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【必見】リモートワーク転職で必須のスキル7選 | 転職成功の手順やメリット/デメリットも解説
- #プログラミングスクール
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「リモートワークができる企業に転職したいけど、何のスキルが必要?」
「リモートワークで働きたいけれど、具体的にどうやって転職すればいいの?」
このように考えている人は多くいます。出社せずに働けるリモートワークに憧れはあっても、実際に導入されている企業に転職するのは難しいものです。
リモートワークは魅力的な働き方である一方で、転職においては知識やスキルを問われるケースが多々あります。特にリモートワークに向いているエンジニアのような技術職なら、なおさらです。
そこで今回は「リモートワークエンジニアの転職で必要なスキル」を紹介します。エンジニアだけでなく、リモートワークをしたい人全般に通じる内容です。
さらに、転職活動前に知っておきたい「リモートワークの定義」や「リモートワークエンジニアになる手順」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
監修者
古里 栄識
クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師
慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。
転職前に知っておきたいリモートワークの基本
リモートワークのために転職をする前に、まずはリモートワークの基本を知っておきましょう。転職後に知ると「こんなはずじゃなかった」となりかねないため、注意が必要です。
- リモートワークの定義
- リモートワークのメリット / デメリット
- リモートワークの今後
リモートワークの定義
リモートワークとは、オフィスに通わずに自宅やカフェなど、好きな場所で働くことを指します。似ている言葉に「テレワーク」がありますが、呼び方が違うだけで中身は同じです。
どちらの働き方も、インターネットを利用して業務を進められる職種では、導入されているケースが多々あります。ITエンジニアやデザイナーなどが代表格です。
リモートワークは、働く場所に縛られない自由さが魅力でもあります。通勤のストレスを考えなくて良いため、毎朝の通勤ラッシュに巻き込まれる必要もありません。勤め人にとって、非常に魅力的な働き方といえるでしょう。
リモートワークのメリット / デメリット
リモートワークをする際に知っておきたいのが、メリットとデメリットです。以下を見てみましょう。
【メリット】
- 通勤時間を削減できる
- 働く場所を選ばない
- ストレスを軽減できる
- 仕事に集中しやすい
【デメリット】
- 孤独感を覚えやすい
- 仕事とプライベートの境界が曖昧になる
- つい残業をしてしまう
通勤時間がないため、睡眠時間を増やしたり、趣味に時間を充てたりといった、ライフワークバランスの面で魅力的な部分が多くあります。オフィスのような雑音もないため、集中して仕事に取り組めるでしょう。
一方、出社しないために仕事とプライベートの境界が曖昧になりやすく、常に仕事をしているような状態になってしまいます。孤独感にも苛まれるため、ひとりが苦手な人には向いていません。
リモートワークの今後
リモートワークは、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、一気に注目を集めました。今後も、IT技術の進化に合わせて働き方の多様化が進むにつれて、ますます普及していくと予想されます。
企業にとっても、人材確保や生産性向上につながるというメリットがあるため、リモートワークを導入する企業は今後も増えていくでしょう。
一方で、Amazonなどの一大企業がリモートワークを廃止するなど、導入したものの廃止する企業も増えています。
企業にとってもメリット / デメリットがある働き方なため、リモートワークを目的に転職する場合は廃止される可能性がある点を留意しておきましょう。
リモートワークエンジニアの転職で有利になる7つのスキル
リモートワークエンジニアの転職では、身につけておいた方が良いスキルがあります。中でも以下の7つはエンジニア職以外にも通じる部分なので、重要です。
- ITに関する知識
- コミュニケーション能力
- ビジネススキル
- 自己管理能力
- 問題解決能力
- 文章力
- 独学でスキルを学び続ける姿勢
ITに関する知識
リモートワークエンジニアには、ITに関する基本的な知識が必須です。インフラやシステムの仕組みを理解していれば、問題発生時も迅速に対応できます。知識があるため、リモートワーク中に何らかのエラーが起こっても安心です。
例えば、ネットワークやセキュリティの知識は、リモートワークにおいて特に役立ちます。企業からの信頼も得やすいため、身につけておいて損はないでしょう。
コミュニケーションスキル
リモートワークでは、対面でのやり取りが減るため、円滑なコミュニケーションを取りにくくなります。そのため、コミュニケーション能力が非常に重要になってきます。対面だと伝わる内容でも、画面越しだとなかなか伝わらないためです。
主なやり取りはメールやチャットになるので、わかりやすく正確に情報を伝える力が求められます。コミュニケーションがスムーズだと信頼関係も構築・強化しやすいため、リモートワークをする上で必ず身につけておきたいスキルです。
ビジネススキル
ビジネススキルもリモートワークにおいては重要です。リモート環境でも業務の優先順位を判断し、効率的に作業を進める力が求められます。他にも、クライアントとの交渉やプロジェクト管理でも役立ちます。
ビジネススキルは、エンジニアだけでなく全ての職業で通じるスキルです。身につけておくとエンジニアとしての信頼を高められます。書籍や研修などを通じて、習得しておきましょう。
自己管理能力
リモートワークでは、自己管理能力が非常に重要です。自分でスケジュールを立てて期限を守れれば、業務を効率良くこなせます。一方で、自己管理能力がないとすぐにサボってしまうでしょう。
