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    【必見】Pythonの独学ができるオススメの本 | 独学できる人の特徴や選び方まで徹底解説

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    「Pythonの独学でオススメの本ってある?」

    「Pythonを独学で勉強しようと思ってるんだけど、本でもできる?」

    このように考えている人は多くいます。この記事では、「Pythonを独学できるオススメの本」を紹介します。

    Pythonは、近年特に人気のある言語です。需要も高いため、習得するメリットは非常に大きいといえるでしょう。

    しかし、需要が高いこともあって、数多くの本が出版されています。それらの中から自分に合った1冊を選ぶのは、難しいものです。迷った際の参考になる「本の選び方」や「本を使った独学の注意点」も解説しているので、ぜひ独学に役立ててくださいね。


    監修者

    古里 栄識

    クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

    慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

    仕事も、働き方も、自分で決められるエンジニアに。 希少型エンジニア育成専門ITスクールRareTECH 公式LINEで資料を受け取る

    Pythonを独学できる本の選び方5選

    Pythonを独学できる本は、様々な出版社から販売されています。それらの中から自分に合った1冊を探すためには、以下の5つのポイントを意識してみましょう。

    • わかりやすいかどうか
    • 目次が見やすいかどうか
    • 自分の目的に合っているかどうか
    • 本のレビューを確認する
    • 著者の情報を確認する

    わかりやすいかどうか

    Pythonの本を選ぶ際、1番重要なのはわかりやすさです。特に初心者の場合、重視しましょう。例えば以下のような内容があれば、理解しやすいでしょう。

    • 文字だけでなくイラストや図解でも解説されている
    • サンプルコードを使って作業しながら学習できる
    • 簡単な成果物を作れる知識を身につけられるか
    • 何回も繰り返し読める

    意識したいのが、初心者にも理解しやすい表現やイラストが多いかどうかです。独学の最大の敵は挫折なので、「これなら自分でも勉強できる」と感じるものを選ぶようにしてください。

    目次が見やすいかどうか

    学習の効率を高めるためには、目次が整理されているかどうかも重要です。目次から目当てのページを探せるようになると、自分にとって必要な知識がどこに書いてあるのかわかるようになるので、効率的に学習できます。索引もあれば、なお良いでしょう。

    また、目次を見るとその本の内容をおおよそ把握できます。買う際の参考にもなるので、中身を見られるのであれば、必ず確認しましょう。

    自分の目的に合っているかどうか

    Pythonを学ぶ目的は人によって異なります。データ分析やアプリ開発など様々です。目的に応じた内容を解説している本を選びましょう。実践的な知識を得られます。

    例えば、機械学習を目的にしちえるのなら、機械学習を深く掘り下げた本が最適です。効率的にPythonを学べるため、学習時間の短縮にも繋がるでしょう。

    本のレビューを確認する

    本を選ぶ際に迷ったら、レビューを参考にするのもオススメです。実際に利用した人の意見なので、参考になります。特に、自分と同じ境遇の人のレビューを見てください。参考になるのは以下のサイトです。

    • Amazon
    • 楽天
    • 読書メーター

    この際、良いものと悪いものの両方を見てください。そのうえで書籍を見てみて、参考になると感じたら買うと良いでしょう。

    著者の情報を確認する

    著者の情報も重要です。経験豊富なプログラマーや現役エンジニアが書いていると、実践的な知識や学びやすい教材になっている可能性が高くなります。

    特に専門性が高くなるほど、有効的な選び方です。信頼と実用、両方の担保が欲しい場合は、著者もチェックしましょう。


    Pythonを本で独学できる人の特徴3選

    本を使ってPythonの独学ができる人には、特徴があります。向き不向きがあるので、まずは自分が以下に当てはまっているかどうか、考えてみましょう。

    • 自己管理ができる
    • 英語で情報収集ができる
    • 学習に時間をかけられる

    自己管理ができる

    Pythonを独学で学ぶには、自己管理能力が非常に重要です。独学は、自分自身で学習スケジュールを立て、それに従って学習を進める必要があります。しかも毎日学習しないと忘れていってしまいます。例えば、以下のように考えてしまう人は、要注意です。

    • 疲れたから今日はいいや
    • 今日は飲み会でしんどいし、明日からやろう
    • 明日から本気出す

    独学の基本は、毎日決まった時間に少しずつ学習すること。習慣化するまで繰り返し、飲み会などに誘われても断ったり、途中退席したりする意志が必要です。

    ストイックに自己管理できる人ほど、独学には向いています。

    英語で情報収集ができる

    Pythonの最新情報や高度な技術資料は、英語で提供されているケースが多くあります。本だけで知識をカバーできない場合、英語で情報を収集できるかどうかは、大きなアドバンテージになります。

    例えば、英語のドキュメントを読める人は、最新のライブラリやツールを活用して、より効率的に学習を進められます。

    本だけでもPythonの学習はできますが、英語を読めるともう一段階、独学の質を上げられます。読めるメリットは非常に大きいのです。

    学習に時間をかけられる

    Pythonを独学でマスターするには、相応の時間が必要です。効果的に学習するために、毎日決まった時間を勉強に割り当てる必要があります。時間を作らなくてはいけないのです。

