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【初心者必見】Webエンジニアになるために必要なスキル8選 | スキル習得の方法も紹介
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「Webエンジニアになるには、どんなスキルを身につけたらいいの?」
「Webエンジニアになりたいけど、どんなスキルが必要なのかわからない」
Webエンジニアを目指そうと考えている人の中には、このような悩みを抱えている人は多くいます。事実、自分に適性があるかどうかは気になるポイントです。
そこで今回は、「Webエンジニアに必要なスキル」を紹介します。その他、スキルを取得するにあたって知っておきたい「Webエンジニアの仕事内容」や「スキルの習得方法」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
監修者
古里 栄識
クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師
慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。
Webエンジニアの仕事内容
Webエンジニアは、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアなど、様々な職種にわかれています。それらを目指すにあたって、まずはどのような仕事内容があるのか、以下にわけて詳しく見ていきましょう。
- 要件定義
- 開発・コーディング
- 保守・運用
要件定義
Webエンジニアの仕事は、まずクライアントの要望をしっかりと聞き取り、具体的な要件定義を行うことから始まります。クライアントとの綿密なコミュニケーションを通して、必要な機能やデザイン、技術仕様などを明確にし、最終的な成果物となるWebサイトやWebサービスのイメージを共有する業務です。
その際、以下のような作業を行います。
- ヒアリング:クライアントの目的や課題、ターゲット層などを聞き取る
- 分析:競合サイトなどを分析し、市場動向を把握する
- 仕様書作成:要件をまとめ、具体的な仕様書を作成する
要件定義が上手くできると、開発がスムーズに進み、完成度の高いプロジェクトになります。非常に重要な業務といえるでしょう。
開発・コーディング
要件定義に基づいて、WebサイトやWebサービスの開発・コーディング作業を行います。HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を用いて、Webページの構造やデザイン、機能などを実装する業務です。
その際、以下のような作業が発生します。
- フロントエンド開発:ユーザーが直接目にする画面部分の開発
- バックエンド開発:サーバー側で処理を行うプログラムの開発
- データベース構築:WebサイトやWebサービスに必要なデータを格納するためのデータベースの構築
- テスト:開発したプログラムに不具合がないかのテスト
実際のコーディングを通して、要件を具体的な形に変えていきます。ユーザーが利用できる製品を提供するためにも、重要な業務です。
保守・運用
WebサイトやWebサービスをリリースした後も、定期的な保守・運用作業が必要になります。システムの不具合を修正したり、セキュリティ対策を施したり、もしくは新しい機能を追加したりと様々です。WebサイトやWebサービスを安定稼働させ、ユーザーに快適な利用環境を提供していきます。
その際、以下のような作業が発生します。
- 監視:システムの稼働状況を監視し、問題が発生していないか確認する
- 障害対応:システムに障害が発生した場合、迅速に対応する
- アップデート:最新の技術やセキュリティ対策を取り入れるために、システムをアップデートする
- 改善:ユーザーからのフィードバックに基づいて、システムを改善する
保守・運用が適切に行われることで、システムの信頼性が高まり、ユーザーの満足度が向上します。
Webエンジニアに必要な8つのスキル
Webエンジニアは仕事の範囲が広いため、様々なスキルが必要です。特に以下の8つは必ず求められます。
- HTMLとCSSのスキル
- JavaScriptのスキル
- レスポンシブデザインの知識
- テストやデバッグのスキル
- バックエンドのスキル
- SEOに関するスキル
- コミュニケーション能力
- 分析力
HTMLとCSSのスキル
Webページの構造とデザインを構築する上で欠かせないのが、HTMLとCSSのスキルです。HTMLはWebページの骨格となる部分を記述する言語であり、CSSはWebページの見た目を装飾する言語です。Webで公開されている全てのサイトに利用されています。
HTMLとCSSを習得できれば、自分でWebページを作成できるようになります。Webエンジニアにとって必須のスキルです。
HTMLとCSSの学習方法について以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してください。
JavaScriptのスキル
Webページに動きや機能を加えるためには、JavaScriptのスキルが必須です。近年は、Webアプリケーションやユーザーの目を引くWebサイトの開発で、広く利用されています。
JavaScriptを習得すれば、クライアントの高度な要求にも応えられるようになります。ユーザーにとって、より魅力的なWebページを作成するためにも、身につけておきたいスキルです。
レスポンシブデザインの知識
近年、スマートフォンやタブレットなどの普及により、様々なデバイスでWebサイトやWebサービスを利用するようになってきています。そこで重要となるのが、レスポンシブデザインの知識になります。
レスポンシブデザインとは、デバイスの画面サイズに合わせてWebページのレイアウトを自動的に調整する技術です。同じWebページでも、パソコンとスマホで大きく違うと感じた経験のある人は多いでしょう。
