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【必見】JavaScriptの独学方法6ステップ。挫折しないためのコツも詳しく紹介

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「JavaScriptって独学でも習得できる?」

「JavaScriptを独学で学びたいけど、どう始めればいいのかわからない」

このように考えている初心者は、多くいます。実際、JavaScriptは多くの教材や学習サイトで学習できますが、どれが自分に合った学び方なのかはわからないものです。

加えて、プログラミングの専門用語や複雑な概念もあるため、初心者が不安になってしまうのも当然でしょう。

そこで今回は初心者の人に向けて、「JavaScriptを独学で習得する手順」を紹介します。独学で意識したいコツやポイントも解説しているので、ぜひ独学の参考にしてください。

監修者

古里 栄識

クラウドエンジニア/RareTECHメイン講師

慶應義塾大学理工学部卒業。フリーランスエンジニアとして活動後、AWS Japanに入社。現在は、RareTECH講師としての登壇や、法人向けIT研修講師として勤務。情報処理安全確保支援士。

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JavaScriptは独学でも習得できる

結論からいえば、JavaScriptは独学でも習得できます。まずは独学するにあたって、JavaScriptの基礎的な部分を知っておきましょう。

  • JavaScriptの特徴
  • JavaScriptでできること
  • JavaScriptの勉強に必要な時間
  • JavaScriptの独学方法

JavaScriptの特徴

JavaScriptは、Webページに動きを与えるためのプログラミング言語です。他のプログラミング言語に比べて比較的シンプルで、学習のハードルが低い特徴があります。以下の特徴を知っておきましょう。

  • コンパイル不要
  • ブラウザで動作する
  • 動的型付け言語
  • オブジェクト指向
  • HTMLやCSSと関連性が強い

JavaScriptはブラウザさえあればコードを実行できるため、コンパイルが不要です。学習難易度も高くないことから、気軽に学習を始められる言語といえるでしょう。

JavaScriptでできること

JavaScriptでできることは多岐にわたります。代表的なものを以下に挙げてみましょう。

  • Webページに動きをつける
  • ユーザーの操作に応じて情報を開示する
  • デスクトップアプリケーションを作る
  • サーバーサイドプログラムの作成

本来はWebページに動きをつける使い方が主流でしたが、近年はNode.jsという技術の登場により、サーバーサイドの開発にも利用されています。

JavaScriptの勉強に必要な時間

JavaScriptの学習に必要な時間は、個人差によります。プログラミング経験や学習のペースによって異なるため、一概にはいえません。ただ、未経験から基礎的な技術を習得できるのには、200時間程度の学習が必要とされています。

1日1時間を学習に使ったと仮定すると、数ヶ月~1年程度あれば習得可能です。毎日継続して学習していれば、誰でも到達できるでしょう。

JavaScriptの独学方法

JavaScriptを独学で習得する方法は、様々なものがあります。一般的に良く利用されているのは、以下の方法です。

  • 書籍
  • 動画講座
  • 学習サイト

JavaScriptは人気の言語なので、様々な媒体で学べます。自分が取り組みやすい方法で独学に挑戦してみましょう。

JavaScriptを独学で習得できる6つのステップ

JavaScriptを独学で始める際、意識したいのが学習する順序です。初心者がいきなり学習を始めると挫折する可能性が高くなってしまうため、以下の流れを意識して進めてみましょう。

  1. HTMLとCSSを勉強する
  2. JavaScriptの基礎を勉強する
  3. ライブラリを勉強する
  4. JavaScriptの環境構築をする
  5. JavaScriptのフレームワークを勉強する
  6. 実際にアニメーションを作ってみる

Step1.HTMLとCSSを勉強する

JavaScriptを学ぶ前に、まずはHTMLとCSSの基礎を理解しておきましょう。JavaScriptは、このHTMLとCSSで作成されたWebページに動きを与えるための言語なためです。両方の知識がなければ、JavaScriptの理解を深められません。

HTMLはWebページの構造を記述するための言語、CSSはWebページのデザインを記述するための言語となっています。どちらもWebページに必ず利用されるので、JavaScriptには必須の知識です。

まずはHTMLとCSSを勉強し、JavaScriptを学ぶ下地を作りましょう。

なお、HTMLとCSSの独学については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してください。

【必見】HTML/CSS学習を成功させるヒントを紹介。初心者でも挫折しない方法4選

【必見】初心者向けHTMLのオススメ学習方法4選 | 学習のポイントとオススメツールも紹介

Step2.JavaScriptの基礎を勉強する

HTMLとCSSの基礎を理解できたら、いよいよJavaScriptの学習を始めます。変数や関数、制御文といったプログラミングの基礎的な概念を学びましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、簡単なプログラムを実際に作成しながら学習を進めていくと、徐々に理解を深めていけます。

基礎を理解できているかは非常に重要なので、時間を確保して学習を進めていきましょう。

Step3.ライブラリを勉強する

JavaScriptは、ライブラリがポイントになるプログラミング言語です。ライブラリとは、汎用性が高いプログラムのひな形のこと。あらかじめ作られた便利な機能の集まりと認識しておきましょう。

JavaScriptには。jQueryやReactといった有名なライブラリがあります。より効率的にWebアプリケーションを開発できるため、実践でも良く使われます。

ライブラリを使うと自分で1から全てのコードを書く必要がなくなり、開発時間を大幅に短縮できるようになるでしょう。

Step4.JavaScriptの環境構築をする

ライブラリまで勉強できたら、いよいよJavaScriptのコードを実行するための開発環境を構築します。以下のどちらかの方法を使って、JavaScriptを実行できるようにセッティングしましょう。