    そのため、プライベートな時間がほとんどない人は、独学での学習が厳しくなります。隙間時間を使っても学習できない場合は、先に転職するなど環境を変える方が良いでしょう。

    未経験からだと200時間以上は必要になるケースもあるので、学習に時間をかけられるライフスタイルかどうかは、独学で重要なポイントです。


    Pythonを本で独学できない人の特徴3選

    本を使ってPythonを独学できない人には、一定の特徴があります。特に以下の3つに該当しているかどうか重要なので、自分を振り返ってみましょう。

    • 自己管理ができない
    • 英語で情報収集ができない
    • 短期間でPythonを習得したい

    自己管理ができない

    Pythonを独学する際、自己管理が苦手な人は学習の継続が難しくなるでしょう。計画的に学習時間を確保し、進捗を管理しなければならないためです。夏休みの宿題を最後にまとめてしたり、テスト勉強を一夜漬けでやっていたりした人は、注意しましょう。

    独学は、自分で目標を立てて孤独に勉強する方法です。自己管理できるかどうかが大きなポイントとなるので、難しい場合はやめた方が良いでしょう。

    英語で情報収集ができない

    Pythonの多くの資料やコミュニティは、英語で記載されています。独学を効率良く進めるのなら、英語のリーディング能力は必須です。

    ですが、英語での情報収集が苦手だと、最新の技術動向やドキュメントからの学びをなかなか得られません。もちろん日本語の教材だけでも習得は可能ですが、より実践的なスキルを身につけるのなら、英語力が必要になります。

    Pythonの構文も英語なので、勉強しながら英語力を磨くと良いでしょう。

    短期間でPythonを習得したい

    短期間でPythonを習得したいと考えている人も、独学にはあまり向いていません。Pythonは学ぶ内容が多岐にわたるため、短期間での習得が難しい言語です。数週間で上級スキルを身につけようとしても、基本的な部分を理解していなければ、まず無理でしょう。

    独学はどうしても時間がかかってしまう学習方法です。短期間でPythonを習得するのなら、学習サイトやプログラミングスクールを活用することをオススメします。


    Pythonを本で独学する際の注意点3選


    本での学習は、コストを抑えつつ自分のペースを守れる魅力的なものです。一方で、注意しておきたい点もあります。特に以下の3つには、気を付けましょう。

    • 本の内容が古い可能性がある
    • 疑問点を解決できない可能性がある
    • 実務レベルのスキルを習得できない

    本の内容が古い可能性がある

    Pythonの環境は日々進化しているため、本の内容が古い可能性があります。出版まで1年以上かかるケースがほとんどなので、仕方がありません。IT技術の進歩についていくには、本では少し遅いのです。

    一方で、Pythonの基礎的な部分を学ぶなら、内容が古くてもほとんど関係ありません。普遍的な部分は本を使って学びつつ、最新の情報はWebで集めるといった方法を取ると良いでしょう。

    疑問点を解決できない可能性がある

    独学では、本から得た知識への疑問や問題を質問できる相手がいません。特に、複雑なバグやエラーに直面した際、解決に時間がかかる可能性があります。あまりにも解決できないと、挫折してしまうケースも。

    そうした場合、本だけでなくSNSやコミュニティに参加し、質問できる環境を作っておく必要があります。わからなかった場合のために、知識を得られる場所を探しておきましょう。

    実務レベルのスキルを習得できない

    本から学べるのは、基本的な理解や使用法です。実務で必要とされるレベルのスキルは、なかなか学べません。プロジェクトを計画し実行する経験は、その最たるものでしょう。

    実務レベルのスキルを習得するのなら、自分でアプリなどを開発したり、仕事に参加したりするしかありません。ある程度のスキルを身につけたら、実務レベルのスキル習得に移行していくと良いでしょう。


    Pythonを本での独学が難しい場合はプログラミングスクールがオススメ

    Pythonは、本を使っての独学が可能なプログラミング言語です。習得まで時間はかかりますが、自己管理ができるのであればコストを抑えて効率的に学習できるでしょう。

    一方で、独学できるかどうかは人によります。向き不向きがあるので、自分に合っているかどうか、慎重に考えたうえで挑戦してみましょう。

    本を使っての独学が難しいという人は、プログラミングスクールでの学習も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。


    よくある質問

    Pythonは独学で勉強できますか?

    可能です。Pythonは文法が単純であり、独学するための環境が充実しているため、比較的独学しやすい言語となっています。

    Pythonを勉強するには何時間必要ですか?

    Pythonの習得には、200時間~300時間程度の勉強時間が必要といわれています。

    Pythonの独学は何ヶ月かかる?

    Pythonの習得は、1日1時間の勉強時間を確保したとして、7ヶ月~1年ほどかかります。人によっては、1年以上必要になるでしょう。

    Pythonを独学で勉強するにはどれくらい時間がかかりますか?

    1日に1時間なら、7ヶ月~1年ほどです。もし3時間の勉強時間を確保できるのであれば、4ヶ月~6ヶ月程度で習得できるでしょう。なお、基礎部分だけなら、2~3ヶ月もあれば習得できます。


    【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

    「フリーランスエンジニア」

    近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

    「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

    私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

    比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

    多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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