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【必見】ITの転職で有利になる資格8選 | 取得のメリットと資格の選び方まで徹底解説

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「IT業界への転職はなんの資格を取っておくと良いの?」

「IT業界に転職したいけど、資格を持ってると有利になる?」

このように悩んでいる人は多くいます。資格は自分の能力を客観的に証明してくれるものの1つです。IT業界への転職を目指しているなら、資格取得が有力な手段となります。

しかし、IT資格は非常に多いのも事実です。どの資格を取得すれば良いか迷ってしまう人も多いでしょう。

そこで今回は「IT業界への転職でオススメの資格」を紹介します。挑戦するにあたって知っておきたい「取得のメリット」や「IT資格の選び方」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

監修者

古里 栄識

クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

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転職に有利なIT資格の選び方

IT資格には様々なものがあります。その中から転職に有利なものを選ぶのは至難の業です。そのため、取得する際は以下を基準にして選ぶようにしましょう。

  • 難易度で選ぶ
  • キャリアアップに関係するものを選ぶ

難易度で選ぶ

転職に有利なIT資格を選ぶ際、難易度は非常に重要です。難しい資格は高度なスキルを証明できますが、膨大な勉強時間が必要になります。場合によっては、500時間以上かかることもあるでしょう。

一方で、取得できればメリットが大きいのも事実です。転職の際に有利になるのはもちろん、手当がもらえる可能性もあります。

資格を取得する際は、まず自分のスキルと時間に合ったものを選び、転職活動に活かせるように効率良く学習していきましょう。

キャリアアップに関係するものを選ぶ

IT資格は、キャリアアップに直結します。そのため、難易度だけでなく自分のキャリアプランに合った資格を選ぶようにしましょう。取得にかかる時間まで考えると、関係の無い資格に挑戦するのはコスパの面でも良くありません。

選ぶのが難しい場合は、興味のある分野を決めておくとスムーズです。モチベーションを維持しやすく、効率的にスキルアップできます。資格を取得できれば、転職活動でアピールできる点もメリットです。

IT業界への転職でオススメ資格8選

さっそく、IT業界に転職する際にオススメの資格を紹介します。難易度やキャリアプランに合わせて選んでみてください。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、IT業界への第一歩として最適な資格です。2023年4月から通年実施されているため、挑戦しやすい国家資格となっています。

試験内容は、基礎的なIT知識を網羅する形で構成されており、ITエンジニアが共通して理解しておくべき知識を体系的に学習できます。

IT業界への転職を考えるなら、真っ先に取得したい資格です。

G検定

G検定は、ディープラーニングの基礎知識を有している証明になる資格です。ジェネラリスト向けとなっており、業種を問わず多くの人が受験しています。近年のDX推進によって人気を集めています。

取得すると、AIを事業に活用するために必要な知識やリテラシーを持っている人材として評価されるでしょう。

特に近年は、ビジネスにおけるAIの実用性が向上しています。ChatGPTなどの登場によって、AIを取り入れている企業も増えているため、将来的にAI関連の業務に携わりたい人はぜひ取得しておきたい資格の1つです。

CCNA(シスコ技術者試験)

CCNAは、シスコ認定資格の1種で、ネットワーク技術の基礎を有している証明になる資格です。ネットワークエンジニアにとって、入門的な位置付けになっています。

今やネットワーク分野はITインフラの要です。どの企業でも必要とされている重要な設備にあります。そのため、CCNAを取得すれば、ネットワークエンジニアとしてのスキルを証明できるのはもちろん、即戦力として転職活動を有利に進められます。

難易度もそれほど高くないため、ネットワークに興味のある人は挑戦してみるのもオススメです。

Linux技術者認定 LinuC

Linux技術者認定 LinuCは、Linuxスキルを有している証明になる資格です。「LPIC」を提供していたLPI-Japanによって、2018年からスタートしました。LPICと比べて、仮想化技術などシステム開発の現場で使える実践的なスキルを問われます。

また、「日本市場に最適化した試験&運用サービス」をスローガンにしていることもあって、日本市場に合わせて問題が作られています。そのため、国内でネットワークエンジニアとして働くのなら、ぜひ取得しておきたい資格です。

近年はクラウドを活用している企業も増えているため、取得すると転職面でも有利になるでしょう。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は、高度情報処理技術者試験の中でも最高難易度となるレベル4の試験です。取得することで、企業活動に関わる業務におけるニーズに対して情報システムの設計・開発が行える証明になります。要はITシステムの設計者として担保を得られる形です。

ITシステムを導入している企業が非常に多いため、取得することでIT系以外の幅広い業種で活躍できます。フリーランスとして独立することも可能です。汎用性の高い資格といえるでしょう。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、高度情報処理技術者試験の中でも最高難易度となるレベル4の試験です。取得することで、システムの企画や要件定義などに強いネットワークエンジニアであると証明できます。合格率は低く、例年14%程度です。

