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    プログラミングスクールでJavaを学ぶ三つのメリット

    • #プログラミングスクール

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    「Javaの学習を考えてるんだけど、どこから手を付けたらいいの?」「Javaが難しくて思うように勉強が進まない……」

    Javaは難易度の高い言語です。独学で学ぼうと考えている未経験者にとって、身につけるのは非常に難しいでしょう。

    多くの方が独学で学び始めますが、最終的には専門知識を効率的に学ぶために、プログラミングスクールを検討しています。

    この記事では、「プログラミングスクールでJavaを学ぶメリット」を解説します。「Javaを学べるプログラミングスクールの選び方」や「オススメのスクール」も紹介しているので、Java習得で苦戦している方は、ぜひ参考にしてください。

    監修者

    古里 栄識

    クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

    慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

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    Javaの魅力

    大前提として、Javaには環境に依存しないという大きな特徴があります。しかし、多くのエンジニアがJavaを習得しているのには、他にも魅力があります。特に以下の4つのポイントは大切です。

    • オブジェクト指向の言語である
    • ガベージコレクションがある
    • 技術的に安定している
    • 学習しやすく需要が多い

    オブジェクト指向の言語である

    Javaはオブジェクト指向プログラミング言語です。動作手順を1からプログラミングするのではなく、使いたいものを属性や動作をあらかじめ定義し、操作していく手法となっています。

    ニトリやIKEAの組み立て式のテーブルをイメージするとわかりやすいでしょう。好きな天板や脚を選んでいくのと、考え方は同じです。

    オブジェクト指向はプログラムが明確に分類されているため、複数人で同時に作業する場合でも効率的に進められます。機能追加や修正も簡単です。

    Javaを使うことによって開発時間が短縮され、プロジェクト全体の管理が容易になるでしょう。

    ガベージコレクションがある

    Javaにはガベージコレクションという機能が備わっています。使用しなくなったメモリを自動で消してくれる機能です。従来、プログラマーが手動で行っていたメモリ管理をする必要がありません。

    ガベージコレクションによって、メモリ関連の問題を防げます。開発者は、より本質的なプログラムに集中できるようになるのです。

    技術的に安定している

    Javaは、世界中で使われている言語です。長年にわたり、多くの企業やプロジェクトで使用されてきた実績があります。バグが起こっても修正されやすく、技術的に非常に安定しています。

    事実、銀行のシステムや大手ECサイトなど、セキュリティと安定性が求められる場所で頻繁に採用されています。大規模システムの開発も得意な言語なのです。

    学習しやすく需要が多い

    Javaは、世界中で使われている言語です。学習用の書籍やサービス、情報が幅広くあるため、学習しやすい言語となっています。基本的なプログラミングの概念を理解していれば、Javaの学習は直感的に進められます。

    また、JavaはC言語やC++の構文を多く引き継いでいる点も特徴です。C#やRubyのようにJavaの影響を受けて作られた言語も多いため、習得していくうちに他の言語についても理解できます。

    Androidアプリの開発言語にもなっていることから、今後の需要にも期待できる言語です。

    プログラミングスクールでJavaを学ぶメリット3選

    独学ではなくプログラミングスクールでJavaを学ぶと、以下の3つのメリットを得られます。

    • 独学で習得するのが難しい
    • 覚えるべきルールや記述が多い
    • フレームワークを使った開発の難易度が高い

    独学で習得するのが難しい

    Javaは、独学で習得するのが難しい言語です。個人差はありますが、習得するのに200時間~300時間は必要です。FP2級や介護福祉士、社会福祉士など、難しいとされている資格と同じくらい時間がかかります。

    そのため、プログラミングスクールで学ぶのが最も効率的です。独学では見落としがちな基礎知識やコーディングに関する知識を、しっかり学べるメリットがあります。

    未経験者が独学で挑戦するとエラーの解決に時間がかかりがちですが、スクールでは専門の講師がすぐにサポートしてくれます。独学よりも遙かに早い時間で解決できるでしょう。

