロの講師から直接指導を受けられるため、短期間でスキルを身につけられるでしょう。コストはかかりますが、確実にプログラミング言語を習得できる方法です。

    また、スクールによっては、就職・転職サポートや転職保証がついているところもあります。サポートによっては、将来的にIT業界で働きたいと考えている初心者にとって、最も近道の方法になるでしょう。


    プログラミング言語の勉強は簡単なものから順番にするのがオススメ

    プログラミング言語には、様々な種類があります。初心者が勉強する場合は、まず難易度の低いものから取りかかると良いでしょう。段階的に習得することで、基礎知識が増え、他の言語を習得しやすくなっていきます。

    その際、明確な目標は必ず決めてください。将来像を具体的にイメージしておくと、勉強のモチベーションが上がって、挫折せずに勉強できます。

    ですがプログラミングの勉強に自信がないという人は、プログラミングスクールでの勉強も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。


    よくある質問

    プログラミング言語を学ぶ順番は?

    プログラミング言語を勉強する際は、以下の順番で進めてみましょう。

    1. 目標を決める
    2. プログラミング言語を選ぶ
    3. 開発の環境を整える
    4. プログラム言語を学ぶ
    5. 実際に手を動かしてみる

    HTMLやJavaScriptを勉強している場合は、簡単なWebサイトを作ってみる方法がオススメです。PHPやPythonなどとも通じるため、より知識を深められます。

    JavaとJavaScriptはどっちから?

    まずは日本語の資料が多いJavaから勉強しましょう。Oracle社によって完全に日本語化されているため、ストレスなく勉強できます。一方、JavaScriptは英語の資料が多く、わかりにくい傾向にあります。

    それぞれ用途や特性が全く違うため、自分の目標にあった方を選びましょう。

    Pythonを勉強する順番は?

    Pythonを勉強する際は、ざっくりと以下の流れで進める方法がオススメです。

    1. Pythonの基礎
    2. Pythonの応用
    3. フレームワークの習得

    基礎と応用を勉強したうえで、フレームワークを勉強していくと良いでしょう。

    日本で1番使われているプログラミング言語は何ですか?

    Pythonです。次いで、Java、JavaScriptとなります。PythonはAIの開発やデータ分析で良く利用される言語です。需要も高いため、習得しておくメリットが非常に大きい言語です。

    【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

    「フリーランスエンジニア」

    近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

    「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

    私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

    比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

    多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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