特に注意したいのが自宅での作業です。誘惑が多いため、集中力をどう維持するかが重要になってきます。
自己管理ができている人は、企業にとって貴重な人材です。リモートワークの恩恵を最大限に受けるためにも、自己管理能力は身につけておきましょう。
問題解決能力
問題解決能力も、リモートワークエンジニアには欠かせません。技術的な問題に対して、迅速に対処し解決策を見つけなければいけないためです。特にリモートワークは相手の顔が見えないケースも多く、コミュニケーションを取りにくい状態でもあります。
スムーズに問題を解決するためにも、相手とのやり取りの中で原因を見つけ出し、迅速に対応していかなくてはいけません。
問題解決能力はエンジニアだけでなくリモートワーク全般に通じるものなので、習得しておくと企業からの評価も上がります。
文章力
リモートワークでは、メールやチャットでのやり取りが基本になります。そのため、文章を通じて正確に情報を伝える力が必要です。クライアントやチームメンバーに対し、わかりやすく説明できる文章力を身につけておきましょう。
日本は識字率が高いため、日本語が書ける=文章が書けるとなりがちですが、実際は違います。相手に伝わる文章を書くには、相応のスキルが必要です。
コミュニケーションもスムーズにできるようになるため、少しずつでも良いので磨いていきましょう。
独学でスキルを学び続ける姿勢
リモートワークでは、常に新しい技術や知識を学び続ける姿勢を求められます。会社の中で自然と耳にしていた情報が入ってこないためです。自分から取りに行く必要があります。
特にIT業界の場合、技術が日々進化しているため、対応するには自己学習が必須です。社会人の中で実際に学習している人はごく少数しかいません。やるだけで他の人よりも活躍できる可能性が高くなるのですから、リモートワークをする際は意識しましょう。
リモートワークエンジニアへの転職を成功させるための手順
リモートワークエンジニアに転職する場合、以下の手順で進めてみましょう。他の業種にも流用できる方法です。
- 自分に合った職種を見つける
- リモートワークに必要なスキルを身につける
- 転職エージェントや求人サイトを活用する
Step1.自分に合った職種を見つける
一口にリモートワークといっても、仕事の内容は多岐にわたります。プログラミングやWebデザイン、データ分析など様々です。そうした中から、自分のスキルや興味に合った職種を選ぶようにしましょう。
企業の規模やリモートワークのスタイルも様々なので、事前に調べておくと転職の際にスムーズです。
Step2.リモートワークに必要なスキルを身につける
リモートワークでは、自己管理能力や基礎的なITスキルを求められます。身につけていないと、業務を円滑に進めにくくなるため、予め習得しておきましょう。
例えば、TrelloやNotionのようなプロジェクト管理ツールや、Google MeetsやZoomといったコミュニケーションツールなどです。
必要なスキルを身につけておけば、リモートワークでもスムーズに働けます。業務に集中できるので、地味ながら有用です。
Step3.転職エージェントや求人サイトを活用する
リモートワークを目的に転職をする際、最も難しいのが求人を見つけることです。ひとりでは限界があるため、転職エージェントや求人サイトの検索機能を積極的に使いましょう。自分に合った求人を効率的に探せます。
近年はリモートワークが人気なことから、検索項目に入っていたり、企業側が提示しているケースも多くあります。効率的な転職活動を進めるためにも、こうしたツールを積極的に活用しましょう。
リモートワークでエンジニアをするのは未経験だと難しい
リモートワークを目的とした転職は、スキルさえ磨けば誰でも実現可能です。自己管理やコミュニケーション力など、リモートワークで求められるスキルを身につけられれば、難しくはないでしょう。
リモートワークは、自分のペースで快適に働ける働き方です。ただし、人によって合う合わないがあるため、性格的に内向的なのか外向的なのかを基準に判断すると良いでしょう。
もしリモートワークができるエンジニアに転職できるか不安な場合は、プログラミングスクールでの学習も検討してください。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。
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よくある質問
リモートワークと出社はどちらが働きやすいのですか?
人によります。ただ、リモートワークの方が作業効率が良いと感じている人は、50%と半数います。一方の出社は、作業効率が良いと感じているのは32%程度です。リモートワークの方が働きやすいと考えている人が多いといえるでしょう。
リモートワークの平均給料はいくらですか?
厚生労働省の「在宅ワークの実態」によると、以下の数値となっています。
- 5万円以下:27.7%
- 6万~9万円:18.0%
- 10万~19万円:18.5%
- 20万~29万円:13.7%
- 30万~39万円:8.7%
10万円未満が45%と半数近くを占めます。一方で30万円以上の層もいるため、どの程度の給与水準なのかは転職前に調べておいた方が良いでしょう。
テレワーク(リモートワーク)が廃止される理由は何ですか?
対面でのコミュニケーションが減少するため、情報共有や医師決定をスムーズに進めにくいというのが理由です。特に、オンラインでのやり取りは、何気ない会話の中にある非言語情報や微妙なニュアンスが伝わりにくいため、誤解が生じやすくなります。
結果、作業効率が悪くなり、テレワーク(リモートワーク)を導入する意味がなくなっているのです。
リモートワークの欠点は何ですか?
従業員にとっては働きやすい環境ですが、以下のようなデメリットがあります。
情報漏洩のリスク
- 端末のウイルス感染
- 勤怠管理の難しさ
- コミュニケーション不足
- 電話対応が難しい
- 評価基準が不明瞭になりやすい
出社すると自然にできていた部分ができなくなっています。この他、季節によっては電気代が跳ね上がるため、リモートワークをしている側の負担も大きくなる点にも注意しましょう。