  • ブラウザの開発者ツール
  • テキストエディタ
  • 統合開発環境

ブラウザを利用すると、環境構築不要でスムーズにJavaScriptを実行できます。Webサービスを使っての環境構築もできますが、セキュリティ面で不安が残るので、初心者のうちはブラウザがオススメです。

Step5.JavaScriptのフレームワークを勉強する

JavaScriptを使っての開発は、フレームワークを使うケースも多々あります。そのため、フレームワークについても勉強しておきましょう。

フレームワークとは、Webアプリケーション開発を効率化するためのツールキットのようなものです。あるなしで効率が大きく変わります。

フレームワークを使うと一貫性のあるコードを書け、開発の品質を高められます。JavaScriptを習得するなら、ぜひ身につけておきたいスキルです。

Step6.実際にアニメーションを作ってみる

最後に、学んだ知識を活かして、実際にWebページに動きをつけてみましょう。手を動かすと気付ける部分が多くあるためです。

その際、以下の流れで進めるとわかりやすいでしょう。

  1. アニメーションが起きるタイミングを決める
  2. HTMLとCSSで要素を作る
  3. functionを定義する
  4. アニメーションの開始条件を定義する

簡単なアニメーションを作成する中で、JavaScriptの楽しさを実感できます。ポートフォリオとしても活用できるので、実際にアニメーションを作って公開しましょう。

JavaScriptの独学で挫折しないための4つのポイント

JavaScriptを含め、独学は挫折しやすい学習方法です。その中で挫折せずに学習を終えるには、以下のポイントを意識しておくと良いでしょう。

  • 目的・目標を決める
  • 毎日継続して勉強する
  • すぐに質問できる環境を作っておく
  • 実際にコードを書いてみる

目的・目標を決める

JavaScriptを独学する際は、目的と目標を決めておきましょう。明確なゴールがあれば、モチベーションを維持しやすいためです。その際、具体的な数字まで入れておいてください。

例えば、「3ヶ月で簡単なWebページを作る」といった目標です。学習の方向性が定まり、毎日の勉強を意識してできるようになります。

可能であれば、目的・目標を紙に書き出して、見える位置に貼っておきましょう。視覚的にアプローチできるので、さらに効果があります。

毎日継続して勉強する

毎日継続して勉強するのも重要です。習慣化できれば、勉強が苦になりません。歯磨きのように、しないと気持ち悪くなるくらいまでになると、学習効率が大きく上がるでしょう。

学習時間は短くてもOKです。1日30分でも構いません。毎日JavaScriptに触れる時間を作ってください。知識が定着しやすくなり、長期間の学習でも挫折しにくくなります。

すぐに質問できる環境を作っておく

独学では、すぐに質問できる環境を作っているかどうかが、非常に重要です。疑問をそのままにしておくと学習意欲が低下します。すぐに解決できるよう、質問できる場所は確保しておきましょう。

オススメは、オンラインコミュニティやSNSです。同じ目標を持つ仲間を見つけやすいため、積極的に活用していきましょう。

上手く活用すればわからない部分をすぐに解決でき、スムーズに学習を進められます。

なお、エンジニア向けのオススメコミュニティについては以下の記事で紹介していますので、ぜひ確認してください。

実際にコードを書いてみる

基礎を習得できたら、積極的にコードを書いていきましょう。実際に手を動かすのが、最も効果的な学習方法です。座学ではわからなかった部分まで理解を深められます。

学んだ内容を使って簡単なプロジェクトを作成していると、学習の成果を実感できるため、自分の成長もわかります。作成したコードをポートフォリオとして使うのも良いでしょう。

一石二鳥以上の効果があるので、ぜひ挑戦してみてください。

JavaScriptの独学が難しい場合はプログラミングスクールがオススメ

JavaScriptの独学は、適切な学習方法に従って継続的に進めれば、誰でも達成できます。基礎から応用までを段階的に学び、実際のプロジェクト形式で実践し、スキルを向上させていきましょう。

今回紹介した挫折しないためのポイントを活用し、モチベーションを保ちながら学習を続けてくださいね。

JavaScriptを独学で勉強するのに自信がない人は、プログラミングスクールも検討しましょう。中でも、オンラインスクールの「レアテック」がオススメです。代替の効かない希少型エンジニアとして活躍できる「一生モノ」のスキルと知識を学べます。

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よくある質問

JavaScriptを独学で勉強するにはどれくらい時間がかかりますか?

個人差がありますが、未経験から基礎的な技術を習得するのに、200時間程度の学習が必要です。1日に1時間の学習時間を設けたとして、半年~1年程度かかるでしょう。

JavaScriptを習得するコツは?

JavaScriptを効率的に習得するなら、以下の方法がオススメです。

  • JavaScriptで構成されているWebサイトを研究・分析する
  • 理論的な思考を身につける
  • 演習・実践を繰り返す
  • コードを繰り返し書いて慣れる
  • 構文の持つ意味を理解する
  • 複数の勉強方法を取り入れる

様々なWebサイトで使われているので、まずは気になったページを確認し、分析していきましょう。

JavaScriptの欠点は何ですか?

JavaScriptには、以下のデメリットがあります。

  • Webサイトのパフォーマンスが落ちる可能性がある
  • セキュリティリスクがある
  • ブラウザ間の互換性が完全ではない

JavaScriptを使ったWebページを開く際、コードもサーバーから読み込まれます。そのため、コード量が多いとページを開くのが遅くなってしまうのです。ユーザーのデバイスに依存してしまう点は、JavaScriptの欠点といえるでしょう。

Javaを独学で勉強するには何ヶ月必要ですか?

Javaの場合、初心者が習得するのに400時間~500時間ほど必要です。ただし個人差が大きいため、人によっては100時間程度で習得できるケースもあります。

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