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    【初心者必見】誰でもできるAzure独学の始め方3ステップ | オススメ教材や学習方法も紹介

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    「Azureって独学でも習得できる?」

    「Azureの独学ってどう進めればいいの?」

    このように悩んでいる人は多くいます。Azureはクラウドサービスの中でも人気のツールの1つです。習得すると様々なキャリアに活かせます。

    ですが、Azureには200を超える製品やクラウドサービスがあるため、独学が難しいと感じてしまうのも無理はありません。初心者ならなおさらです。

    そこで今回は「Azureを独学する方法」について紹介します。「独学でオススメの教材」「オススメの学習方法」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

    監修者

    古里 栄識

    クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

    慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

    仕事も、働き方も、自分で決められるエンジニアに。 希少型エンジニア育成専門ITスクールRareTECH 公式LINEで資料を受け取る

    Azureの独学を始めるための基本知識と準備

    Azureの独学を始める前に、まずは基本的な知識として以下を知っておきましょう。

    • Azureとは
    • Azureの独学に必要なツール
    • 学習を始める前に知っておくべきポイント

    Azureとは

    Azureは、Microsoftが提供するクラウドプラットフォームです。企業や開発者がインフラやアプリケーションをクラウド上で構築・管理できるため、ビジネスや個人のニーズに合わせて柔軟に利用できるサービスとなっています。

    特に、200を超える製品やサービスの中から必要なものを取捨選択して利用できる点が、大きな特徴です。そのため、システム開発や運用を効率化できるとして注目を集めています。

    導入するとサーバーの運用やデータベースの管理が容易になるため、IT業界でのスキルアップを目指す人にとって習得は大きなメリットです。今後のキャリアにも大きく影響するでしょう。

    Azureの独学に必要なツール

    Azureを独学で習得するには、いくつかのツールが必要です。中でも以下は必ず使います。

    • Azureの公式ドキュメント
    • Microsoft Learn

    どちらも公式のサービスです。初心者でも理解しやすい内容が揃っており、基礎から応用まで学べます。新しく教材を買う必要は、ほとんどありません。

    加えて、クラウド環境に慣れるために、実際にAzureの無料利用枠を活用してみるのもオススメです。Microsoftが提供しているツールだけで、実践的なスキルを身につけられるでしょう。

    学習を始める前に知っておくべきポイント

    Azureの学習を始める前に、目的と学習計画を明確にしておくようにしましょう。漠然とした目標ではモチベーションが続かず、効率も上がらないためです。高校球児が甲子園を目指すように、明確でわかりやすい目標を立てておいてください。

    例えば、クラウドエンジニアを目指すのか、それとも特定のAzureサービスに特化したいのかを決めるといった形です。学習の方向性が定まります。途中で挫折しないために、小さな目標を設定するのも良いでしょう。

    RPGのようにレベルアップしながら、少しずつ成長していくことがAzureの学習で意識したいポイントです。

    Azureを独学で勉強する3つのメリット

    Azureを独学で勉強すると、以下のメリットを得られます。

    • クラウドエンジニアとしてスキルアップできる
    • キャリアアップにつながる
    • 就職・転職で有利になる

    クラウドエンジニアとしてスキルアップできる

    Azureを独学する中で、クラウドエンジニアとしてのスキルが確実に向上します。クラウド技術はIT業界で必須のスキルです。Azureはその代表的なプラットフォームなため、知識とスキルがあれば、DXにおいても役立つでしょう。

    インフラの構築や管理を実践的に学んでいけば、即戦力として活躍できる技術が身につきます。結果、日々の業務やプロジェクトでの貢献度が高まり、エンジニアとしての評価が上がっていきます。

    キャリアアップにつながる

    Azureを独学で習得すると、キャリアアップにもつながります。クラウド技術は多くの企業で求められているためです。仕事の幅が大きく広がります。

    例えば、現在の業務にクラウドの要素を加えることで、新たなプロジェクトに参加できる可能性が高まる可能性があります。クラウドへの知識・技術は現代において必須なため、身につけておくと昇進や昇給のチャンスが増え、より充実したキャリアを築けるでしょう。

    就職・転職で有利になる

    Azureを独学で習得しておくと、就職や転職市場での競争力が高まります。クラウド技術に精通した人材は、企業からの需要が非常に高いためです。IT人材の不足が問題化している現代において、非常に魅力的な人材になります。

    特にAzureは、全世界の23%以上が使用しているプラットフォームです。知識とスキルをアピールできれば、採用担当者に強い印象を与えられるでしょう。

    就職・転職面でもAzureのスキルはメリットになります。

    【初心者向け】Azureの独学の進め方

    Azureには使いやすい学習ツールが揃っています。そのため、以下の流れで進めれば無料でも独学が十分に可能です。

    1. 公式ドキュメントを読み込む
    2. Azureの無料利用枠を使って勉強する
    3. Azureのハンズオンラボを受講する

    Step1.公式ドキュメントを読み込む

    Azureを独学する際は、まず公式ドキュメントを徹底的に読み込みましょう。Azureの基本的な機能や設定方法が詳細に説明されているため、理解するならこれだけでOKです。公式なので信頼性が高く、常に最新の情報が記載されています。