    Javaは独学での習得が難しい言語だからこそ、プログラミングスクールが向いています。

    覚えるべきルールや記述が多い

    Javaには、覚えるべきルールや記述が多くあります。機密性が高く文法に冗長性があるため、コードが読みにくい点も特徴です。したがって、体系的に学べるかどうかは重要なポイントになります。

    プログラミングスクールでは、Javaを体系的に学べます。ルールや記述を段階的に教えてくれるため、確実に知識を身につけられるのです。

    独学よりもスクールが推奨されるのには、こうした理由も関係しています。

    フレームワークを使った開発の難易度が高い

    Javaのフレームワークを使った開発は、難易度の高い点が特徴です。フレームワークごとの特性や使い方を正確に理解し、実践的なスキルを習得する必要があります。

    スクールで学習すると、現場で使われているフレームワークを用いたプロジェクトに触れられます。実際の開発現場で求められるスキルを身につけられるため、非常に有用です。

    フレームワークを使った開発に慣れる意味でも、プログラミングスクールで学ぶメリットは大きいといえます。

    Javaを学べるプログラミングスクールの選び方8選

    Javaを学べるプログラミングスクールは多くあります。その中から自分に合ったスクールを選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。

    • 料金を比較する
    • 受講形式をチェックする
    • カリキュラム内容をチェックする
    • 講師が現役エンジニアかどうかをチェックする
    • いつでも講師に質問できるかどうかをチェックする
    • 就職・転職サポートがあるかどうかをチェックする
    • 利用者の口コミや評判をチェックする
    • 無料カウンセリングや体験授業を受ける

    料金を比較する

    Javaを学べるプログラミングスクール選びで最初に考えたいのは、料金です。コストパフォーマンスが高いスクールを選ぶようにしましょう。

    同じ内容のカリキュラムであって、スクールによって料金が大きく異なります。学費も決して安いものではないため、オプション料金も含めて予算内かどうかは必ず確認してください。

    その際、複数のスクールを比較しましょう。2ヶ所~3ヶ所ほどで大丈夫です。ストレスなく学習するためにも、料金を比較してストレスなく通えるスクールを選ぶのをオススメします。

    受講形式をチェックする

    自分のライフスタイルに合わせた受講形式があるのかも、チェックしましょう。オンラインと対面のどちらか、または組み合わせが可能かがポイントです。マンツーマンが良い方は、マンツーマン形式かも確認してください。

    一般的に、自宅で学びたいならオンライン、実践的な指導を求めるなら対面が適しています。自分に合った受講形式で、効率的に学べるスクールを選びましょう。

    カリキュラム内容をチェックする

    カリキュラムの内容も重要です。未経験の方は、以下のポイントを意識して確認しましょう。

    • Javaの基礎から応用まで幅広くカバーしているか
    • 実践的なプロジェクトが含まれているか

    実際に手を動かしながら学べるカリキュラムが、理想です。卒業後に目指したい自分の姿から逆算して、カリキュラム内容が相応しいかをチェックしてください。

    講師が現役エンジニアかどうかをチェックする

    講師の質は、学習成果に大きく影響します。特に、現役エンジニアが講師である場合、最新の技術トレンドや実務でのノウハウを直接学べるため有利です。独立を考えているのなら、フリーランスとして活躍している講師が在籍しているかも確認しましょう。

    スクールによっては実務経験のない学生アルバイトが教鞭を執っているケースもあるため、注意が必要です。

    いつでも講師に質問できるかどうかをチェックする

    Javaの学習中に疑問が生じたとき、すぐに質問できる環境があるかどうかも重要です。質問サポートの体制が整っているスクールでは、学習で挫折せず、スムーズに知識を深められます。独学にはない、プログラミングスクールならではの強みです。

