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    エンジニア中級者こそプログラミングスクールをうまく活用しよう

    • #プログラミングスクール

    更新

    初心者から中級者になった際、どのようにプログラミングを学び、スキルアップしていけばいいのかわからなくなる人が、多くいます。

    明確な目標があった初心者と違い、中級者は幅広く学習していなければいけません。例えるなら、いきなり船の上から大海に放り出されるようなもの。不安にもなりますよね。

    そんな時に利用したいのが、プログラミングスクールです。初心者が学びに行く場所として考えてしまいがちですが、中級者にとっても通うメリットが多くあります。

    今回は、「中級者にオススメのプログラミングスクールの特徴」について解説します。通うことで得られるメリットも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

    監修者

    古里 栄識

    クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

    慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

    仕事も、働き方も、自分で決められるエンジニアに。 希少型エンジニア育成専門ITスクールRareTECH 公式LINEで資料を受け取る

    プログラミングにおける中級者の定義

    中級者向けのプログラミングスクールに通うにあたって知っておきたいのが、自分が中級者なのかどうかです。自分の立ち位置を知っておくことで、学ぶ内容や方向性がわかります。まずは、以下の点から整理していきましょう。

    • 中級者は幅広い領域を指す
    • 中級者と上級者の違い

    中級者は幅広い領域を指す

    中級者とは、基本的なプログラミングスキルを身につけ、独立して小規模なプロジェクトをこなせるレベルの人を指します。以下を見てみましょう。

    初心者

    基本構文がわかる

    チュートリアルを書き写せる

    中級者

    組み込み関数や自作関数を扱える

    自分で考えながら1つのプログラムを組み立てられる

    上級者

    高度な機能を実装できる

    全体設計ができる

    中級者は、プログラムを書き写すのではなく、基礎構文を元に自分で考えながら機能を実装できる存在です。基礎を応用へ発展できるようになったレベル、ともいえます。

    中級者と上級者の違い

    中級者と上級者の違いは、問題解決能力とプロジェクト管理能力にあります。上級者は、より複雑な問題に対して独自の解決策を見いだし、大規模なプロジェクトをリードする能力を持っています。

    更に、新しい技術をすぐに身につけ、既存の知識と組み合わせて新しいアプローチを生み出さなければなりません。上級者はアーキテクチャの設計やチームリーダーシップなど、より上流工程に関わる存在なのです。

    中級者にオススメのプログラミングスクールの特徴7選

    中級者にオススメのプログラミングスクールは、以下の7つの特徴があります。

    • 受講しやすい環境である
    • 実践的なカリキュラムが豊富
    • 実務経験豊富な講師が指導している
    • 個別指導やフィードバックが手厚い
    • 最新技術やトレンドに対応したカリキュラムがある
    • コミュニティや交流の機会が豊富にある
    • キャリアサポートや転職支援が充実している

    受講しやすい環境である

    プログラミングスクールに入学する際、中級者も意識したいポイントが、受講しやすい環境であるかどうかです。アクセスしやすく、学習に集中できる環境なのかを確認しましょう。

    近年は、オンラインとオフライン、どちらも受講できるスクールが増えています。忙しい日常の中でも、柔軟に学習スケジュールを組めるため、非常に便利です。

    ワークライフバランスを保ちながらスキルアップするためにも、受講しやすい環境かどうかは確認してください。

    実践的なカリキュラムが豊富

    中級者が効果的にスキルアップするには、実践的なカリキュラムが不可欠です。中級者向けのプログラミングスクールでは、実際のプロジェクトに即した課題も扱われているため、実務で直面する問題解決能力を養えます。

    実際のアプリ開発プロジェクトに参加すれば、チームでの開発プロセスを経験できるでしょう。

    他業種と同じく、プログラミングもアウトプットが大切です。実践的なカリキュラムを通じて様々な経験ができるのは、プログラミングスクールの特徴といえます。

    実務経験豊富な講師が指導している

    中級者が次のレベルへ進むには、実務経験豊富な講師からの指導が欠かせません。業界の最前線で活躍してきたプロから学ぶことは、非常に有用です。

    経験を活かしたアドバイスであったり、業界の最新トレンドであったりと、貴重な情報を得られます。

    中級者のレベルは、プロなら誰もが1度は通る道です。実務経験豊富な講師から吸収し、レベルアップに繋げられる点も、中級者にオススメのプログラミングスクールの特徴です。

