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【初心者必見!】Python独学のためのおすすめ本10選 | 自分に合った本の選び方も解説
- #プログラミングスクール
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「Pythonの独学で使えるおすすめの本ってある?」
「Pythonを学びたいけれど、どの本を選べばいいの?」
Pythonを独学するにあたって、最も手軽に取り組めるものが本です。実際に書店で本を探した人も多いのではないでしょうか。
独学でPythonを習得するには、自分に合った本を見つけられるかどうかがポイントです。本を使っての学習は挫折しやすいからこそ、初心者には初心者向け、経験者には参考書として使えるかなど、選び方が重要になってきます。
この記事では「Pythonの独学におすすめの本」を10冊ピックアップして紹介しています。本選びの参考になる「独学で使う本の選び方」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
監修者
古里 栄識
クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師
慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。
Pythonを独学でする際の本の選び方
Pythonを独学で学ぶ際、本の選び方は非常に重要です。自分に合った本を選べれば、学習効率が大きく向上します。
特に初心者と経験者では求める内容が異なるため、以下のようにそれぞれに合った本を選ぶようにしましょう。
- 初心者はわかりやすさを重視
- 経験者はリファレンス性を重視
- 目的に特化しているかを確認する
初心者はわかりやすさを重視
初心者が本を選ぶ場合、わかりやすさを重視しましょう。初めてプログラミングに触れる人にとって、難解な内容だと学習の妨げになるためです。そのため、以下のような内容が入っていると、非常に学びやすい本になります。
- 図解
- イラスト
- ストーリー仕立て
これらがあると、Pythonの基礎を楽しく学べるため、初心者でもつまずかずに本を使って独学できます。
経験者はリファレンス性を重視
経験者がPythonを独学する場合、リファレンス性の高い本を選ぶようにしましょう。既に基礎を理解しているため、必要な情報をすぐに見つけられるためです。初歩的な部分より、参考書として使えるかどうかを意識してください。
例えば、各機能やライブラリの詳細が網羅されているものが良いでしょう。実践的な問題解決に役立ちます。
目的に特化しているかを確認する
本を選ぶ場合は、自分の学習の目的に特化しているかどうかも意識してください。Pythonを使って達成したい目標に対して、最適な内容を学べるためです。
機械学習を習得したいのに、Web開発の本を読んでいては、習得に大きく時間がかかってしまいます。機械学習を学びたい場合は機械学習の本を、Web開発を目指すならWeb開発の本を選びましょう。効率的に目的を達成するためのスキルを習得できます。
Pythonの独学でおすすめの本10選
Pythonを解説した本は、様々な出版社から販売されています。そのため書店に行くと、どの本を選べばいいのか迷ってしまうケースが多々あります。
ここからは、おすすめのPython本を10冊紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【翔泳社】Python1年生 体験してわかる!会話で学べる!プログラミングのしくみ
翔泳社の「Python1年生 体験してわかる!会話で学べる!プログラミングのしくみ」は、タイトルからもわかるように、Pythonについて何も知らない超初心者向けの本です。
キャラクターが対話形式でPythonについて解説していく内容なので、非常に読みやすい構成となっています。マンガやイラストも多用されており、まさに初心者に最適の本といえるでしょう。
書籍名 | Python1年生 体験してわかる!会話で学べる!プログラミングのしくみ |
著者 | 森 巧尚 |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2022年8月 |
【翔泳社】Python3年生 機械学習のしくみ
翔泳社の「Python3年生 機械学習のしくみ」は、機械学習の基礎から応用までを学べる本です。数学の知識がなくても、Pythonでの機械学習の理論を学べます。
特に、機械学習の初心者にとって嬉しいのが、図解やコード例が多彩な点です。実践的な内容も充実しているため、機械学習を学ぶにはぴったりの本といえるでしょう。
書籍名 | Python3年生 機械学習のしくみ |
著者 | 森 巧尚 |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2021年12月 |
【翔泳社】Python ゼロからはじめるプログラミング
翔泳社の「Python ゼロからはじめるプログラミング」は、Pythonのプログラミングに焦点を当てた書籍です。
クラスやメソッド、条件分岐やオブジェクト指向など、Pythonのプログラミングにおける基本文法や概念を学べます。
サンプルも多いので、初心者にはぴったりの本となっています。
書籍名 | Python ゼロからはじめるプログラミング |
著者 | 森 巧尚 |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2022年8月 |
【翔泳社】独習Python
翔泳社の「独習Python」は、Pythonの基礎から応用まで幅広く学べる本です。入門書としてはもちろん、参考書としても活用できます。1冊を長く使っていきたい人におすすめです。
内容も初心者向けの基礎的な部分から高度な領域まで、網羅的に収録されています。練習問題も多いため、実際に手を動かして学べる点も魅力です。