また、ネットワークに関する資格ですが、試験範囲にはネットワーク以外の分野が多いのも特徴となっています。ITに関連する総合的な知識が問われる資格といえるでしょう。

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験は、高度情報処理技術者試験の中でも最高難易度となるレベル4の試験です。取得することで、データベースに関する高度な知識や技能を持っていると証明できます。

IT業界内でも知名度・信頼度とも高い資格であり、取得すればキャリアアップや転職で有利に働くでしょう。

近年は、IT技術の進歩によりビッグデータの重要度が高まっています。膨大なデータを活用できる人材として期待される資格です。

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は、情報処理技術者試験の中でも最高難易度となるレベル4の試験です。情報セキュリティを担う専門人材の育成と確保を目指して創設された経緯があります。

高度な専門知識が問われることに加え、午後試験が記述式であるため難易度は高めです。特に記述式は、問題に対する深い理解度とアウトプットする能力が問われます。どれだけ解けるかが、取得のポイントとなるでしょう。

合格率は例年20%前後です。しっかり勉強すれば、決して難しいレベルではありません。

セキュリティ関連の高度な知識・技能の証明が欲しい方にオススメの資格です。

転職に向けてIT資格を取得する3つのメリット

転職に向けてIT資格を取得すると、以下のメリットを得られます。どのようなものか詳しく見ていきましょう。

  • 客観的にスキルを証明できる
  • 体系的に専門知識を身につけられる
  • 資格手当がもらえる可能性がある

客観的にスキルを証明できる

IT資格を取得していると、自分のスキルを客観的に証明できます。就職活動では、履歴書や面接だけでは自分の能力を十分に伝えきれないことが多くあります。ポートフォリオを作成していたとしても、少し物足りません。

そのような場合に資格があれば、客観的な証明として機能します。例えば、ネットワークエンジニアの求人に応募した場合、ネットワークスペシャリスト試験を取得していると、能力を担保された人材であると判断されます。

企業にとっても採用後のミスマッチを防げるため、資格の効果は求職者・採用者ともに有益なのです。

体系的に専門知識を身につけられる

資格取得の過程で、体系的に専門知識を学べます。独学ではカバーできない分野や知識の偏りを防ぐ効果に期待できます。ひとりで学習していると取りこぼしも発生しやすいため、資格を通じての勉強は非常に有益です。

例えば、CCNA資格を勉強していると、自然とネットワークの全体像を理解できるようになります。初心者の場合、自分では気付けない部分の知識不足を防げるので、学習する効果は大きいといえるでしょう。

資格手当がもらえる可能性がある

IT資格を持つと、資格手当を受けられる場合があります。企業によっては、特定の資格を持つ従業員に対して手当を支給する制度があるため、年収アップにも繋がる重要な部分です。

求人情報に資格が記載されているものがあれば、選考時に評価される可能性があります。取得している場合は応募してみると良いでしょう。

IT資格を取得して転職を有利にしよう

IT資格を取得していると、転職活動を大きく有利に進められるケースが多くあります。難易度はそれぞれ異なるため、自分に合った資格を選び、スキルアップを目指していきましょう。

資格の中には初心者向けのものもあるので、まずは挑戦しやすいものから順番に取得していくことをオススメします。

もし独学でIT資格を取得できるか不安な場合は、プログラミングスクールでの学習も検討してください。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。資格を取得する際にも強い味方になってくれるでしょう。

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よくある質問

3大IT資格とは何ですか?

IT業界で就職する際に有利になる3つの資格を指します。以下の3つです。

  • ITパスポート
  • 基本情報処理技術者
  • MOS

どれも初心者向けなので、取得しやすい資格となっています。

IT業界で働くのに資格は必要ですか?

必要ありません。持っていなくても仕事ができます。専門的な部分でも、知識やスキル、実績があるため取得していない人もいます。

ただし客観的な証明として役立つため、取得しておくメリットは大きいのも事実です。

IT系はどんな人が向いているか?

ITと聞くと理系の方が向いているように感じますが、実際は違います。文系の人でも問題無く働ける業界です。それよりも、以下を満たしているかが重要です。

  • コミュニケーション能力がある
  • 好奇心がある
  • 新しい技術や知識をすぐに取り入れられる

IT系の仕事はチームで進めていくので、コミュニケーション能力は必須になります。新しい技術も次々に出ているため、好奇心を持って学習し続けられる人が向いています。

IT系の資格を取るメリットは?

特定の分野における自分の知識やスキルを、客観的に証明できます。実績以外ではなかなか証明できないため、アピールできる要素として有用です。

また、難関資格であるほど取得すると自分の市場価値を上げられます。年収アップはもちろん、将来のキャリアアップにも役立ちます。


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