    個別指導やフィードバックが手厚い

    個別の指導やフィードバックも重要です。学習の質が大きく変わります。

    プログラミングスクールの中には、マンツーマン制度や、一人ひとりの学習進度や理解度に合わせたサポートがあります。利用することで、効率的にスキルアップが可能です。

    第三者からの指摘は、独学では滅多に得られません。中級者にオススメのプログラミングスクールに通うメリットは、非常に大きいといえます。

    最新技術やトレンドに対応したカリキュラムがある

    IT技術の進化は非常に速く、常に最新のトレンドを追いかけなければいけません。ですが、初心者や中級者は追うのが難しいのも事実です。

    ですが、最新の技術や業界のトレンドを取り入れたカリキュラムを組んでいるプログラミングスクールも多くあります。現役講師から直接話を聞くこともあるでしょう。

    現代の開発環境に即したスキルを習得できる点も、中級者向けのカリキュラムを組んでいるプログラミングスクールの特徴です。

    コミュニティや交流の機会が豊富にある

    学習は個人の努力だけでなく、周囲との交流からも多くを得られます。プログラミングスクールに通うと、同じ目標を持つ仲間と交流できます。コミュニティに参加すれば、情報交換や相互支援の場としても活用できるでしょう。

    ひとりで学習していると、モチベーションを維持できなかったり、考えがまとまらなかったりする場面が生まれます。仲間とのコミュニティや交流の機会のあるスクールなら、モチベーションの維持や新しい視点を得られます。

    交流できる場所が提供されている点も、中級者にプログラミングスクールをオススメする理由の1つです。

    キャリアサポートや転職支援が充実している

    中級者は、プログラミングスキルの向上だけでなく、スキルを活かしたキャリア形成も重要です。上級者を目指すのであれば、キャリアサポートや転職支援サービスを活用しましょう。

    多くのプログラミングスクールでは、サポート体制が充実しています。履歴書の作成支援から面接対策、求人紹介まで幅広いサポートを受けられます。上級者に必要なスキルや考え方も学べるでしょう。

    将来のキャリア形成がしやすい点も、中級者向けのプログラミングスクールの特徴です。

    中級者がプログラミングスクールで学ぶメリット

    中級者がプログラミングスクールで学ぶと、以下のメリットがあります。

    • スキルアップのスピードが速い
    • 講師のサポートが手厚く挫折しにくい

    スキルアップのスピードが速い

    プログラミングスクールに通うと、独学よりも速くスキルアップできます。カリキュラムが実践的なプロジェクトに焦点を当てているためです。即戦力となる技術を習得できます。

    例えば、最新のフレームワークを使ったアプリ開発を通じて、理論だけでなく実際のコーディングスキルも身につけられます。

    こうした環境は、独学ではなかなか得られません。効率的な学習ができるという点で、中級者がプログラミングスクールに通うメリットは非常に大きいといえます。

    講師のサポートが手厚く挫折しにくい

    中級者がプログラミングスクールに通うもう1つのメリットは、講師からの手厚いサポートを受けられる点です。中級者でもしばしば、学習の途中で難しい問題に直面します。問題が解決しないことによるモチベーション低下から、挫折へと繋がってしまいがちです。

    ですが、スクールなら経験豊富な講師がその都度、個別に指導してくれるため、挫折するリスクが大きく減少します。

    効率的にスキルアップできるという点で、講師のサポートを受けられるプログラミングスクールに通うメリットは大きいのです。

    プログラミングスクールを受講して中級者から上級者を目指そう

    プログラミングスクールは、初心者だけでなく中級者にもメリットがあります。実務経験豊富な講師から指導を受けられるため、効率良く学習できるためです。独学では得られないメリットとなっています。

    講師との会話や同期と交流する中で上級者へスキルアップする可能性もあります。中級者がスクールに通うのは、非常に有用です。どのようなキャリアを積もうか迷っている人は、ぜひ検討してみてください。

    【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

    「フリーランスエンジニア」

    近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

    「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

    私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

    比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

    多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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