レスポンシブデザインの知識を身につけていれば、様々なデバイスで快適に利用できるWebサイトやWebサービスを開発できます。インターネットに接続できるデバイスが増えた昨今、非常に重要なスキルです。
テストやデバッグのスキル
WebサイトやWebサービスを開発する上で、必ず行わなければいけないのが、テストとデバッグです。テストとは、開発したプログラムに不具合がないか確認する作業のこと。一方のデバッグは、不具合を発見して修正する作業です。
テストやデバッグのスキルを習得していれば、品質の高いWebサイトやWebサービスを開発できます。開発環境において、非常に重要なスキルです。
バックエンドのスキル
WebサイトやWebサービスのサーバー側で処理を行うプログラムを開発するには、バックエンドのスキルが必要です。代表的なバックエンド言語としては、以下の言語があります。
- PHP
- jaba
- Python
バックエンドのスキルを習得していると、データベースとの連携やデータ処理などの複雑な機能を実装できるようになります。バックエンドエンジニアと一緒に仕事をする際も、スムーズに連携できるでしょう。
Webエンジニアとしてぜひとも身につけておきたいスキルです。
SEOに関するスキル
WebサイトやWebサービスを多くの人に知ってもらうためには、SEO (Search Engine Optimization) のスキルが重要です。SEOとは、検索エンジンで上位に表示されるようにWebサイトを最適化する技術のこと。SEO対策とも呼ばれています。
検索結果で上位表示できれば、Webサイトへの流入数も大きく増えます。近年、多くの企業がSEO対策を重要視しつつあるため、Webエンジニアとしても身につけておきたいスキルです。
コミュニケーション能力
Webエンジニアは、クライアントやチームメンバーと密にコミュニケーションを取る必要があります。そのため、コミュニケーション能力は非常に重要です。
自分の考えをわかりやすく伝えたり、相手の意見をしっかりと聞いたりと、話す力と聞く力の両方が問われます。日々の生活の中で少しずつ磨いていきましょう。
分析力
分析力は、データを活用してWebサイトの改善策を見つけるために重要です。作成したWebサイトを少しずつ改善し、ベストな状態を探っていきます。
例えば、Googleアナリティクスを使って解析を行い、ユーザーの行動を理解するといった方法があります。データに基づいた効果的な改善を実施し、ユーザー体験を向上させていきます。
ユーザー満足度にも直結するため、非常に重要なスキルです。
Webエンジニアに必要なスキルを習得する方法
Webエンジニアに必要なスキルを習得する際、以下の4つの方法がオススメです。
- コードを書く練習をする
- コミュニティに参加して交流する
- フィードバックを受け入れる
コードを書く練習をする
Webエンジニアになるためには、コードを書く練習が不可欠です。スポーツと同じように、実際に手を動かすことで、スキルを身につけられます。
例えば、小さなプロジェクトを自分で作成したり、オープンソースプロジェクトに参加したりといった方法がオススメです。実践的な経験を積めるので、スキルアップにつながります。
練習を重ね続けているうちに、自信を持ってコーディングができるようになるでしょう。
コミュニティに参加して交流する
Webエンジニアのスキル向上には、コミュニティに参加して交流する経験も重要になってきます。他のエンジニアと意見交換する中で、新しい知識や技術を学べるためです。
例えば、オンラインフォーラムや勉強会に参加すれば、最新の技術情報を得られます。コミュニティに参加して同じ仲間と話せば刺激をもらえ、モチベーションを維持しやすくなるでしょう。
横のつながりから仕事を得られる可能性もあるため、スキル習得以外の面でも非常に重要です。
フィードバックを受け入れる
スキル向上のためには、フィードバックも受け入れましょう。他人からの意見や指摘を受け入れて自分の弱点を知り、改善していくことが大切です。
例えば、コードレビューを第三者に依頼して、より良いコードを書くためのアドバイスをもらうといった方法があります。自分では気付けない部分まで指摘をもらえるため、非常に有益です。
耳が痛い場合もありますが、フィードバックは積極的に取り入れ、自分を客観視していきましょう。
Webエンジニアに必要なスキルは幅広い
Webエンジニアに必要なスキルは、多岐にわたります。要件定義から開発、保守と仕事内容が広いため、HTMLやJavaScript、SEOといったスキルを求められるでしょう。
今回紹介したスキル習得の方法を参考に、自分に合った学習で身につけていってくださいね。
もし独学での習得が難しいという人は、プログラミングスクールでの学習も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Webエンジニアに求められるスキルは?
以下のようなものがあります。
- HTMLとCSSのスキル
- JavaScriptのスキル
- レスポンシブデザインの知識
- テストやデバッグのスキル
- バックエンドのスキル
- SEOに関するスキル
- コミュニケーション能力
- 分析力
Webエンジニアになるには何が必要?
Webエンジニアになるには、以下の言語を習得しておきましょう。
- HTML
- CSS
- Java
- JavaScript
- Python
- PHP
- C言語
- C++
未経験からの転職を目指すのであれば、実力を証明できる資格の取得もオススメです。
Web開発に必要な技術は?
Web開発では、以下の技術が必要になります。
- HTML
- CSS
- Java
- JavaScript
- PHP
- Python
- Ruby
全てを習得すると膨大な時間が必要になるので、習得しやすい言語から挑戦しましょう。
Webエンジニアの辛いことは何ですか?
Webエンジニアがつらいといわれるのは、以下の点にあります。
- 納期が厳しい
- 1人あたりの担当範囲が広い
- 業務にスピードを求められる
- バグ修正による連日の残業
- 新しい技術や情報の習得が常に必要
これらの中でも、納期の厳しさからくるプレッシャーや残業が、大きく影響しています。