    独学の際は、まずAzureについて公式ドキュメントを使って理解し、そのうえで次の段階へと進みましょう。

    Step2.Azureの無料利用枠を使って勉強する

    Azureの基本的な知識を身につけられたら、次にAzureの無料利用枠を活用して実際に手を動かしてみましょう。公式ドキュメントだけでは得られない経験ができます。

    しかも、無料利用枠では、多くのAzureサービスを無料で試せます。リスクもないため、学習の幅が大きく広がるでしょう。

    例えば、仮想マシンを作成して管理する経験を積むといった、実務に近い環境で学ぶのも可能です。

    実践に勝る経験はありません。座学で身につけた知識を、より実践的なスキルとして昇華できるでしょう。

    Step3.Azureのハンズオンラボを受講する

    ある程度の知識・スキルを身につけられたら、Azureのハンズオンラボの受講がオススメです。実践的なスキルを、さらに深められます。

    ハンズオンラボでは、特定のシナリオに沿ってAzureを使いこなす体験ができます。例えば、セキュリティ設定やデータベース管理など、業務に直結するスキルを実際の環境で学べるのです。

    独学で培った知識には、どうしても限界があります。ハンズオンラボを利用して、実際の業務で活かせるレベルに引き上げていきましょう。

    Azureの独学で使えるオススメ学習リソース2選

    Azureは人気のツールということもあり、様々な出版社から参考書が出版されています。ですが、基本的には以下を使えば無料で学べます。

    • Azureの公式ドキュメント
    • Microsoft Learnの無料コース

    Azureの公式ドキュメント

    Azureの公式ドキュメントは、独学に最適な教材の1つです。公式情報なため信頼性が高く、最新の機能やサービスに対応しています。

    具体的な設定方法やトラブルシューティングの手順が詳細に解説されていることもあって、初めてAzureに触れる人でも安心して学習を進められます。

    まずは公式ドキュメントを活用し、正確なAzureの知識を深めていくようにしましょう。

    Microsoft Learnの無料コース

    Microsoft Learnの無料コースを利用するのも、Azureの学習としてオススメです。Microsoft技術の学習プラットフォームなため、教材として活用できます。Udemyなどの学習サイトと同じような感覚で使え、自分のペースで学習が可能です。

    例えば、「Azureの基礎」では、クラウドの概念やアーキテクチャとサービスなど、細かくわけて開設してくれています。

    Azureの基礎から応用まで体系的に学ぶなら、ぜひ利用したい学習教材の1つです。

    Azureの独学でオススメの方法3選

    Azureは公式サイトを使う以外にも様々な勉強方法があります。特に以下はオススメです。

    • 書籍
    • 学習サイト
    • プログラミングスクール

    書籍

    Azureの独学では、書籍を使う方法もオススメです。書籍は体系的にまとめられているので、基礎から応用まで一貫した流れで学べるメリットがあります。

    また、図解や表が入っていたりフルカラーだったりと、初心者にもわかりやすい工夫もされています。電子版なら、通勤時間や休憩時間といった隙間時間でも、スマートフォンを使って学習できます。

    独学で非常に使いやすいツールといえるでしょう。

    学習サイト

    Azureは、学習サイトの教材としても人気です。動画やクイズを通して、楽しく効率的に学習を進められるコースを利用すれば、モチベーションを維持しながら習得できるでしょう。

    特に、「Udemy」や「TechAcademy」といった学習サイトは、Azureのコースが充実しています。実際のプロジェクトを通じてスキルを磨けるものもあるため、実践的な知識とスキルを効果的に身につけたい人にオススメです。

    なお、無料で学べる学習サイトについては、以下の記事で詳しく解説してるので、ぜひ確認してください。

    無料で学べる!初心者向けAWS勉強サイトのオススメ6選 | 選び方や学習のポイントも解説

    プログラミングスクール

    プログラミングスクールを利用してAzureを学習する方法もオススメです。専門の講師が指導してくれるため、短期間で効率的に習得できるメリットがあります。

    また、書籍や学習サイトとは違い、学習サポートや就職・転職サポートも魅力です。挫折せずに学べる環境が整っており、キャリアチェンジの面でも安心できます。

    コストはかかるものの、それに見合ったメリットのある学習方法です。

    Azureの独学は自分に合った方法を選ぼう

    Azureは世界中で使用されているサービスです。習得すれば、キャリアに大きく影響する知識・スキルとなっています。

    公式ドキュメントやMicrosoft Learnを使えば、無料で独学も可能です。基本的な知識やツールを揃え、計画的に学習を進めて、Azureを身につけていきましょう。

    もし、書籍や学習サイトを使っての独学が難しいという人は、プログラミングスクールでの学習も検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。

    年齢や経験を問わず、卒業後に活躍している先輩エンジニアが数多くいます。さらに、転職サポートの無期限延長保証も実施中です。無料体験授業や個別カウンセリングも実施しているので、まずは気軽にお問い合わせください。

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    よくある質問

    Azureの勉強時間はどのくらいですか?

    Azureは専門的な知識が必要になるため、習得には最低でも80時間~120時間ほど必要です。Azureの資格を取得する場合でも、最も簡単な資格でその程度の時間はかかると認識しておきましょう。

    Azureの欠点は何ですか?

    最大限活用するためには、専門知識や技術が必要になる点です。同じMicrosoftが提供しているOffice製品と比べて遙かにカスタマイズ性が高いため、使いこなそうとすると様々な専門知識が問われます。

    AZ900の勉強時間はどのくらいですか?

    AZ900は、クラウドの概念や基礎的なAzureのサービスなどを問われる資格です。初心者向けのため、20時間~30時間程度の勉強で合格できるでしょう。

    Azure ADはなくなったのですか?

    2023年10月より「Microsoft Entra ID」と名前を変更して提供されています。

    【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

    プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

    「フリーランスエンジニア」

    近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

    「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

    私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

    比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

    多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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