    途中で挫折しないためにも、いつでも質問できる環境かはチェックしておきましょう。スクールによっては質問回数に制限があるところもあるので、注意が必要です。

    就職・転職サポートがあるかどうかをチェックする

    就職や転職サポートがあるかも、プログラミングスクール選びで重要です。履歴書の書き方から面接対策まで、キャリアサポートが整っているかを確認しましょう。特に未経験の方にとって、キャリアチェンジのためにも意識したいポイントです。

    サポート内容や体制はスクールによって異なるため、比較検討すると良いでしょう。

    利用者の口コミや評判をチェックする

    実際にプログラミングスクールを利用した人の声は、選ぶ際の貴重な情報源です。口コミや評判を通じて、カリキュラムの質や講師の対応、就職サポートの実績など、幅広い情報がわかります。

    飲食店などを選ぶ際に口コミ・評判を確認するのと同じ感覚で、調べてみましょう。その際、「自分にとって良いか悪いか」で判断してください。口コミや評判は、あくまでも他人の意見です。評価に流されず自分で判断するためにも、良いものと悪いものの両方を見て判断することをオススメします。

    無料カウンセリングや体験授業を受ける

    実際にプログラミングスクールの雰囲気を感じ取るために、無料カウンセリングや体験授業を受けるのもオススメです。直接体験することで、自分に合った学習環境かどうかを判断できます。

    自分の将来の姿が不安な方は、カウンセリング時にスタッフへ質問してみるのも良いでしょう。百聞は一見にしかず、ともいいます。無料カウンセリングや体験授業を体験し、スクール選びの判断材料として活かしていきましょう。

    Javaは独学よりもプログラミングスクールで学ぶのがオススメ

    Javaは、独学よりもプログラミングスクールでの学習が向いています。どんな環境でも使いやすく応用力が高い割に、取得が難しいためです。独学で学ぶと非常に時間がかかります。

    その点、スクールで学ぶと現役エンジニアが理解しやすい形で教えてくれます。基礎概念から応用技術まで段階的に学べるため、独学よりも効率的な学習が可能です。未経験の方ほど、効果を実感できます。

    プログラミングスクールでJavaを効率的に身につけよう

    Javaは世界中で使われている代表的な言語です。オブジェクト指向で使いやすく、技術的にも安定しているため、多くの現場で重宝されます。魅力的な言語だからこそ、体系的な学びと技術を手に入れられるプログラミングスクールで学ぶことをオススメします。

    スクールは、現役のエンジニアから効率的に学べる環境です。独学では200時間~300時間が必要ですが、スクールなら基礎概念から応用技術まで段階的に学べます。現場の知識やノウハウも吸収できるため、一石二鳥です。

    プログラミングスクールを活用して、Javaを効率的に身につけましょう。

    もしオンラインでJavaを学びたいのであれば、レアテックがオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。

    よくある質問

    Javaを独学で勉強するにはどれくらい時間がかかりますか?

    初学者が独学で勉強する場合、200時間~300時間は必要です。場合によっては、500時間ほどかかる場合もあります。

    Javaはなぜ人気があるのですか?

    オブジェクト指向の代表格で、開発効率が良いためです。更には以下の強みもあります。

    • 実行処理速度と堅牢性に優れている
    • ライブラリが豊富
    • プラットフォームに依存しない
    • IDEが整っている
    • 必要な部分から始めて拡張していける

    非常に使い勝手が良い言語なのです。

    Javaを習得するのに何年かかる?

    一般的に、Javaを習得するのには200時間~300時間必要です。バージョンアップ頻度も高いため、ツールや目的によっては、1年程度必要になるでしょう。

    Javaが難しいのはなぜですか?

    他の言語と比べて、文法やルールが多いためです。コードの記述量が多いのもあって、難しいとされています。エラーが発生した場合も、発生箇所や原因を突き止めるのが難しいという側面もあります。

    【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

    「フリーランスエンジニア」

    近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

    「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

    私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

    比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

    多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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