非常に分厚いのもあって、参考書として使うのにぴったりの本といえるでしょう。
書籍名 | 独習Python |
著者 | 山田 祥寛 |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2020年6月 |
【インプレス】スッキリわかるPython入門 第2版
インプレスの「スッキリわかるPython入門 第2版」は、初めてプログラミングを学ぶ人向けの本です。Pythonの基本から幅広くカバーしている内容となっています。
基本的な文法や制御構文、関数などをわかりやすく解説しているため、初心者でもつまずかずに学習できるでしょう。エラーをあえて経験させた上での説明も豊富にあり、実践的な視点も身につけられます。
入門書を探している人におすすめしたい1冊です。
書籍名 | スッキリわかるPython入門 第2版 |
著者 | 国本 大悟、須藤 秋良、株式会社フレアリンク |
出版社 | インプレス |
発売日 | 2023年11月 |
【インプレス】スッキリわかるPythonによる機械学習入門
インプレスの「スッキリわかるPythonによる機械学習入門」は、機械学習を学びたい人におすすめの本です。機械学習に必要な基礎統計学やデータ分析の流れを、わかりやすく解説してくれています。入門書・参考書として活用できるでしょう。
サンプルも豊富で、例えば映画の興行収入の予測や、住宅平均価格の予測など、実践的な知識も深められます。
機械学習を習得するなら、ぜひ読んでおきたい1冊です。
書籍名 | スッキリわかるPythonによる機械学習入門 |
著者 | 須藤秋良、株式会社フレアリンク |
出版社 | インプレス |
発売日 | 2020年10月 |
【技術評論社】Pythonスタートブック [増補改訂版]
技術評論社の「Pythonスタートブック [増補改訂版] 」は、プログラミング知識がゼロでも理解できる内容となっています。プログラミングの基本中の基本から、データ型を駆使した本書くプログラムまで幅広く学べる点が特徴です。
イラストとサンプルも多く、Pythonのプログラミングならではの知識を身につけられます。非常にわかりやすく解説してくれているため、初めての1冊におすすめです。
書籍名 | Pythonスタートブック [増補改訂版] |
著者 | 辻 真吾 |
出版社 | 技術評論社 |
発売日 | 2018年4月 |
【SBクリエイティブ】Python[完全]入門
SBクリエイティブの「Python[完全]入門」は、Pythonの基礎から応用までを幅広く学べる1冊です。入門書にありがちな文法だけでの解説ではなく、以下についても詳しく掲載されています。
- ライブラリを使う基礎知識
- Pythonによる仕事の自動化
- スクレイピング
Pythonを使う上で知っておきたい知識ばかりです。脱初心者の後は参考書としても活用できるため、末永く使える本といえるでしょう。
書籍名 | Python[完全]入門 |
著者 | 松浦 健一郎、司 ゆき |
出版社 | SBクリエイティブ |
発売日 | 2021年1月 |
【SBクリエイティブ】~短期集中講座~土日でわかるPythonプログラミング教室
SBクリエイティブの「~短期集中講座~土日でわかるPythonプログラミング教室」は、平日が忙しくて勉強時間を作れない人向けの本です。タイトルにもあるように、土日の2日間でPythonを習得できる内容となっています。
Webアプリ開発をできるところまで学べるので、アプリ開発に興味のある人におすすめの1冊です。
書籍名 | ~短期集中講座~土日でわかるPythonプログラミング教室 |
著者 | 吉谷 愛 |
出版社 | SBクリエイティブ |
発売日 | 2017年9月 |
【オライリージャパン】Pythonチュートリアル 第4版
オライリージャパンの「Pythonチュートリアル 第4版」は、少し知識や経験のある人向けの1冊です。基礎を身につけた上で、よりPythonを詳しく学びたい場合に活用できます。
内容もPythonの言語とシステムの基本的なコンセプトや機能を、詳しく解説してくれています。標準ライブラリも学べるため、脱初心者におすすめです。
書籍名 | Pythonチュートリアル 第4版 |
著者 | Guido van Rossum (著), 鴨澤 眞夫 (翻訳) |
出版社 | オライリージャパン |
発売日 | 2021年2月 |
Pythonの独学は自分に合った本を何冊も使って総合的に学ぼう
Pythonは人気の言語なため、様々な出版社から本が出版されています。ネット書店では中身がわかりにくいので、まずは書店に行って実際に手に取ってみるところから始めてみましょう。
特に初心者におすすめなのが、図解やイラスト入りの本です。視覚的にわかりやすいため、つまずきが少なく、挫折せずに独学できます。ある程度のスキルや知識を身につけたら、より難しい本を手に取ってみてくださいね。
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よくある質問
Pythonの独学は何ヶ月かかる?
Pythonの習得は、1日1時間の勉強時間を確保したとして、7ヶ月~1年ほどかかります。人によっては、1年以上必要になるでしょう。
Pythonが初心者におすすめなのはなぜですか?
文法がシンプルかつ理解しやすいためです。直感的にコードを書けるため、プログラミング初心者でも学習を進めやすい特徴があります。入門言語として最適なのです。
Pythonでいくら稼げるの?
Pythonエンジニアの平均年収は、約600万円です。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、ITエンジニアの平均年収は452万円なので、高い水準にあります。
Pythonの基本を身につけるのに何時間必要ですか?
個人差はありますが、一般的に200時間~300時間程度の勉強時間が必要です。1日に1時間学習したとして、7ヶ月~1年ほどかかるでしょう。